バレットジャーナルのシンプルな書き方は?手順やアイデアを紹介
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「バレットジャーナルをやってみたいけれど、具体的な書き方がわからない」
「シンプルでも、おしゃれに書くにはどうしたらいい?」
という方もいるのではないでしょうか。
バレットジャーナルでは箇条書きと記号をメインに使うため、初心者さんでも簡単にスケジュールやタスクを管理できます。
この記事では、以下の内容をご紹介します。
- バレットジャーナルの書き方の手順
- バレットジャーナルの書き方のアイデア
- バレットジャーナルを無理なく続けるコツ
- バレットジャーナルのシンプルでおしゃれな書き方アイデア
「日常のやるべきことを整理して、心地よい暮らしを手に入れたい」「楽しみながら計画を立てて、目標を達成させたい」という方のご参考になればさいわいです。
なお、当メディアを運営するfeppiness株式会社が開発した手帳『pure life diary』は、「自己理解」や「自分にやさしく」をコンセプトにしているため、シンプルながらもおしゃれなデザインです。価値観や強みを知るワークも多くあり、文字を書き入れるだけでかわいく仕上がります。
手帳の見た目にもこだわりたい方や、自分と向き合い人生をより良くさせたい方は、このような手帳を活用してみるのもおすすめです。
目次
バレットジャーナルの書き方【5つの手順で紹介】
バレットジャーナルとは、「ラピッドロギング」という箇条書きの記述法をベースにしたノート術を指します。アメリカ人のデジタル製品デザイナーである、Ryder Carroll(ライダー・キャロル)氏が考案しました。
彼には学習障害があったため、大事なことを一目で理解できる記録の仕方を模索していました。それがきっかけで完成したのが、バレットジャーナルです。
ここでは、具体的な書き方を、以下5つの手順に沿って解説します。
- ノートとペンを用意する
- 使用するKEY(キー)を決める
- INDEX(インデックス)をつくる
- 3つのLog(ログ)を書き込む
- バレットにチェックを付ける
【手順1】ノートとペンを用意する
バレットジャーナルを始めるときに準備する物は、以下の2つです。
- 好きなノート1冊
- ペン1本
使用するノートに決まりはありませんが、これから購入するのであれば、A5サイズ・ドット方眼がおすすめです。
大きすぎず小さすぎないので、スケジュールやタスクを書く十分なスペースを確保しながらも、持ち運びしやすいメリットがあります。
A5サイズを含め、コンパクトなノートを使う場合、ペンは0.28mmなど細いものを選ぶと、文字を多く記入できます。
また、ドット方眼のノートなら方眼が目印になり、カレンダーなども簡単&きれいに書けますよ。
すでに手帳を使用しており、バレットジャーナル用のノートと使い分けるべきか、1冊にまとめるべきか迷う方は、下記の記事もヒントにしてみてくださいね。
▶関連記事【手帳とノートはどう使い分ける?アイデアとおすすめのノートサイズ】
【手順2】使用するKEY(キー)を決める
バレットジャーナルでは、「バレット」と呼ばれる記号を使い、これを「KEY(キー)」と呼びます。
記号で表すことで、一目でスケジュールやタスクの進み具合を確認できます。
バレットジャーナルに使用する記号は、自由に決めて構いません。「自分で考えるのがむずかしい」という方は、以下のバレットの例を参考にしてみてくださいね。
▼基本のバレット
- 「・」:タスク(その日のToDoなど、すぐに実行できるもの)
- 「〇」:イベント(誕生日や記念日など大切な予定)
- 「-」:メモ書き(思いついたことや手に入れた情報など)
▼バレットを目立たせたいとき
- 「*」:重要(特に大切なイベントなど)
- 「!」:アイデア(思いついたアイデア)
KEYを決めたら、忘れないようにバレットジャーナルの最初のページに記入しておきましょう。
【手順3】INDEX(インデックス)をつくる
KEYを書き入れた同じページに、「INDEX(インデックス)」をつくります。
インデックスとは、全ページの目次のことです。
過去の内容をふりかえりたいとき、スムーズに見つけられるよう、何ページに何が書いてあるかを記入します。あとからインデックスを追加しやすいよう、4ページくらいゆとりを持たせておくとよいでしょう。
インデックスの作成が面倒に感じる方もいるかもしれません。しかし、同じテーマの内容を記載したページが分散されても、目次があれば効率的に見つけられます。
バレットジャーナルのページ番号は、一気に書かなくてもよいので、以下のように自分にとって無理のない方法で埋めてみてくださいね。
▼無理のないページ番号の書き方の例
- 奇数または偶数ページのみ数を書く
- 使いながら少しずつ番号を振っていく など
【手順4】3つのLogを書き込む
INDEXが完成したら、バレットジャーナルのページを構成する、以下の3つの「Log(ログ)」を書き込みます。
- Future Log(フューチャーログ)
- Monthly Log(マンスリーログ)
- Daily Log(デイリーログ)
1.Future Log(フューチャーログ)
フューチャーログとは、年間カレンダーのようなものです。半年~1年分の大まかな行事や予定を書き入れ、確認するために使います。マスの区切り方に決まりはなく、使いやすいように分割してOKです。
おすすめの書き方は、ノートの見開きページに、横に3分割する線を2本引いて、全部でマスを6つ作る方法です。1マスが1か月分のスペースなので、見開き2ページで半年分の予定を書き込めます。
▼フューチャーログに書き込む予定の例
- 誕生日
- 長期休暇
- 学校行事
2.Monthly Log(マンスリーログ)
マンスリーログは、1ヶ月分のスケジュールとタスクを書き込むカレンダーで、月のはじめに作成します。一般的には、ノートの左ページに月間カレンダー、右ページにその月にやるべきことを箇条書きで記入します。
月間カレンダーは、大事な予定が目立つように、シンプルに書くのがポイントです。右ページには、前の月のマンスリーログを見て、未完了のタスクから必要なものだけ書き移してから、今月のやるべきことを追記します。
3.Daily Log(デイリーログ)
デイリーログは、バレットジャーナルのメインです。
まず、タイトルとして日付を書き入れます。最初に決めたKEYを使いながら、その日1日のスケジュールやタスク、アイデアなどを箇条書きします。
デイリーログの書く内容にルールはないので、以下の例のように自由に書き入れてみてくださいね。
▼デイリーログに記入する内容の例
- その日の出来事や感想
- 読書や映画の記録
- 旅行の思い出
バレットジャーナルの大きなメリットは、一日に書き込むスペースに制限がないことです。
箇条書きの内容が少ないのであれば、同じページの途中から次の日のデイリーログを書き込んでも構いません。反対にスケジュールやタスクが多くある場合は、1ページ内におさめず、数ページにわたって書き込んでも大丈夫です。
【手順5】バレットにチェックを付ける
デイリーログを確認しながら、箇条書きの「・」にタスクの進行状況を表す、以下のKEYを重ねて書き込みます。
- 「×」:完了したタスクにつける
- 「>」:次の日に移動したタスクにつける
- 「<」:未来の予定に変更したタスクにつける
ここまでが、バレットジャーナルの基本的な書き方です。自分なりに書きやすい方法を試して、自分の大切な時間を管理していきましょう。
バレットジャーナルのシンプルでおしゃれな書き方アイデア
「バレットジャーナルを始める際、「見るたびに気分が上がるよう、見た目にもこだわりたい」「かわいく記録したい」という方もいるのではないでしょうか。
とはいえ、デコレーションにこだわりすぎると、続けるのがおっくうになってしまう場合があります。バレットジャーナルの主なメリットは「シンプルで迅速な記録方法」です。
そのため、簡単にページをかわいくできる工夫を取り入れるのがおすすめです。
ここからは、シンプルながらもおしゃれに仕上がる、バレットジャーナルの書き方のアイデアを3つご紹介します。
- マスキングテープ
- シール
- スタンプ
マスキングテープ
マスキングテープを使えば、バレットジャーナルを簡単にかわいくできます。たとえばデイリーログなら、シンプルなマスキングテープの上に日付を書き入れるだけで、おしゃれ度がアップします。
また、万年カレンダーがプリントされたマスキングテープもおすすめです。マンスリーログのページの好きな場所に貼るだけで、カレンダーの作成が完了します。
シール
「文字だけでは物足りないけれど、カラーペンでデコレーションするのはハードルが高い」という方には、シールが向いています。
バレットジャーナルの空いているスペースに貼るだけで、かわいく仕上がります。
手持ちのシールはもちろん、100均でもおしゃれなデザインが豊富に販売されているので、お気に入りを探してみてください。
スタンプ
バレットジャーナルの目立たせたい項目の横に、スタンプを押すのも方法です。おしゃれ感だけでなく、あたたかみを添えられます。スタンプ台がいらない、浸透印タイプが手軽でおすすめです。
ほかにも、バレットジャーナルや手帳タイムを彩るおすすめの文房具を以下動画で紹介していますので、参考になるかもしれません。
バレットジャーナルを無理なく続けるコツ
シンプルさが魅力のバレットジャーナルですが、書き方によっては負担に感じてしまう場合があります。
ここでは、バレットジャーナルを無理なく続けるコツを3つ解説します。
書くタイミングを決めておく
バレットジャーナルを習慣化させる自信がない方は、書くタイミングを決めておくとよいでしょう。
- 朝起きたとき
- 入浴後
- 寝る前
など、今のルーティーンとセットにするのがおすすめです。使いやすい場所にノートとペンを置いておけば、よりバレットジャーナルに取り組みやすくなります。
なお、習慣化のポイントやコツは以下の記事でくわしく解説していますので、バレットジャーナルを無理なく続けたい・楽しみたい方は、チェックしてみてくださいね。
▶関連記事【習慣化のコツは?挫折しないポイントを紹介【人生を変化】】
お気に入りのノートとペンを使う
バレットジャーナルに使用するノートやペンは、おしゃれなデザインなど、お気に入りを選ぶのがおすすめです。
がんばってページを飾らなくても、気分が上がります。
デコレーションするのが好きな方は、カラーペンでフォーマットやイラストを書き入れてもよいでしょう。
また、バレットジャーナルを使う目的や、期待できる効果を知っておくことも、続けるモチベーションにつながるはずです。
バレットジャーナルのメリット・デメリットや、継続するコツについてくわしく知りたい方は、以下の記事もヒントにしてみてくださいね。
▶関連記事【バレットジャーナルが意味ないと言われる理由とは?効率よく使うコツ】
完璧を目指さない
バレットジャーナルはシンプルさが魅力なので、見た目にこだわりすぎる必要はありません。
カラーペンやシールなどでデコレーションするのが苦手な方は、しなくても大丈夫です。自分が無理なく続けられることを優先しましょう。
とはいえ、「書くのが楽しみになるよう、少しでもバレットジャーナルをかわいくしたい」という方もいるでしょう。
feppinessの手帳『pure life diary』は、やさしいグラデーションがベースのおしゃれなデザインです。シンプルながらも、かわいい見た目やページのため、デコレーションや映える工夫をしなくても、書き込むだけでかわいく仕上がります。
見た目にこだわりたい方は、こういった手帳を活用してみるのもおすすめです。
バレットジャーナルでやるべきことを整理して心地よい暮らしを手に入れよう
バレットジャーナルは箇条書きと記号を使うため、スケジュールやタスク管理に苦手意識をもっている方も、トライしやすいノート術です。
無理してデコレーションしたり、「毎日書かなくては」と自分に厳しくしたりする必要はありません。忙しい日々のなか、心地よく過ごすための手段として、バレットジャーナルを試してみてはいかがでしょうか。
頭ではわかっていても、つい完璧を求めてしまう「まじめでがんばり屋さん」は、「自分にやさしくなれる」がコンセプトの手帳『pure life diary』で、バレットジャーナルを試してみるのもおすすめです。
自然に「うまく書けなくても大丈夫」「タスクが少しでも進められてOK!」と、自分にやさしくなれ、ポジティブな気持ちで毎日を過ごすことにつながるでしょう。