デイリーページは使わない『pure life diay』活用法【pure life ストーリー17 佐藤聖さん】
<本サイトはアフィリエイト広告を利用しています(Amazon、楽天)>
『pure life diary』を使っているユーザーさんに、手帳を使って起きた変化をインタビューしていく企画「わたしの手帳の使い方ストーリー」。
第17弾は、佐藤聖さんにお話を伺いました。
『pure life diary』は、ワークのほか、マンスリーページやデイリーページも盛りだくさん用意していますが、書ききれないと悩む方も少なくないかもしれません。
「使っているのはマンスリーページだけで、デイリーページはほとんど真っ白。ワークも全部埋められていません。(笑)」と明るく話す佐藤さん。佐藤さんは、メインで使っている手帳がある傍ら、『pure life diary』を感情の整理やふりかえりのツールとして活用されています。
『pure life diary』の一部を活用するだけでも、「TO BE」な思考を軸に物事を捉えられるようになり、日々の過ごし方・考え方が前向きで軽やかなものになったと言います。
今回は佐藤さんに、無理なく『pure life diary』を活用しながらTOBE思考で明るく生きるコツを伺いました。
【プロフィール】
佐藤聖(さとう・せい)さん
東京都内に生まれ、様々なエンターテイメントを享受するのに恵まれた環境で育ち、全力で推し活をする人生を歩んできました。
現在はnoteで文具や手帳・カフェや喫茶店・推し活についてを中心に、日々のことや好きなことについてを発信中。
pure life diaryメソッドを活用しつつ、現在も様々な好きなことを楽しんでいます。
◎佐藤さんのnote:https://note.mu/rosagigantea36
目次
『pure life diary』のグラデーションカラーは「感情はひとつじゃない」ことの表れ
――ゆかり:
手帳や文房具が趣味の佐藤さん。手帳の活用歴と、現在どのように手帳を活用されているか教えてください。
佐藤さん:
手帳は中学生のころから使い始めました。高校生、大学生と使ってきて、社会人になってからはGoogleカレンダーなどデジタルの予定管理ツールが発達してきたのでそちらも使いつつ、今はデジタルと紙の手帳を両方使っています。
大まかな予定はデジタルツールに書き込んで、外出先でわざわざ紙の手帳を取り出さなくてもサッと確認できるようにしています。
紙の手帳ではウィークリーページに時間なども含めて細かく予定を書くようにしていて、使い分けていますね。
――ゆかり:
両者の良いとこ取りですね。紙の手帳は複数使いでしょうか?
佐藤さん:
そうですね。予定管理用にメインで使っている手帳が1冊あるのですが、毎月のふりかえりや自分の感情・思考のログ用として『pure life diary』を使っています。
――ゆかり:
ありがとうございます。『pure life diary』は何がきっかけで知ってくださったのでしょうか?
佐藤さん:
手帳や文房具のことを発信しているYoutuberの方の動画をよく見ていたのですが、その方が動画で『pure life diary』を紹介していました。手帳のワークのほか、オープンチャットやラインコミュニティでのフォローアップが充実していると紹介されていて、興味を持ったんです。
2021年の終わり〜2022年のはじめに知ったのですが、そのころすでに2022年版は売り切れていて。1年間待って2023年版をゲットし、今年から使いはじめました。
――ゆかり:
1年待っていただいたんですね。最初に『pure life diary』を手にとったときの印象はどうでしたか?
佐藤さん:
まず、鮮やかな色味に感動しました。ブルーがベースですけど、グラデーションがかっていて一色じゃなくて、なんとも絶妙な色味ですよね。この鮮やかなグラデーションが、「感情も一色じゃないし、きれいに切り替わるものではない」ことを表しているのかなと思ってワクワクしました。
あとはYoutubeで紹介されていた通り、ワークもすごく充実した手帳だなと思いましたね。
――ゆかり:
私たちが込めた思いを感じ取っていただいてうれしいです。ありがとうございます。
毎月のテーマ設定は『pure life diary』で想いの丈を綴ることから始まる
――ゆかり:
『pure life diary』のワークが印象的だったとのことですが、まず最初にどのページから書き始めましたか?
佐藤さん:
最初は「価値観を知るワーク」のなかの「しゅみ」のワークに取り組みました。
人生をふりかえっても、生活のなかで趣味に対する想いが本当に強いんです。何か予定を組む時もまず趣味の予定を優先させてほかの予定を組むことも多くて。とにかく自分の生活の中心にある、人生の土台なんです。
今は「手帳・文具」「カフェ・喫茶店」「宝塚」の3つが趣味で、趣味は自分の軸になる部分でもあるから、趣味のワークはすぐに取り組もうと思いました。
――ゆかり:
ワークとしても取り組みやすい部分ですよね。趣味の価値観を棚卸してみて、気づいたことはありましたか?
佐藤さん:
趣味について、「1つの趣味を極めていきたい派」か「新しい趣味を見つけていきたい派」か「両方したい派」かという問いがありました。考えたことのない問いでしたが、「絶対両方したい派だ!」と感じて嬉しかったです。
今まで自分の趣味に対する向き合い方って、“広く浅く”だと思っていて、それぞれの趣味に対して特に深い知識を持ち合わせている自覚はなかったんです。ただ友人からは「趣味への知見、広いし深いよね」と言われることも多くて。
これまでは「そんなことないけどな」と思っていたことが、ワークを通して「確かにそうなのかもしれない」と思えたのはひとつの気づきでした。
――ゆかり:
趣味がご自身にとって重要なものであることの再認識になったんですね。普段の生活では、『pure life diary』をどのように活用していますか?
佐藤さん:
月末のふりかえりと月初のテーマ設定で使うことが多いですね。月末のふりかえりも月初のテーマ設定も、まずは思いつくまま『pure life diary』にびっしり書き込むんです。
その後、『pure life diary』に書き込んだものを少し要約して、予定管理で使っているメインの手帳に書き込む。それからさらに要約したものをスマートフォンのトップ画面で常に表示できるメモ機能に書くようにしています。
――ゆかり:
それぞれのツールを活用して段階的に整理しているんですね。
佐藤さん:
はい。私はとにかく文章や自分の気持ち・考えをきれいにまとめることが苦手で。段階的に整理していくやり方であれば、最終的にスマートフォンに書き込む月のテーマは一言でも、その一言に至るまでの自分の想いや背景を思い出すことができるんです。
日々生活していると、月初に立てた月のテーマは忘れがちになってしまいます。いつでも目に入るところに書いておいて、かつテーマを設定したときの気持ちや背景も思い出せる形だと、よりテーマに合った行動を起こしやすいですね。
「TO DO」も「TO BE」のための行動だと思えば前向きに捉えられる
――ゆかり:
ふりかえりや月のテーマ設定を決めるというのは、『pure life diary』を使う前から取り組まれていたのでしょうか?
佐藤さん:
元々は「目標設定」のような形でやっていました。ただそれは『pure life diary』でいう「TO BE」ではなく「TO DO」。自分の現状に合っていない、結局毎月「できなかった」で終わるようなことを目標に設定していたんですよね。
目標だと「達成しないといけない」というプレッシャーから疲れてしまうこともあったんですけど、『pure life diary』では、月のテーマ設定でも感情にフォーカスするようになり、楽しく過ごせるようになりました。
「感性」がベースだと、達成云々というよりは、思ったもん勝ち。(笑)たとえば10月は「秋を感じる」をテーマに設定して、朝晩の涼しさを意識して感じるようにしただけでも「できた!」と思えています。自然と日々前向きになりましたね。
――ゆかり:
すごく素敵ですね!感性をベースに設定した月のテーマを意識して過ごすことで得られた気づきや変化はほかにありますか?
佐藤さん:
これまでは「TO DO」だと捉えていた日々のタスクも、その先にある「TO BE」を軸に据えることができるようになりました。
たとえばわたしはあまり家事が好きじゃなくて、部屋の掃除は典型的な「TODO」。普段はまったく気乗りしないタスクです。
ただ、わたしの「TO BE」としては「きれいな部屋でゆっくり過ごしたい」気持ちがあって。そうすると部屋の掃除は自分の「TO BE」を叶えるための大事な「TO DO」だと思えるようになったんです。「TO DO」に対して感じる気持ちがすごく軽くなりました。
――ゆかり:
認知や捉え方の変化次第で、同じ物事に対しても感じ方って変わってきますよね。「TO BE」な考え方を身につけるためにやっていることはありますか?
佐藤さん:
1〜2週間後に予定のない日があると、その日にやりたいことをとにかく『pure life diary』に書き出しています。大事なことは、実現できそうなことかどうかは考えないこと。現実的には無理だよねって思うことでも、制限を取っ払ってとにかくそのときやりたいと思ったことをどんどん書き出す。冬なのに「海に行きたい」とか。(笑)
私は『pure life diary』でデイリーページはほとんど使っていなくて、正直月に1回くらいしか開かないことが多いんです。でも月に1回、制限なく自分の「TO BE」をどんどんアウトプットするだけでも、少しずつ「TO BE」な考え方が身についているような気がします。
――ゆかり:
『pure life diary』のコンセプトやメソッドを吸収しつつ、ほかの手帳と組み合わせながら自分なりにアレンジした手帳の活用法がすごく素敵ですね。
今佐藤さんが思う「TO BE」と、「TO BE」のための「TO DO」とは
――ゆかり:
1年間で少しずつ「TO BE」な考え方を身につけてこられた佐藤さんの、未来像や今後のテーマがあれば教えてください。
佐藤さん:
『pure life diary』を使う前から、「ぶれない自分になる」を自分の大きな目標・テーマにしていました。それは今も変わっていないんですけど、何に対して「ぶれない自分」になりたいのかの意識が少し変わってきていて。
以前は趣味に対して、たとえば宝塚であればまっすぐ推し続けたいという意味で「ぶれない」を意識していました。最近は好きだった宝塚俳優が退団したこともあり、どちらかというと気持ちが「自分の生活」に向いてきていると感じます。
自分自身が「心地よく生きたい」というのが最近一番出てくる感情で、ここに対して「ぶれない自分」でいたいなと直近は思っています。
――ゆかり:
同じテーマでも少し心境の変化があったんですね。そのうえで、今具体的にやりたいことはありますか?
佐藤さん:
心地よく生きるために、部屋を整理整頓したり、月に1回カフェに行って手帳タイムをとったりと、自分を大事にする習慣は少しずつついてきているので、それは継続したいですね。
あとは細かいことだと、本の断捨離をしたいです。本が大好きで、自宅には小説や漫画など合わせて1,000冊を超える数の本があります。(笑)正直、出先で読みたくなったら家にある本と同じ本でも追加で買ってしまうということもやっていたんですよね。
最近、Kindleを購入してタブレットひとつで本をたくさん持ち運べるようになりました。「心地よく生きたい」自分のためにも、本を断捨離して、できれば著者の五十音順に並べてみたいな、なんて思っています。
――ゆかり:
自分の「TO BE」を叶えるための行動・思考が着実に身についていますね!最後に、佐藤さんにとって『pure life diary』の存在はどんなものか教えてください。
佐藤さん:
まず、手帳自体が自分にとって予定管理、TO DOのメモ、気持ちや思考の整理など「脳の容量を空けておくためのツール」という存在です。
なかでも『pure life diary』は、自分のやりたいことを整理したり、自分の感情と向き合ったりふりかえったりするのに最適な手帳だなと思っています。
――ゆかり:
今後、手帳も楽しく使いつつ、趣味もより一層楽しんでいただけたらうれしいです。本日は素敵なお話をありがとうございました!