就活は手帳で自己理解を深めて内定をもらった【pure life ストーリー7 宮口裕太郎さん】
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『pure life diary』を使っているユーザーさんに、手帳を使って起きた変化をインタビューしていく企画「わたしの手帳の使い方ストーリー」。
第7弾は、就活に手帳を活用して内定をもらったという、宮口裕太郎さんにお話を伺いました。
就活中は「面接でうまく話せない」「内定がもらえずメンタルが病む」など、苦しい思いを抱えている大学生の方が大半ではないでしょうか。
実は、宮口裕太郎さんも「自分の強みがわからない」「面接がうまくいかない」と就活で悩んでいました。
『pure life diary』で自己理解を深め、自分の強みや価値観を見つけたことをきっかけに、ありのままの自分で内定を得るまでのプロセスを『pure life diary』開発者の本橋へいすけがインタビューしていきます。
自己理解の深め方がわからない方や、就活に役立つ手帳の使い方を知りたい方は、何かヒントが見つかるかもしれません。
※今回のインタビューは、前半・後半に分けてお届けしています。本記事は前半です。
▼後半の記事を見たい方は、以下よりご覧ください。
新社会人が手帳を使って成果を出した方法【pure life ストーリー8 宮口裕太郎さん】
【プロフィール】
宮口裕太郎/新卒の「for you」コミュニティメンバー
長崎出身の23歳。大学受験で第一志望校に行けず「このままではいけない」という思いから自分と真剣に向き合い始める。学生時代にさまざまな経験を積むなかで、ある方のご縁から、『pure life diary』手帳開発者がオーナーを務めるコミュニティ「for you」に参加。将来の姿が全く定まらなかったところから、自己理解を進め、福岡の老舗中小企業に就職。就職後は営業1年目として働き、同期最速で案件受注。現在はさらなる高みを目指し、社会に対してどう貢献できるかを日々探しながら成長中。
目次
『pure life diary』を知ったきっかけ
へいすけ:
まず『pure life diary』を知ったきっかけから教えてください。
宮口さん:
へいすけさんが運営する「for you」に入ったのがきっかけで知りました。
へいすけ:
宮口さんは今まで手帳を使っていましたか。
宮口さん:
手帳はほとんど使ったことがないです。1冊だけ買ったことあるんですが、すぐに続かなくなってしまって……。
手帳購入の決め手は就活
へいすけ:
そんな宮口さんが、なぜ手帳を買おうと思ったのですか。
宮口さん:
ちょうどぼくが知ったときは2021年で、『pure life diary』のプロトタイプ版の販売時期でした。そのころ、ぼくは就活中だったので自己理解を深める必要性を感じていたんです。
就活なのでもちろん自分で自己理解を深めることには取り組んでいました。だけど自分ひとりだと難しくて抽象的なところで終わっていたので、就活の面接でも相手に刺さらずうまくいかなかったんです。そんな日々が続いていました。
だから手帳を通じて自己理解を深められたらいいなと思って『pure life diary』を買うことにしました。特に自分の強みを知るワークに興味があって……。
手帳を使ったら就活で選ぶ企業が変わった
※宮口さんの『pure life diary』の「価値観ワーク」のページ
へいすけ:
就活に活かそうとして手帳を使ったんですね!実際に手帳を使ってみて就活に何か変化や効果はありましたか。
宮口さん:
まず自分でもびっくりしたんですけど、就活で選ぶ企業が変わったんです。
『pure life diary』の価値観ワークをやったことがきっかけで。
へいすけ:
就活の企業選びがどのように変わったんですか。
宮口さん:
『pure life diary』の価値観ワークをやる前は、いわゆるみんなが知っているような大手企業や、まわりの人が「あそこに受かったらすごい!」と思うような企業ばかりに応募していたんです。
へいすけ:
就活生の多くがそうかもしれませんね。
宮口さん:
はい、まわりでもそういう人が多かった印象です。でも価値観ワークの「しごと」「おかね」「くらし」「しあわせ」とやっていくうちに、自分にとってどういうときにしあわせを感じるかとか、将来どんな生活をしたいか、いくら必要かが明確になっていきました。
へいすけ:
明確になったらどのような気持ちの変化があったんですか。
宮口さん:
「大手に勤めることは自分にとっては大切ではない」と気づいたんです。
たとえば、ぼくにとって大切なことは「自分の時間が取れること」だったので、残業が少ない会社がいいなとか。その分、学びや自己理解を深めたりしたいなと……。
また、今後どう気持ちの変化がするかわかりませんが、会社でしっかり結果を出しながらもいずれ独立したい、もしくは独立をしなくても自分の名前だけで仕事ができるくらいのビジネスパーソンになりたいと考えています。
なので、大手が1番というより「企業で働きながら将来に役に立つ経験ができる会社」がいいなと思うようになりました。
へいすけ:
大手企業がいいというのは往々にして「自分の本当の欲求」ではなく「have to(~しなければならない)」という義務感だったりするので、まさに価値観ワークをやって、人生の純度が上がった感じですね!
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自分の強みがわかって就活に活かせた
※宮口さんの『pure life diary』の「じぶんの才能を知るワーク」のページ
へいすけ:
手帳購入にあたって「強みを知るワーク」が気になると言っていましたがその点はいかがでしょうか。
宮口さん:
正直「強みを知るワーク」は、最初はちゃんと書けませんでした。
へいすけ:
はい、プロトタイプ版のころは「強みワーク書けません、強みがわかりません……」とよく言われることが多かったです。
宮口さん:
ぼくも漏れなく、そのひとりでした。
へいすけ:
そのようなことがあったので、『pure life diary』の強みワークは設問の文言や順番をすべて変えたり、自分の強みが5分でわかるカテゴリー別「強みリスト100」を作ったり改良を重ねたりしたんです。
宮口さん:
今の手帳のワークはとてもわかりやすいですよね!今の『pure life diary』でまたやってみると、より自分の強みの解像度が上がってきたなと感じます。
※「for you」の沖縄合宿の様子
へいすけ:
当時はどのように自分の強みを知っていったのですか。
宮口さん:
ちょうど「for you」の合宿で石垣島に行き、へいすけさんやほかのメンバーさんと取り組む機会があったんです。そこでへいすけさんの解説や自分が書いたことへのフィードバックがあって強みを知ったり深めたりしました。
もともとは自分の強みは「行動力」と認識していたんですが、具体的なエピソードをへいすけさんに話をしたところ、「ぼくにしかできないような突出した強みはほかだと思うよ」とアドバイスをいただきました。
へいすけ:
アドバイスを聞いてどう感じましたか。
宮口さん:
よくよく考えてみたら自分より行動力がある人はたくさんいるなと……。
行動量は確かに自分の成功要因の一つだけど、ほかの人と比較したときに強みとして突出しているかと問われたらそうではないな、と気づきました。
そこで改めて自分の強みについて深掘りしたら、行動力の先の「洞察力」かもしれないと、洞察力を使って人脈を広げてきたなと思ったんです。
過去を振り返ると「人のいいところを見つけるのが得意」とまわりによく言われました。
また年上の人から可愛がってもらうことが多いんですが、その人が喜ぶ立ち回りや行動ができたり、意識せずに自然とやっていたりしたんですが、それってその人のことを見る「洞察力」から来ているのかな、と気づきました。
自己理解で就活の面接が変わり内定がもらえた
へいすけ:
なるほど……そうだったんですね!自分の価値観や強みがわかって就活の結果に変化がありましたか。
宮口さん:
まず面接で自分が伝えたいことを言うようになりました。前は面接では「いいこと言わなきゃ、面接官に受けそうなことを言わなきゃ」と思っていたんです。だけど、手帳を使ってからは「ありのままの自分でいいんだ」と思えるようになり、ありたい自分のまま面接に臨むようになりました。
強みを自分で理解したこともあって、面接で言う内容もですが、自信を持って応対ができるようになったと思います。
その結果、初めての内定がもらえました!
へいすけ:
うれしいですね!実際ぼくのまわりでも就活中に自分がわからなくなったり、面接で落とされてしまったりして、自己否定をするようになりメンタルが病むという話をよく聞くので、就活が始まる前の大学生に届けたいなと思っていたんですよ。
宮口さん:
はい、ぼく自身も就活中はすごく悩みましたし、自信がなくなるときもありました。まわりでも悩んだり迷子になってしまったりする人は多かったです。
就活を始める前に『pure life diary』で本当の自分の価値観を知ったり、強みを知って自己理解をしたりすることは本当に大事だと思います。
へいすけ:
手帳だとワークでやったことを日々の習慣に落とし込んで観察し続けて、より自己理解の解像度を上げたり、具体的な就活に向けて「何に日々ピンを立てて取り組むか?」とかも決めたりできるので、なおさらですね!
後半の記事では就職した後、新卒で仕事に奮闘する宮口さんのお話をお届けします。
▼以下より、続きをご覧ください!
新社会人が手帳を使って成果を出した方法【pure life ストーリー8 宮口裕太郎さん】
手帳:『pure life diary』
書籍:『人生の純度が上がる手帳術』