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HSPのわたしが自己理解を深めてフリーランスの道を選んだ理由【pure life ストーリー4 Yukikoさん】

HSPのわたしが自己理解を深めてフリーランスの道を選んだ理由【pure life ストーリー4 Yukikoさん】

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『pure life diary』を使っているユーザーさんに、手帳を使って起きた変化をインタビューしていく企画「わたしの手帳の使い方ストーリー」。

第4弾は、ユーザーのヨガ講師&ライフコーチとして活動する、Yukikoさんにお話を伺いました。

繊細でHSP気質や内向型の方のなかには「フリーランスに興味はあるけど、繊細気質な自分には向いていないのでは」などと考えて、ふみ切れない方もいるのではないでしょうか

現在フリーランスで活動するYukikoさんもHSP・内向型の気質で、元会社員でした。

『pure life diary』やコーチングなどで自己理解を深めたことをきっかけに、自分らしい働き方を見つけて、フリーランスを選んだプロセスを聞きました。

自分らしい働き方やフリーランスに興味がある方、働き方に悩むHSPや内向型の方には、何かヒントになるかもしれません。

 

【プロフィール】

Yukiko ヨガ講師/ライフコーチ
元クリニック勤務で受付業務に従事。2016年に結婚を機に引っ越し・退職後はコールセンターに5年勤務。『pure life diary』やコーチングなどで自己理解を進め「本当にやりたいことしたい」と、2022年からフリーランスに。現在はヨガの講師とライフコーチとして活動中。「心と身体と繋がり、本来の自分に還ることで心地のいい人生を」と、ヨガの指導やリトリートを開催したり、ライフコーチとして生きづらさを抱えた方などに伴走したりと、心と身体の両面から女性をサポートする。京都在住。

◎Instagram:https://www.instagram.com/healing_journey_yukiko/

 

自分と向き合うことで見つけた、ヨガの講師とライフコーチの道

ゆかり
ゆかり

『pure life diary』開発者・井上ゆかりが、今回インタビューしますね!  Yukikoさんはいつから、フリーランスでヨガの講師とライフコーチとして活動されているのですか。

Yukiko
Yukiko

よろしくお願いします!わたしは2022年6月からヨガの講師、8月からライフコーチとして活動しています。

Yukiko:
ヨガや瞑想の指導をしたり、所属しているコミュニティの朝活での瞑想を担当したりしています。

ライフコーチとしては、内面と向き合う伴走するプログラムを作って提供しています。心と身体の両方からアプローチして、自分らしく心地よく生きるためのサポートです。

あとは、ポッドキャストでラジオ配信もしています。

また、京都の古民家でヨガとお茶を体験できるリトリートイベントも月に1回開催しています。


※茶畑リトリートイベントの様子

――ゆかり:
さまざまな活動をしているのですね!京都の古民家でヨガとお茶のリトリートイベントの開催には、何かきっかけがあったのですか。

Yukiko:
所属しているコミュニティで出会った、お茶の先生と意気投合したことがきっかけですね。

お茶の先生に京都の茶畑と古民家に案内していただけることになり、会いに行きました。そこで「お茶やヨガを通して、本来の自分に還れて癒される空間が作れたらいいよね」と。

古民家には縁側があり、茶畑が見渡せて。「ここでヨガができたら、絶対気持ちいいだろうなぁ……」と思いました。


※青空と緑の茶畑が見渡せる古民家からの景色

その後、さっそく企画を作ってお茶の先生をお誘いし、古民家でお茶とヨガのリトリートイベントを実現させました。

初めて「自分でやりたい!」と思って企画して主催。積極的に行動して前進したなと感じています。

――ゆかり:
たしか同年の初めごろは、まだ会社にお勤めでしたよね。主催で動いてイベント開催、変化がすごいなぁと思います!

 

「自分にはこれしかできないから」と思い込み、続けていた会社での仕事

――ゆかり:
Yukikoさんはフリーランスになる前は、どのような仕事をしていたのですか。

Yukiko:
クリニックの受付業務を3年していました。忙しく、スピードが求められる仕事で苦手なマルチタスク。要領良くできないこともあり、自己肯定感が下がっていました。

結婚を機に引っ越しもあり、受付の仕事を退職してからはいろいろな仕事をしました。

長く続いたのは、5年勤務したコールセンターの仕事です。シングルタスクの仕事で、マニュアルに沿っての業務。

忙しかったけど、決まっている業務の方が続けられると思いました。

今ふりかえると、特にやりたい仕事ではなく、自己肯定感が下がっていたので「マルチタスクはできない」などと思い込んでいたなと思います。

――ゆかり:
前職での経験を活かして、コールセンターのお仕事をされていたのですね。そのように長く続けていたコールセンターから、なぜ、フリーランスを考えるようになったのですか。

Yukiko:
コールセンターはシングルタスクでしたが、環境的なストレスが多くあったんです。

ずっとパソコンの画面を8時間、眺め続けながらの電話対応。常に電子音が鳴り響いていました。

通話内容や時間を管理されるのも苦手でした。お客さんとのコミュニケーションで、言葉に傷つくこともあって。

またわたしは、お客さんの悩みを丁寧に聞くと長くなることも多かったんですが、会社からは時間をかける対応よりも効率や本数を求められます。

「これがずっと続くのかな……人生の多くの時間を占めるのに」と、コールセンター勤務の4年目くらいから、次第に違う道も考え出しました。

 

自分を縛っていた心がゆるんでいった

――ゆかり:
そのころから、自分と向き合うようになったのですか。

Yukiko:
わたしは昔から人に合わせがちで、本音が言えずに生きづらさを感じていました。そんなときに、ゆかりさんのセッションやコーチング、『pure life diary』などに出会ったんです。

手帳の「価値観ワーク」で、8分野の価値観をさまざまな角度から質問を自分に投げかけて、自己理解が深まりました。

また、普段から自分とのコミュニケーションを取ったりコーチングを受けたりして自分と向き合いました。

――ゆかり:
『pure life diary』には、自分のコアな部分と向き合うための価値観の質問集や、自分の強みがわかるワークがありますよね。ただ、「質問の答えが思い浮かばない。書けない」というユーザーさんの声をいただくこともあるのですが、Yukikoさんはどうでしたか。

Yukiko:
確かに最初は「理想の人生は?自分の強みは?」などの答えは、書けなかったですね(笑)自分のなかで制限があったからだと思います。

けど自分が「当たり前」だと思っていたことが、ほかの方に共有したときの反応から「これは自分の強みなんだ」と、気づくことができました。

思い込みや自己否定などが自分を縛っていたことにも。

 

手帳とコーチングで自分と向き合い、気づいた「本当にやりたいこと」

Yukiko:
小さな気づきを書き出していくうちに、次第に書けるようになり、傾向や共通点が見えました。

書けない部分は「なぜなのか?」を自分に問いかけて、客観的に自分と向き合えるようにも変化しましたね。

書いて言語化すると「自分にも軸があったんだな」と気づきました。

『pure life diary』のワークやコーチングで、少しずつ自分を受け入れられるようになったなと思います。

――ゆかり:
すでに自分の強みや価値観は「あって感じていた」のに「気づけていなかった」だけだったのですね。

Yukiko:
そうですね。あと、手帳の書き方は「フィーリングや感覚で書いてもOK」と言ってもらえたのがよかったなと思います。

毎月のマンスリーページで、アイデアを書いていたことが、翌日にインスピレーションで降りてきたりすることもありましたね。

『pure life diary』を使ってから、身体や心に意識が向くようになり、自分の内側の感覚もわかるようになっていきました。

もともと、わたしはフィーリングや感覚派で「○○な状態」と「状態ベース」でしあわせを感じるタイプです。

仕事でも「〇〇で働きたい」ではなく「マイペースに働いている」「人の役に立てている」という「状態」がいいのだなと気づきました。

コールセンターも好きな仕事ではなかったけど、「人の役に立って感謝されること」は好きだったんだと思います。

無理して何かを獲得するのではなく「元々ある自分の強みを活かしたい」と理想の働き方を考えるようになったんです。

自分の価値観が満たされて働けたらいいなと『pure life diary』のワークで感じました。

すると「今の会社では実現できない。未来の自分は自宅でマイペースに働いている」と思いました。

 

会社を辞めてフリーランスへの道へ(決断)

――ゆかり:
でも、家で仕事するなら、転職して会社員でリモートワークなどもありますよね。YukikoさんのようにHSP気質や内向型の方には、独立は刺激が多い働き方でもあるかもと思ったのですが、なぜフリーランスの道を選んだのですか?

Yukiko:
自分の理想の未来を深掘りして考えていると「自由」という価値観が浮かび上がってきたのですが、それが「会社で働いている自分」とは一致しなくて、次第にモヤモヤして窮屈に感じていったんです。

「1度きりの人生だし、やりたいことをやってみよう」と思ってふみ切りました。

「好きだったヨガを仕事にしたい」と。

実は、収入面から大手のヨガスタジオの正社員に応募するという選択肢もよぎったのですが、自由がある環境で働きたいという価値観があったので「自分でやろう」と決めました。

そこから小さなスタジオで毎週レッスンをさせていただいたり、オンラインでプライベートヨガを提供したり、手探りで進んでいきました。

『pure life diary』やセッションなどで自分と向き合い、思い込みを手放したからか、未経験でも「なんかやれるかもしれない」と思えてきて。

「もし、無理だったとしても必要な学びになると思うから」と前向きに決断できました。

――ゆかり:
スタジオでヨガを開催してみる、という経験もしてみて、自分で活動する道を選ばれたんですね。

Yukiko:
「意外と行動力が自分にはあるんだな!」って思いました(笑)。

あと、これは余談ですが、もう1つ驚いたことがあって。

ヨガの資格を取る前に、『pure life diary』のpure lifeサークルの「まなび」の領域に「リトリートに行ってみたい」「自分でリトリートを開きたい」と書いていたんです。

実際、ヨガの資格を沖縄のリトリートで取得したんです。沖縄にて1ヶ月で資格が取れるというのを偶然見つけて。

そして、先ほどもお話ししたリトリートの開催も実現しています。

後からふり返って「わたし、これ書いていたんだ……!」と気づいて驚きました。「意識に上げるとやっぱり叶うんだ」って。忘れたころに実現していました。

書いたときは「もっと先だよね」と思っていたけど、現在リトリートができていることにびっくりしています!

――ゆかり:
そうなんですね!まさに、やり方が見えていなくても、本当にやりたいことは脳が見つけてくれる『pure life diary』式のメソッドですね。

 

自分と向き合えたから、なりたい自分へふみ出す勇気が持てた


※コーチングアカデミーの卒業式の様子(右下にYukikoさん)

――ゆかり:
フリーランスを決断してから現在まで、大変なことや葛藤などもあったのではないでしょうか。

Yukiko:
そうですね。実際、たくさん泣きました……。

でも、人生のなかで自分と深く向き合う時間を取れたことがよかったなと思います。自分の軸やコアな価値観などの自分らしさが見つかると、拓けた感じがしました。

仕事への考え方も変わりました。

たとえば、「マルチタスクはできない」と決めつけるのではなく、「自分を活かせる場所を探す」というほうへフォーカスできるようになったこと。今は興味の方が勝って、いろんな仕事をしています。

――ゆかり:
葛藤や苦しさを乗り越えて、前に進もうと思えたのは何があったからなのでしょうか。

Yukiko:
精神的にどん底になったことをきっかけに「自分と向き合うしかない」と思いました。

どん底の状態から未来を想像して「こうなりたい、なれるかも」というイメージを持っていたのは、大きかったなと思います。

「叶うかはわからないけど、叶ったらいいな」と、自分の可能性を信じました。

ただ、どん底から這い上がるというより「ここを抜けた先に、もっと心地よく生きていきたい」というモチベーションはずっとありましたね。

このままの人生が進んでいくことは、本当につらいし嫌だった。そのために、前進する自分に変化しましたね。

――ゆかり:
自分と向き合うプロセスがあったからこそ、つらい時期も前向きに乗り越えて進められたのですね。ちなみに独立するとき、ご主人の反応はどうでしたか。

Yukiko:
実は、カウンセリングやコーチングを受けていることは、まったく主人に伝えておらず、秘密で動いていました(笑)。

わたしと正反対の性格で、主人はきっちりしているタイプです。変化を嫌い、安定を好む傾向もあって。だから、反対されると思っていました。

でも会社員からフリーランスになるときは、覚悟を決めてこれまでの経緯を伝えましたね。

ただ、ずっと生きづらかったことを伝えるのは「主人が責任を感じてしまうのでは?」と、勇気が必要でした。

だから、主人の責任ではないことを伝えたうえで、自分と向き合った過程のプロセス、挑戦したいことなどを丁寧に説明しました。

すると主人は、驚きつつも温かく背中を押してくれました。

『pure life diary』の価値観ワークなどを通じて、価値観ワークで本音を伝える練習ができていたなと思います。その延長で勇気を出して主人に伝えられたと思います。

また「反対されるかも、認めてもらえないかも」と、ずっと思い込んでいたことにも気づきました。

 

ありたい自分に還り、調和して生きる人を増やしたい


※茶畑リトリートでヨガをするYukikoさん

――ゆかり:
さまざまな葛藤やつらさも乗り越えて、今の活動をされているのですね。『pure life diary』のテーマに「人生の純度が上がる」がありますが、Yukikoさんにとっての「人生の純度が上がる」とは。

Yukiko:
「自分のなかの不純物が取り除かれた状態」です。

本来の自分が1番ピュアで、生まれたときの状態が1番輝いていると思うんです。でも、成長していくうちにいろんなことを纏っていき、自分の心や視界を曇らせていくと思います。

それを取り除いて、自分らしくありのまま生きることやクリアな目で世界を見られることが「純度が高く生きること」かなと思います。

かつては「自分が変わらなきゃ」と思っていたけど「本来の自分に戻るだけでいいんだ」と気づいてラクになりました。

大変なこともあるけど、そのような流れも必要なプロセスとして前向きに受け止められるようになりました。

――ゆかり:
逆にYukikoさんにとって、純度を曇らせるものは何だと思いますか。

Yukiko:
子どものころに言われたネガティブな言葉や、社会の一般常識。自分を縛る思い込みや、常識から外れたことでNOと言われた経験などかな、と思います。

――ゆかり:
自分を曇らせるものを自覚できていると、純度が高く生きることにつながりますよね。Yukikoさんが今後やりたいことはどのようなことですか。

Yukiko:
目指しているのが「自分との調和」です。

ヨガとコーチングで自分と繋がり、本来の姿に還る女性を増やしていきたいなと思っています。

調和した人が増えていくと、まわりにも広がっていきますよね。その平和な循環を広めていきたいです。

また、環境問題や社会問題にも関心があります。まずは自分発信からスタートし、巡り巡って自然との調和や地球にやさしいこともしていきたいです。

――ゆかり:
まさに『pure life diary』の「ありたい自分」で生きる人を増やすための活動ですね……!ありがとうございます。では最後に「何かを変えたい」と思っている読者さんへのメッセージをお願いします。

Yukiko:
悩んでいるとき、今の状況や問題を変えることに意識が向くと思うのですが、1番の近道は「自分にやさしくなること」だと思います。

自己肯定感を高める前に、自己受容が重要なのかなと。

自分に対するセルフイメージが、対人関係や環境に投影されていると思うからです。

たとえば、自分は価値がないとマイナスに思っていると、人から向けられる言葉もマイナスに解釈して受け取ることになり、余計に生きづらいループに入っていくなど。……以前のわたしですね(笑)

そこを手放して、自分に対してやさしい目線や言葉を向けていると、まわりから言われる言葉の感じ方が変わったり見えたりして、世界が変わっていくのかなと。

『pure life diary』などで自分に向き合って、自分の声と対話をしながら、少しずつ自分を信じてみて欲しいなと思います。

手帳:『pure life diary』

書籍:『人生の純度が上がる手帳術』

 

(執筆・編集:上野さおり)

この記事の監修者:井上ゆかり

内向型コンサルタント、カウンセラーでpure life diaryの共同開発者。 繊細さん気質。 著書『もう内向型は組織で働かなくていい「考えすぎるあなた」を直さず活かす5つのステップ」世界文化社

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