繊細さんのための手帳の使い方【HSP】
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こんにちは。
繊細さん気質で内向型カウンセラーの井上ゆかりです。
『pure life diary 感性をみがいて自分にやさしくなれる手帳』の開発者でもあり、『もう内向型は組織で働かなくてもいい 「考えすぎるあなた」を直さず活かす5ステップ』という本の著者でもあります。(本は旧姓の堤)
目次
HSP繊細さんのための手帳の使い方が意外とない
世の中にはたくさんの手帳があり、たくさんのHSP繊細さんの本があります。
だけど意外とHSP繊細さんのための手帳や手帳の使い方を解説した書籍や動画など、情報がないことに気づきました。
HSP繊細さんの陥りがちな手帳のワナ
よく考えてみると手帳の開発者さんは外向型の人だったり、ビジネスでバリキャリと言われているような人だったり、キラキラしている印象な方が多いですよね。
自分の力でバリバリと変わっていける人はそういった手帳を使ったり、手帳の使い方をマネしたりすることで躍進していけるのでいいと思います。
だけど繊細さんがそういった手帳の使い方をすると、他人と比較してできていない自分に傷ついてしまったり、自己肯定感が下がってしまったりします。結果として使うのが辛くなり、手帳に挫折してしまうのです。
HSP繊細さんの特徴を自己理解する
HSP繊細さんが手帳を挫折しないためには、繊細な気質に合った手帳の使い方をしていくと良いのです。
その前に繊細さん気質の特徴を理解しておくと、手帳を実践していく時により腹落ちしやすくなります。継続できたり、他人と比べたりすることなく自分にやさしくなっていけるので繊細さんの特徴をお伝えしておきますね。
繊細さんで多い特徴をまとめたのですがあなたにも当てはまる項目があるのではないでしょうか?
- 心に興味がある人が多い(心理学や自己啓発系を勉強している)
- 自分を知りたい、深めたい、自己診断系が好き
- 一人の時間が必要
- 自分のペースで仕事がしたい
- 物事を理解して整理する時間が必要
繊細さんは実は強みがたくさんあるのですが、外向型優位の社会において自分を活かせてない人が多いのです。
このような環境から繊細さんの話を聞くと、以下のような声をよく聞きます。
- 自己肯定感が低い
- 自分には成功体験がないと思っている
- 自分には強みがないと感じている
- 自分のやりたいことがわからない
- 他人と比べてしまい自己否定をしてしまう
- コミュニケーションが苦手と思っている
- 急かされたりスピード感を求められたりすると辛い
ただあなたがわるいのではなく社会のしくみであったり、まわりの人の理解がないだけだったりするので決して自分を責めないでくださいね。
また、わたしがたくさんの人の話を聞いたり、手帳のユーザーさんの声を聞いたりする中で強みがない人はいないですし、成功体験がない人もいません。自分で気づいてないだけです。
手帳のワークショップでグループに分けてディスカッションをすると「自分の強みがわかりました!」という声をいただくことも多々あります。
そのため、HSP繊細さんのこのような気質、資質をまずは自分で自己認知することが最初の1歩です。
ではいよいよ次からは繊細さんのための手帳の使い方のポイントをお伝えしますね。
HSP繊細さんに合った手帳やノートの使い方
繊細さんのための手帳の使い方ですがノートでも良いと思います。
繊細さんの手帳の使い方のポイントは4つ
- 繊細さんは少しずつ始める、少しずつ変化する
- 繊細さんにはふりかえりが必要
- 繊細さんの感性を活かす
- 繊細さんは自分を知る、自分を深めるステップが必要
では1つずつ解説していきましょう。
1. 繊細さんは少しずつ始める、少しずつ変化する
繊細さんはゴリゴリ系の人たちと違って一度にたくさんの刺激を受けると疲弊してしまいます。自分の習慣を変える時も同じで、手帳も少しのがんばりで始められるような手帳が合います。
そのため、いきなりたくさんのことを書くような手帳はおすすめしません。毎日たくさんのことを書くのは大変で挫折してしまう可能性が高いからです。
挫折してしまうことで自己肯定感が下がってしまいます。
まずは、1日3分くらいで書けるような小さく始められる手帳を使うことをおすすめします。
そして一気に変化しようと思わないこと。「書けない日があってもいい」という許可を自分に出してあげたり、「少しずつ自然と変化すればいい」という気持ちで取り組んだりすると良いでしょう。
2. 繊細さんにはふりかえりが必要
繊細さんにはガンガンと前に進む強いエネルギーの人たちと違って、ふりかえるというおだやかな時間があるといいです。
ふりかえることで自分の気持ちを整理できたり、時には新たな自分の一面に気づいたりすることもあるでしょう。
自分の小さな変化を感じられるので、自己受容、つまり自然と自分のことを認められるようになっていきます。
バーチカルタイプの手帳の多くはスケジュールを書く欄はあるのですが、ふりかえりがない手帳も多いのです。
繊細さんの手帳選びとしては、「ふりかえりができる手帳」を選ぶことをおすすめします。
3. 繊細さんの感性を活かす
繊細さんは、繊細がゆえに本来感性が豊かな人が多いです。
ただ、日常の忙しさや外向型優位の社会の中で感性が閉じてしまっている人が多いのが現状。
そのため「感性をみがく」ということを日常の中に少しでも意識して過ごすと良いです。
意識だけだと忙しさの中で忘れ去られてしまうので、手帳の中にその時々の感性のテーマなどを書き出して、まずは感性をみがくことに意識を向けると良いです。
感性を意識したり、取り組んだりすること自体は難しいことではありません。取り組みやすく、やってみることで心の変化を感じやすかったり、幸福感を得られたりすることも多いのでぜひ取り組んでみてくださいね。
4. 繊細さんは自分を知る、自分を深めるステップが必要
繊細さんは本来持っている自分の強み、やりたいことが抑圧されて埋もれていることが多いです。
そのため何かを目指したり、大きく目標を立てたりする前にまずは「自分を知る」「自分を深める」というステップが必要。知識や本で学ぶだけではなく、手帳やノート、ワークブックなどを通じて自分に当てはめて自分の価値観、自分の強み、やりたいこと、好きなことを書き出すことが大切です。
なぜなら、理論を学んでも現実は変わらないからです。自分に当てはめて実践することが大事です。
実践する時に頭の中だけで考えていると自分のことを客観的に見られないので、書き出すということで自分を客観視できるようになります。
よく「人のことはよく見えるのに自分のことはよくわからない」と言いますが、書き出すことによって人のことを見るように自分を観察できます。
また自分を知る、深めることを1回したくらいで人生は変わりません。
簡単でもいいので上記のふりかえるという習慣を取り入れてみましょう。自分をだんだん深く理解できるようになって、自然と自分にやさしく「らしさ」を取り戻していけるようになります。
HSP繊細さんに合う手帳pure life diary
ここまで読みHSP繊細さんの手帳の使い方がわかったかと思いますが、
「じゃあ、実際どの手帳を使えばいいの?」
という疑問が湧くかと思います。
HSP・繊細さんに関する書籍はたくさん発売されているのに、これまで説明したような繊細さんにぴったりな手帳というのがあまりなかったです。
そういった点でも繊細さん気質のわたしが開発したpure life diaryは繊細さんに合うかと思います。
pure life diary のコンセプトは「まじめでがんばり屋さんが、感性をみがいて自分にやさしくなれる手帳」
冒頭に「自分を知るワーク」がたくさん用意されているのですが、少しずつ始める、少しずつの変化という点ではデイリーページから使うのもおすすめです。
デイリーページは
- 枠が小さいので無理なく続けられる(ユーザーさんの書く時間の平均は3〜5分)
- ふりかえりのページがある
マンスリーページは
- 感性をみがくテーマが用意されている
- 感性のふりかえりもある
- 何をテーマにしていいかわからない人にはテーマの例も記載されている
繊細さんの感性に共感できるようなやさしいデザインにもなっています。
このグラデーションのデザインには、「みんな違っていい、世の中には白黒ハッキリつけられないことも多いのが自然」という意味も込められています。
小さく始めやすく、無理なく続けられるデイリー、マンスリーページで始めつつ、合間や時間が取れる時に少しずつ「自分を知るワーク」に取り組んでいくと良いです。
「自分を知るワーク」は他の手帳にはないこれ1つでワークブックが別冊でできるくらい内容が充実していますので、自分を知ること、深めたい人にもぴったりです。
pure life diaryは「誰も置いてけぼりにしない手帳」「挫折しない手帳」もテーマにしています。そのため、購入者さん向けに他の手帳だと有料でやっているようなセミナー、ワークショップはすべて無料で行なっています。
また自分のペースで学びたい人には専用の動画サイトがあり、自分の好きな時間に好きなペースで手帳の使い方や、行動や習慣をつかさどる脳や心のしくみを学ぶことができます。
『pure life diary 感性をみがいて自分にやさしくなれる手帳』
2022年版は完売していますが、2023年版は秋ごろから予約予定です。