コーチング×手帳『pure life diary』。併用して人生を最速で変化させる方法を解説
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最近話題の「コーチング」。コーチとの対話を通じて理想や夢、目標を叶えるためのコミュニケーション技術です。
「TO DO 思考ではなくTO BE思考で自分にやさしくなる」をコンセプトに掲げている『pure life diary』も、実はコーチング要素がたくさん詰まっています。
今回は、プロコーチで『pure life diary』のユーザーでもあるサカモトヒロキさんに、『pure life diary』とコーチングを併用し、現状の枠を超えてやりたいことを見つける方法を伺いました。
【プロフィール】
サカモトヒロキさん
私は過去に製造業において15年間、海外営業を担当しておりました。その経験の中で、事業戦略や働き方改革のプロジェクトにも携わらせていただきました。現在は外資系IT企業に所属し、日本の製造業のデジタルトランスフォーメーション、通称DXの支援をしています。また、家族で設立した会社では、コーチングと薬膳の2つのアプローチで、心と体の調和をサポートしております。
◎ヒロキさんのnote:https://note.com/hirokionline/n/n860743ca539e
目次
手帳『pure life diary』のワークは、まさにコーチングそのもの
――へいすけ:
まず、「コーチング」について簡単に概要を教えてください。
ヒロキさん:
コーチングは、「対話」を通して、今の現状を変えてもっと思い切った変化や行動を起こしたい、現状の枠の外側のことに挑戦してなりたい自分を実現したいという方の背中押しをする取り組みです。
よく混同されるものにカウンセリングがありますね。カウンセリングは不安や辛いことなど、今の悩みを解消するための問題解決が目的となりますが、コーチングは夢や目標を実現していくことが目的で、それを伴走するのがコーチの役割です。
――へいすけ:
コーチはまさしく「人生の伴走者」ですね。そんなヒロキさんが「pure life diary」を使おうと思ったきっかけは何でしたか?
ヒロキさん:
元々紙の手帳が好きで、もう10代のころから10年以上使ってたんですよ。ただここ数年、スマートフォンが出てきてからは、デジタルで予定管理をしていて、紙の手帳は使っていませんでした。
あるとき、元々コーチ繋がりで知り合いだったへいすけさんが「手帳を制作した」と聞いて、単純に興味を持って手に取ってみたんです。すると想像していたいわゆる予定管理がメインの手帳とは全然違っていて驚きました。
自己理解を進めるためのワークブックみたいな形になっていて、収録されているワークの問いもコーチングそのものでした。自分がどんなことを叶えたいか、どんな生き方をしていきたいかに向き合えるワークも多く、今も楽しんで使っています。
――へいすけ:
ありがとうございます。ぼく自身、コーチングを学んでからコーチングにすごく可能性を感じたんですよね。目の前の方との直接の対話だけではなく、コーチングを落とし込んだプロダクトを通してたくさんの方の人生の変化に携わりたいと思って制作したので同じコーチのヒロキさんにそのように言ってもらえてうれしいです。
自身の感性をだいじにしながら、自身の理想を1年間で何度も更新できることが『pure life diary』の魅力
※サカモトさんの『pure life diary』のpure life サークル
――へいすけ:
『pure life diary』はコーチングそのものと言っていただきましたが、コーチであるヒロキさんの『pure life diary』のお気に入りポイントを教えてください。
ヒロキさん:
お気に入りポイントは大きく2つあります。1つは「pure life サークル」です。まず1年の最初に、「しごと」「くらし」「まなび」などの8つのジャンルごとに自分のありたい姿や理想を考えられるようになっています。
1年の最初に目標を立てたのはいいものの、1年間覚えていることってあまりなくて、年末ふりかえったときにようやく思い出すってあるあるだと思うんですよね。それが『pure life diary』だと、「pure life サークルが」3ヶ月ごとに収録されているので、短いスパンでふりかえったり見直せたりできます。
あとは毎月、1ヶ月をふりかえって翌月の「pure life ピン」を立てる、同じことがデイリーでもできる構造になっている。自分で決めた目標やありたい姿を定期的に目にすることができると、自分にとって重要なことや、実はそうでもなかったなってことも明確になりますし、自身の目標や理想が叶うスピードってどんどん早くなると思うんです。
――へいすけ:
年始に目標を立てても、1年の間に思ったより早く達成できたりちょっと違ったなってものが出てきたりすることもありますよね。毎日、毎月、3ヶ月と定期的にふりかえって、違ったものは変更したり、達成したものは更新したりできるといいなという想いで作っています。
ヒロキさん:
あとは毎月の目標とふりかえりのページに入っている「感性のテーマ」「感性をみがくためにやったこと」など感性について考えるワークもお気に入りです。
やっぱり忙しい毎日で、五感を通じて感じる自分の「感性」を意識することって少ないですが、感情ベースでありたい姿を考える「TO BE思考」には自分の「感性」を意識することって欠かせないですよね。
それが『pure life diary』だとできる。これが2つ目のお気に入りポイントです。
※サカモトさんの『pure life diary』の感性について考えるワーク
――へいすけ:
ありがとうございます。実際に今まで書いた感性のテーマや、感性をみがくためにやったことって何かありますか?
ヒロキさん:
つい最近のことで言うと、台湾旅行に行ってたときの話ですかね。まず、これまで夏休みって、お盆休みとか世間に合わせてまとめてとらないといけないみたいな固定概念があったんですけど、日々『pure life diary』と向き合っているうちに、別に自分が好きなときに休んでもいいんじゃないかなってふと思えたんです。
それでオフシーズンに少し長めにお休みをとって、台湾に1週間ほど行ってきました。旅行中もさまざまな人や文化に触れて、「感性をみがく」ことができればいいなと思っていて。
なので今回は、現地の方と意識的にコミュニケーションをとって深く話を聞いてみたり、あてもなく路地裏をウロウロ歩いてみたりしました。普段の旅行だと行き先や時間などきっちりスケジュールを立ててからいくタイプだったので、新鮮でしたね。
日々ワークを重ねて自分の心の声を聞くことで、自分のなかに余白ができ、自ずと頭ではなく感覚で新しい出会いやにもアンテナが立つようになってきたのかなと思っています。
――へいすけ:
余白も大事ですね。何か新しいものを取り入れるには、まずは手放さないと、入って来るものも入ってこないこともあると思います。余白があるからこそ、自分の感性に気付けることもあるかもしれません。
だいじなことは「毎日書くこと」ではなく「自分の人生をより良くすること」
――へいすけ:
コーチであるヒロキさんの、『pure life diary』の使い方を教えてください。
ヒロキさん:
『pure life diary』はセルフコーチングツールだと思って普段から使ってますね。ただ、毎日書くということは正直してなくて。デイリーページは書いたり書かなかったりしています。
デイリーページのふりかえりだと、「よかったこと・今日のありがとう」を書く欄がありますが、よかったことを思い出して書くことがしんどい日もあるんですよね。自分の場合は、逆に少し疲れた日や、今日あまりうまくいかなかったなという日にあえて手帳を開いて、ポジティブなことを思い出して書くようにしています。
なので1ヶ月のふりかえりで、1ヶ月分のデイリーページをふりかえって見たときにあんまり埋まってない月の方が機嫌よく過ごせた月だったなと思っています。(笑)
――へいすけ:
それはおもしろい使い方ですね。毎月のふりかえりには取り組まれていますか?
ヒロキさん:
はい。1ヶ月に1回のふりかえりと、翌月のpure life ピンや感性のテーマを考える時間は、毎月1時間くらいしっかりととって取り組んでいます。
月末のワークはしっかりとやるけど、それ以外のデイリーページなどは無理して毎日書かなくてもよいというマイルールで使っていますね。
――へいすけ:
手帳のユーザーさんの悩みで、「手帳が続かない→自己肯定感が下がる・モヤモヤする」ってあるあるなんですけど、コーチ目線から言えば、毎日書くことが大事なのではなく、自分の人生がより良くなっていくことの方が重要ですもんね。
ヒロキさん:
そうですね。無理せず、自分のペースで継続することが大事だなと思います。
コーチング×手帳『pure life diary』を通して最速で人生を変える方法
――へいすけ:
『pure life diary』のユーザーさんからは、「『pure life diary』を使ってから自分にやさしくなれた」「心地よく変化できた」というお声をいただく一方で、「pure life ピンの立て方がわからない」「pure life サークルに書くことが思い浮かばない」のようなお悩みも多く聞きます。
コーチ視点で見たときに、pure life サークルやpure life ピンの立て方でこういうふうにすると良いのではないかなど、アドバイスできそうなことはありますか?
ヒロキさん:
まず、手帳の書き方や自分の声に正解や不正解はないので、「これで良いのかな」「間違っているかもしれない」と考える必要は一切ないと思います。
そのうえで、思いつかないから何も書かないのではなくて、単純な自分の好奇心や、直感的にいいなと思うもの、単語でも構わないので何か書いてみることがいいのかなと。
パッと思い浮かぶことって、仕事や家のことでやらないといけない「TO DO」が出てきがちなんですよね。もっと自由に、シンプルに興味関心があるものを自分の心に聞きながら、自由な発想で書くのが良いと思います。自分の「クリエィティブ」な領域を意識すると良いかもしれませんね。
――へいすけ:
まさに『pure life diary』を使って行うセルフコーチングですね。コーチング観点で言うと、ありたい姿や理想を現状の枠の外に設定することって、セルフだけだと難しいと思うんですけど、どんなことを意識すれば出てきやすいでしょうか。
ヒロキさん:
ゴールや目標を設定するとき、最初はどうしても現状の枠にとどまる領域のものが出て来ると思います。もちろん、ここで出て来るゴールや目標も大切にしてよいと思いますが、出てきたもののもう少し先、もう1段階、もう2段階先を意識して考えてみることが大事かなと。
自分の力だけじゃなくて、誰かの助けを借りるとか、自分のやりたいことを一緒になっておもしろがってくれる仲間がいたらどうか?という視点も入れて考えてみると、現状の枠の外に出るアイディアのタネのようなものも浮かんで来るかもしれません。
――へいすけ:
たしかにそうですね。どうしても今自分の目の前に見えているものの範囲で考えがちですけど、人の力を借りるとしたらという視点も入れると、見える世界も広がってきそうですね。
最後に、自分のありたい姿や夢、目標を叶えるためのコーチング×『pure life diary』の活用について、改めて教えていただけますか?
ヒロキさん:
冒頭でもお伝えしたように、現状の枠の外に飛び出し、自分のありたい姿や夢、目標を実現する方法としてコーチングはとても有効なので、信頼できるコーチと、コーチングセッションで会話を重ねることは大事にしてほしいですね。
一方で、一般的にコーチとのコーチングセッションって月に1回くらいなので、そのほかの1ヶ月のうち29日を伴走するツールに『pure life diary』はとてもおすすめです。手帳というプロダクトは特性上習慣になりやすいですし、習慣にすることで自分のゴールを目にする機会が増え、行動も加速しそうですよね。
日常的には手帳を使って自己との対話を深め、自分だと気づけないマインドの部分を月に1回のコーチングセッションで取り扱って、現状の枠の外に思考を持って行きやすくするのが良いかなと。まさにコーチング×『pure life diary』の相乗効果で、最短距離で理想を叶えることができると思います。
――へいすけ:
ありがとうございます。コーチングセッションと、ある種コーチングツールである『pure life diary』を併用することで、よりみなさんの「TO BE思考」への変化をお手伝いできたらうれしいですね。本日は貴重なお話をありがとうございました!