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コモンプレイス手帳術とは?書き方の手順・メリットを紹介【動画あり】

コモンプレイス手帳術とは?書き方の手順・メリットを紹介【動画あり】

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みなさんは手帳のフリー欄やメモ欄をどのように使っていますか?

使われている方は、一度はこのような悩みに直面したことがあるのではないでしょうか。

  • メモを書いたけど、どこに書いたかわからなくなる
  • ふりかえりもせず、情報が埋もれてしまう
  • 整理の仕方がわからない

また何も書かずフリー欄を余らせてしまうこともあるでしょう。空白ばかりの手帳を見ては「もっといろいろ書かなきゃ」「こんなに空欄ばかりで私ってだめだな」と自分に厳しくなって落ち込んでしまうことも。

今回は、そのようなことにお悩みの方や、フリー欄を使っていない方にもおすすめの手帳術、海外でも話題の「コモンプレイス手帳術」を紹介します。

実際にコモンプレイス手帳術をトライしている様子は、こちらの動画を見てくださいね。

 

なお今回動画で使用しているのは、feppiness株式会社の提供する手帳『pure life diary』です。

この手帳には今の自分の気持ちや理想の自分を書き込みます。「価値観を知るワーク」では、大切にしている価値観や考え方を認識できる質問集があり、自分の理想のあり方を言葉にしやすくなっています。

気になる方は、以下よりチェックしてみてくださいね。

コモンプレイス手帳術とは

手帳と鉛筆

コモンプレイス手帳術とは、一言で表すと「自分が気になった情報を手帳にまとめること」です。「コモンプレイス・ブック」とも呼ばれます。

もともと英単語の「コモンプレイス(commonplace)」には、「ありふれたこと」「平凡」といった意味があります。つまり、さまざまな情報を記録し書きとめる手帳やノートというイメージです。

記録する情報は、たとえば以下のような内容です。

  • 本の内容
  • ネットやSNSで見かけたお役立ち情報
  • 行きたいお店や場所
  • 浮かんだアイデア
  • 印象に残った出来事
  • 今後やってみたいこと など

こうした日々のなかで気になった情報を一冊にまとめることで、後でふりかえりや思い出したりできます。うっかり忘れてしまうことも防げるでしょう。

書く内容は人それぞれなので、思いのまま自由に書き込みできる手帳のフリー欄と相性が良いと言えます。

 

コモンプレイス手帳術の歴史

青い手帳

コモンプレイス手帳術は、意外にも長い歴史があります。16世紀に「コモンプレイスノート」としてはじまりました。

当時は格言やことわざを備忘録として一冊のノートに書き写していました。

レオナルド・ダヴィンチやイギリスの哲学者などの著名人も、コモンプレイスノートを使っていたそうです。

手帳のフリー欄に、本や映画で気になったこと、アイデアやレシピなど、自分の興味があることを書きとめて、ふりかえりやすくするよう目印をつけるのが近年のトレンドです。

このようなコモンプレイスノートをアレンジしたものが、海外で人気になりました。近ごろ日本でも始める人が増えてきたようです。

 

コモンプレイス手帳術のやり方【手順を3ステップで解説】

日記を書く手元

では、コモンプレイス手帳術は、どのように取り入れたらいいのでしょうか?

ここからは、コモンプレイス手帳術のやり方を3ステップでご紹介します。

  1. コモンプレイス手帳術に使う道具をそろえる
  2. 自分の気になるジャンルを見つけてKEYを作る
  3. KEYの目印をつけていく

 

簡単にできますので、気軽にチャレンジしてみてくださいね。

 

【ステップ1】コモンプレイス手帳術に使う道具をそろえる

はじめにコモンプレイスで使う道具を準備しましょう。

主に必要な道具は以下です。

  • 手帳
  • ペン、またはシール

まず、用意するものは手帳です。

手帳は、自分が今使っているもので構いません。この一冊に、あなたが気になることや記録したい情報をすべて書きます。

そして、何色かのシールもしくはペンを用意します。

シールの形は四角や星でも何でも構いませんが、パッと見て色の違いがわかるものがいいでしょう。

よりくわしく手帳を書くときの便利なアイテムを知りたい方は、こちらの記事もあわせてお読みくださいね。

▶関連記事【仕事ができる女性の手帳の中身は?おすすめ活用術【プライベートも両立】】

 

【ステップ2】自分の気になるジャンルを見つけてKEYを作る

次に、手帳のフリー欄に書いたことをふりかえります。

何もフリー欄に書いていない方は、「いいな」と感じた本や映画のフレーズ、アイデア、気になるもの、惹かれたものを気軽に手帳へ書いてみてください。

フリー欄への書き込みを少しずつ重ねられるとよいでしょう。デジタルでのコピー&ペーストではなく、手で書くことで記憶がより鮮明になる効果もあります。

書いたものを見直すうちに、自分の気になるジャンルが次第にわかってきます。このジャンルごとに「KEY」を作りましょう。

「KEY」とはキーワードを指します。

たとえば、「音楽」「学び」「言葉」に興味があるとわかったら、この3つをKEYに決めます。

KEYはいくつでもよいですが、最初は5つくらいで始めたほうがふりかえりがしやすいのでおすすめです。

 

【ステップ3】KEYの目印をつけていく

手帳の書き込みを興味があるジャンルでKEYに分けたら、KEYごとにシールやペンの色を決めます。

なお、KEYを決めたら、それぞれのKEYとシール(ペン)の組み合わせを一覧にしましょう。

一覧は手帳の前のほうのページに書いたり、ふせんを貼り付けたりするのがおすすめです。

KEYは、手帳のフリー欄に書いた内容にシールを貼ったり、ペンで目印をつけたりしていきます。すべてに目印をつける必要はありません。

「これはいいかな」と思う内容は飛ばしたり、2つ以上のKEYに関係あるなと思うものはその分の目印をつけたりします。書いた内容に簡単なタイトルをつけると、さらにふりかえりやすくなりますよ。

また、先にKEYを決める方法もあります。しかしこの方法だと、KEYにとらわれて自分の興味を狭めてしまうかもしれません。

まずは現在手帳に書いてある内容を見て、KEYを決めてみてくださいね。

それ以降は、フリー欄へ情報を書き込むたびに、KEYの目印をつけていきます。

 

以上が、コモンプレイス手帳の基本的ややり方です。参考になればうれしいです。

 

コモンプレイス手帳術で得られる5つのメリット

コーヒーとノート

コモンプレイス手帳術は「自分をよく知ることができる手帳術」とも言えます。

ここでは、具体的なメリットを5つお伝えしますね。

  1. そのときの自分が興味のあることがわかる
  2. 知識のインプットとアウトプットができる
  3. 感情や感覚を大切にできる
  4. 関心のある情報を意識せず引き寄せる
  5. 手帳のフリー欄を活用できる

 

コモンプレイス手帳術を始めようか迷っている人は、参考になる内容でしょう。

 

1.そのときの自分が興味のあることがわかる

1つ目のメリットは、「そのときの自分が興味のあることがわかること」です。

手帳をパラパラと見るだけでKEYの目印が目に入り、自分の気になることがすぐにわかります。手帳一冊にすべてまとめているからこそのメリットです。

興味がわかると、自然と自分を見つめ直すことにつながります。すると本当に大切なことに気づくきっかけにもなります。

たとえば、今回のYouTube動画に登場しているひとみさんは、手帳のフリー欄に曲や歌詞を数多く書き留めていました。

以前はよくライブやフェスに行っていましたが、仕事や家事で足が遠のき、最近はストリーミングで聞くだけだったそうです。

でも、手帳でふりかえりをするなかで、音楽を現地で聞くことが好きで「音楽の近くにいたい」という価値観に気づき、なんと10年ぶりにライブへ行くことにしたそうです。

手帳で自分のありたい姿を客観視でき、本当にやりたいことが見えたとのことでした。自然と行動に移せたのは、大変素敵な体験だったとおっしゃっています。

このように、自然と自分の興味のあることや、ありたい姿に近づけるのはコモンプレイスのメリットと言えるでしょう。

なりたい自分に近づくためのヒントが欲しい方は、こちらの記事もおすすめです。

▶関連記事【なりたい自分になるには?理想の自分になるために必要な考え方と行動】

 

2.知識のインプットとアウトプットができる

2つ目のメリットは、「知識のインプットとアウトプットができること」です。

手帳に書いたままになっていたことを、あらためて知識として取り入れられるところはメリットと言えます。

気になった内容や役立つ情報をメモしていても、つい手帳に書きっぱなしになり「どこにメモしたかな?」という経験は、誰しも多くあるのではないでしょうか。

コモンプレイスのKEYを活用すると、目印が関連づいているので、ふりかえりがしやすくなると言えます。

特に本やセミナーの内容などは、今の視点で見えてくることもあり、新たな学びへの手がかりにもなるでしょう。

 

3.感情や感覚を大切にできる

『pure life diary』に書き込んだ「今日のありがとう」のページ

3つ目のメリットは、「感情や感覚を大切にできること」です。

コモンプレイスは、もともとはノート術ですが、手帳とも親和性が高いと言えます。なぜなら、手帳に書くことで「何があったのか、どのような気持ちだったのか」を思い出しやすいからです。

今回のYouTube動画に登場しているひとみさんは、映画「コーダあいのうた」のセリフ「君に声をかけたのは可能性があるからだ。」をメモ欄に書いていました。また、この映画を見た日のきもちに「新しい仕事を任されてがんばらなきゃ、でもちょっと不安」と書いており、不安な気持ちがあったそうです。

しかし、このセリフを聞いて「私にも可能性がある、任せてくれた方のことも信じよう」と決意したことを思い出したそうです。そのときの感情や感覚が、手帳のメモ書きから溢れてきて驚いたとおっしゃっています。

このように、感情や感覚を思い出すきっかけとなり、自分の感情をそのまま感じて大切にできる点も手帳のメリットと言えるでしょう。

なお、「がんばるべき」という「TO DO思考」から抜け出し、感性や感覚を大切にした「ありたい自分・なりたい自分」から考える「TO BE思考」に変化する方法を書籍『人生の純度が上がる手帳術』で解説しています。

感情や感覚を大切にして人生を変化させていきたい方は、チェックしてみてくださいね。

 

4.関心のある情報を意識せず引き寄せる

4つ目のメリットは、「関心のある情報を意識せず引き寄せること」です。

コモンプレイスのKEYが手帳に書いてあることで、何気ないときも「興味・関心のレーダー」がはたらきます。

脳と心のしくみから、言語化することで関連する情報を脳は自動的に集めはじめます。

脳には「RAS(Reticular Activating System)」という機能があり、自然に新しい情報を探して見つけてくれる働きがあるためです。

『pure life diary』メソッドのRASの説明資料

そのため、手帳に書き込んだ「興味のあること、気になること」に関連する情報や必要な知識が知らず知らずのうちに集まってくるのです。

もし「自分の興味が変化してきたな」と感じたら、KEYを更新すると、そのときの自分に必要な情報を手に入れられるでしょう。

 

5.手帳のフリー欄を活用できる

5つ目のメリットは、「フリー欄を活用できること」です。

コモンプレイスに取り組むことで、フリー欄やメモ欄を有効活用する機会になります。

とはいえ、普段フリー欄を書かない方は「なんでも書いていい」と言われても、書く内容が思い浮かばず「コモンプレイスが進まない……」という方もいるかもしれませんね。

そのような方は、まずデイリーページに1日のよかったことやその日のきもちを書いて、KEYの目印をつけてコモンプレイス手帳にしてみるのがおすすめです。

そのうち本格的に書いてみようと思ったら、ぜひフリー欄を使ってみてくださいね。

なお、『pure life diary』のフリー欄は、週に1回半ページのスペースなので、お試しで始めてみるにもちょうどいいボリュームですよ。

 

コモンプレイス手帳術で手帳時間をさらに充実させよう

手帳やお茶がある机の上

この記事では、コモンプレイス手帳術とその始め方、メリットをお伝えしてきました。

コモンプレイス手帳術とは、自分が気になった情報や役立つ内容などを1冊の手帳にまとめる手帳術です。

コモンプレイス手帳術には、気になる情報を忘れずに思い出す機会になったり、新たな自分を知るきっかけにもなったりします。

メモ書きが自分を深く知る方法の1つになるなんて、なんだかワクワクしますよね。

今回の内容が、みなさんの手帳ライフの参考になればうれしいです。

なお、本記事やYouTubeでも紹介した手帳『pure life diary』は、自分の価値観や強みを知るためのワークや質問集が充実した手帳です。

自分としっかり向き合いたい方は、こうしたワーク付きの手帳を活用してみるのもよいでしょう。

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