自分の才能の見つけ方は?分析方法と見つける4つの質問
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「才能がある人って、幸せそうでいいな……」
「自分にも才能ってあるのかな?」
「自分には才能なんてないし、才能を活かして仕事をするなんて夢のまた夢だな」
あなたはこのように思ったことはありませんか?
でも才能って、特別な人だけが持っているものではないんです。誰にでも才能はあります。もちろん、あなたにも。
ただ、そう言われても「才能の見つけ方がわからない」と思ってしまいますよね。
でも大丈夫!実は、自分の才能を見つける方法は、それほど難しくありません。
自分の才能がわかると、
- 自己肯定感が高まり、自分のことが受け入れられる
- 自分が無理せず心地よく過ごせる働き方や仕事がわかる
- 自己理解はもちろん、他者理解にもつながり人間関係が円滑になる
などのメリットがあります。
才能の自覚は卒業後の進路や就職・転職など今後のあらゆる人生の場面で役立ち、幸福度を高める近道になるでしょう。
今回は「そもそも才能って何?」という疑問を感じる方へ「才能」や見つけ方のヒントを解説します。記事の後半では、自分の才能を客観的に見つけられる、おすすめツールや質問集も紹介。
自分の才能を見つけて、自分らしい未来へ向かう一歩をふみ出しましょう!
なお、当メディアを運営するfeppiness株式会社が開発した手帳『pure life diary』や、書籍『自分の純度が上がる手帳術』には、自分の強みを見つけられる「強みリスト100」や才能を知るためのワークなどがあります。
より体系的に自分の才能を知りたい方は、手帳や書籍で繰り返し学んでみてくださいね。
目次
才能とは?見つからない理由や強みとの違い
自分の才能を見つける前に、「そもそも才能って何?」と思う方もいるでしょう。
似たような意味の言葉には「強み」があります。
今回は自分の才能をより理解するために、弊社feppinessでの「才能」と「強み」の考え方に基づいて、違いを説明します。
才能とは「先天的」にできていること
才能とは、「努力している感覚なく、自然にできること」 です。
才能を使っているとき、あなたにはがんばっている感覚がありません。それゆえ、自分で認識できないことが多いのが特徴です。
才能は、先天的に身についているもの。子どものころから自然にできていることは、あなたの才能です。
強みとは「先天的・後天的」にできていることの両方
強みとは、「あなたの長所や得意なこと」の総称 です。
「自然にできてしまう才能」と「後天的にがんばって身につけたこと」の両方を指します。
「後天的にがんばって身につけたこと」とは、がんばって勉強して取得した資格や、仕事で長年やっている業務のスキルなどです。自分で認識できていることが多いのが特徴です。
なお、自分の強みの見つけ方や特徴、具体的な強みの例などは以下の記事でも紹介していますので、ぜひご覧くださいね。
▶関連記事【自分の強みとは?見つけ方・カテゴリー別の強み一覧を紹介】
才能が見つからない理由は「自然にできていること」だから
このように、才能とは「意識することなく自然にできていること」。
ゆえに、自分で気づかないことが多いのです。自分では意識的にがんばらなくともできてしまうため、才能とは認識しにくいというわけです。
自分の才能を見つけるための4つの自己分析の方法
才能と強みの違いがわかったところで、才能を見つけるための自己分析の方法を4つお伝えします。
今回の自己分析は、あなたの過去の成功体験から才能を見つけ出す方法です。
過去の成功体験から「そのとき何を考え、どう行動したのか?」というプロセスを細かく見ていき、
- ほかの人と違っている部分があるか
- 自然にやっていたことがあるか
などを洗い出します。
さらに客観的に自分を知る方法として、ほかの人からフィードバックをもらう方法や診断ツールを使う方法などもお伝えします。
自分を振り返ることと、客観的な意見をもらうこと。この2つを上手に活用することで、より「あなただけの才能」が明確になります。
▶関連記事【自分を知るには?メリットや自己分析の方法・質問集を紹介】
1.自分の過去の成功体験を3つ書き出し、共通している要素を探す
まず、あなたの今までの人生を振り返って、成功体験を3つ書き出してください。
「成功体験」と聞くと、「特別ですごいこと」「自分にはない……」などと思ってしまいがちですが、自分でうまくいったなと思うことで大丈夫です。
たとえば、「プレゼンに成功し、企画が通った」や「高校受験で志望校に合格した」など。
ほかには、「自然にできること」や「いつもこの役割をやっているな」など、さまざまな目線で人生を振り返り、紙に書き出してみてください。
2.成功体験まで自分がした行動を分析する
次に、その成功体験をしたときの自分の考えや行動を細かく分析します。分析は、次の3ステップで行います。
- 思考から実行まで行動を細かく分解してみる
- 人よりも一番力が発揮されている部分をピックアップする
- 力が発揮されている理由のなかで、うまく説明できない部分を探す
それぞれ、くわしく説明しますね。
1.思考から実行まで行動を細かく分解してみる
たとえば、新商品を採用してもらうために取引先にプレゼンを行って、うまくいったとき。
そのプレゼンを行うまでに「どのようなことを考えてどんな行動を取ったか?」を、細かく分解していきます。
- 市場調査の結果や売上予想など、他部署が持っているデータが必要と考えた
→関係部署の社員達に協力をお願いして、データを提出してもらった。
- 資料を見やすくしたいと感じた
→資料作りが得意な同僚に作成の協力を依頼した。見やすい資料について本やネットで調べた。
このように、そのとき取った行動を1つ1つ見ていきます。
2.人よりも一番力が発揮されている部分をピックアップする
細かく分解して書き出してみたら、その中で人よりも力が発揮されていると思う部分を
ピックアップします。
たとえば、
- 関係部署の社員達に協力をお願いするとき、スムーズに協力を得られた
- 今回のプレゼンに必要なデータを的確に抽出できた
- 資料を作っているとき、見やすいデザインを提案できた
- プレゼンの説明が非常にわかりやすいと言われた
など。
ほかの人よりスムーズに実行できたり、率先してできたりしたことなどをピックアップしてみましょう。
3.力が発揮されている理由の中で、うまく説明できない部分を探す
力が発揮されている部分をピックアップしたら、その中で「力が発揮されている理由がうまく説明できない部分」を探してみましょう。
実はその部分が、あなたの才能だからです。
才能とは、「がんばらなくてもできてしまうこと」なので、いつも無意識に力を発揮しています。だから、うまく説明できないのです。
もし「関係部署の社員達からスムーズに協力を得られた」という理由がうまく説明できない場合、その部分にあなたの才能が隠れています。
「スムーズに協力を得られた」という部分をさらに分解していくと、
- 日ごろから他部署の人達とも仲が良く、良好な関係を築けるコミュニケーション能力がある
- 必要なデータを管理している人を把握できる能力がある(一番重要なのはどこか?を把握する能力がある)
など、無意識のうちに力を発揮している部分が見つかります。
この3ステップを、紙に書き出した3つの成功体験それぞれで行ってみましょう。
3つの成功体験すべてに共通する能力があった場合、「その能力が子どものころからなのか?」を考えます。
子どものころから同じような傾向がある場合「あなたの才能」と言えます。もし、大人になってからの傾向ならば「後天的に身につけた強み」です。
3.周りの人に「自分の才能は何か?」を聞いてみる
客観的に自分を知る方法として、人に聞いてみるのも良い方法です。まわりの人に、次の2つを聞いてみましょう。
➀私の強みはなんですか?
②私は何をしているときが楽しそうですか?
人に聞いてみると、意外と自分の認識と違うことがあります。
才能は自分では当たり前にできることなので気づきにくいですが、ほかの人は気づいていることが多々あります。
人に聞いてみて、5人中3〜4人が同じことを言ったら、それはあなたの才能です。
4.診断ツールを使う
最後に、診断ツールを使って自分の強みや才能を見つける方法を紹介します。さまざまな診断ツールがありますが、今回は4つの診断ツールに厳選しました。
ウェルスダイナミクス
仕事の強みを知りたいときにおすすめなのが、「ウェルスダイナミクス」です。8つのタイプから、自分にどういう資質があるかを診断します。
また自分の資質を知るだけでなく、チームで仕事をするときにも便利です。
たとえば、チームメンバーそれぞれの資質を知ることで、自分と違う資質の人のことを理解したり、リスペクトしたりすることが可能です。
違う資質の特徴を理解できると、仕事上でのコミュニケーションのヒントも得られ、円滑に仕事を進められるでしょう。
ストレングスファインダー
ストレングスファインダー®は、アメリカのギャラップ社が開発した診断ツールです。
世界中で多くの人が受けている実績があります。
この診断では、才能を34の資質に分類。診断を受けると、自分が持っている資質のうち、強く自分に影響している資質の順位がわかります。
資質が34に分類されていて細かく診断されるので、自分の才能や強みをより深く知ることが可能です。
性格の強み診断
性格の強み診断は、アメリカのVIA研究所が提供している診断ツールです。性格の強みが24に分類されており、その中から自分の強みの順位が診断できます。
上位7項目くらいを見ると、自分の傾向値がよりわかります。
無料で受けられるので、手軽に始められますよ。
『pure life diary』&『人生の純度が上がる手帳術』
feppiness株式会社が開発している手帳『pure life diary』と書籍『人生の純度が上がる手帳術』には、5分で自分の強みが10個わかる「強みリスト100」があります。
カテゴリー別に分類されているため悩まずにわかりやすいのもポイントです。
「強みリスト100」からあてはまる強みをピックアップすれば、あっという間に自分の才能リストが完成しますよ。
そのほか、才能を深掘りするワークも付いているため、じっくりと自分の才能に向き合えます。
答えるだけで自分の才能がわかる4つの質問
自己分析や診断ツール以外にも、手軽に自分の才能や強みがわかる方法を紹介します。
以下の4つの質問に対する答えを分析することで、隠れた自分の才能が見つかりますよ。
質問1.人を見てイライラしてしてしまうことは?
日常生活で、人を見てイライラしてしまうことってありませんか?
たとえば、順番を待っている列に横入りしてきた人を見てイライラする。報告を受けるとき、結論を先に言わない人にイライラする、など。
イライラすることは、自分が当たり前にできていることの裏返しです。
自分は当たり前にするのに、相手がしていないからイライラしてしまうんですよね。
そのイライラこそ、ほかの人とは違う自分の才能と言えます。
質問2.人から怒られたり注意されたりしても夢中で没頭したことは?
自分が人から怒られたり、注意されたりしたにもかかわらず、やめずに没頭したことを思い出してみましょう。
たとえば小さいころ、親から「やめなさい」と怒られても、夢中でマンガを読んでいた経験はありませんか?
夢中になっていた原因としては、
- ただ単純にマンガが好きだった
- 先を知りたくて、最後まで読んでしまわないと気が済まなかった
などが挙げられます。この原因をさらに分解していくと自分の才能が見えてきます。
- マンガが好き→絵でわかりやすいから好き
- 先を知りたい→新しいことを知ることにワクワクする
など分解していくと、あなたが持っている才能に気づくヒントにつながるのです。
質問3.時間やお金をたくさん使ったことは?
英語を話せるようになりたくて、英会話スクールに通ったり勉強したりした経験はありませんか?
あなたが時間やお金をたくさん使って身につけたものは、そのまま強みになります。
また時間やお金を使うほど情熱を向けられたことに、あなたの才能が隠れています。
「なぜ、時間やお金を多く使ったのだろう?」と考えてみましょう。
質問4.よく人から頼まれたり褒められたりすることは?
人から頼まれたり褒められたりすることも、あなたの才能です。
才能は無意識にあなたが行っていることなので、自分では気づきません。
でも、ほかの人はあなたの才能に気づいているので、「すごいな」と思う部分を褒めてくれます。
また「あなたが得意なことだから」とあなたに頼むのです。
「私ばかりに頼んでくる!」と感じることがあったら「これって、私の才能?」と考えてみると、あなたの才能が見つかるかもしれませんよ。
まとめ:自分の才能を見つけて無理せず自分らしく生きよう
本記事では、才能と強みの違いや才能の見つけ方についてお伝えしました。
「自分には才能なんかない」という気持ちから、「自分にはどのような才能があるかな?」というワクワクした気持ちが少し湧いてきませんか?
最初は自己分析も、なんだか難しいなと感じるかもしれません。
でも焦らなくて大丈夫です。まずは「自分にも才能がたくさんある」と気づき、才能を見つける方法を実践することが大切です。
何度も繰り返しやっていると、次第に自分の才能が見つかります。
でも忙しい日々で、「自分を振り返ることがなかなかできない」「1人で自己分析をやると正確にできる気がせず、なんとなく不安」などと思う人も多いかもしれません。
そう感じる方には、『pure life diary』や書籍『人生の純度が上がる手帳術』はおすすめです。
『pure life diary』は手帳ですが、普通の手帳とは少し違います。
普通の手帳は、スケジュール管理やタスク管理を目的としていますが、『pure life diary』は、自分と向き合う手帳。
価値観ワークや強みを知るワークなども多くあり、自分の才能や強みを見つけられる手帳です。
ぜひ『pure life diary』を活用してみてくださいね。