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【2024年】手帳会議のやり方を紹介!手順のポイントやメリットも解説(動画あり)

【2024年】手帳会議のやり方を紹介!手順のポイントやメリットも解説(動画あり)

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1年の後半にあたる下半期は、書店や雑貨店などに来年の手帳が並びはじめるタイミングですよね。「これからどの手帳をどのように使おう?」と考える方もいると思います。

「今年の上半期の出来事や気持ちの変化をふりかえりたい」
「下半期も充実した毎日を送りたい」

今年も残り数ヶ月。このような思いを抱く方も多いのではないでしょうか。

そのようなときは、手持ちの手帳の内容や使い方をふりかえる「手帳会議」をしてみるのがおすすめです。

この記事では、下半期の手帳の使い方を整理する「手帳会議」の具体的なやり方を3ステップでお伝えします(今回は、2023年の下半期に手帳会議をする様子です)。あわせて実際の手帳会議の気づきや感想もお届けします。

毎日を心地よく過ごすために、手帳の使い方をこの機会に整理していきましょう。

なお、今回協力してくださったのは、自分と向き合うための手帳『pure life diary』のユーザー・みゆきさんです。

▼この記事の内容の動画は、以下よりご覧いただけます。実際にみゆきさんが手帳会議をしている様子を動画にしているため、手順を具体的にイメージできるでしょう。

そもそも「手帳会議」って?基本的な意味や内容

手帳を開く女性の手元

手帳会議の具体的なやり方を解説する前に、まずは手帳会議の内容や実施するタイミングなどを解説します。

手帳会議初心者の方は参考にしてみてくださいね。

 

手帳会議とは

手帳会議とは「これまでの手帳やノートの内容や使い方などをふりかえり、今後どのような使い方をするか一度立ち止まって考える時間(会議)」のことです。

「会議」と言っても複数人ではなく、基本的には「自分ひとりで手帳と向き合う時間」を指します。

 

手帳会議っていつ・どうやってやるの?

手帳会議は自分の節目と感じるタイミングで行うとよいでしょう。

たとえば1年のなかの上半期から下半期に移りゆくタイミング。半年間のふりかえりになりますし、残りの半年をどのように過ごしていくか計画を立てる機会を生み出せます。

手帳会議は普段使っている手帳やノートを見返す必要があるので、すぐに手帳やノートを確認できるように準備しておきましょう。

 

手帳会議はなぜやるの?主なメリット

手帳に書き込んだ内容をふりかえる手帳会議では、主に以下のようなメリットが挙げられます。

  • 手帳やノートの使い方を整理できる
  • 翌年の手帳選びのヒントになる
  • 自分の新たな一面に気づく
  • 自分に対する理解が深まる

手帳会議では、これまでの手帳の使い方や過去の出来事、取り組みをふりかえることになります。

過去と比べて変化したこと、ターニングポイントとなった出来事、大切にしたい価値観などに気づくこともあるのです。

このように、手帳の使い方や来年の手帳選びのヒントになることに加えて、新しい自分を発見したり、将来を見つめたりするきっかけになるのも手帳会議のメリットと言えます。

自分の人生の目標を立てて、次に取る行動を決める機会になるでしょう。

 

自分の理解が深まる手帳会議のやり方【3ステップで解説】

では実際に手帳会議はどのように進めていくのでしょうか?

手帳会議の進め方は、3つのステップに分けられます。

  1. 手元にある手帳やノートをすべて出す
  2. 手帳とノートを見返して、どのような内容を書いているかを確認する
  3. これからどのような目的で使っていくかを考える

 

一つひとつの手順について、くわしくお伝えしていきます。

 

【ステップ1】手元にある手帳やノートをすべて出す

まずは、手元にある手帳やノートを出します。

私の場合、2023年上半期は3冊の手帳を使っていました。

・高橋書店『デスクダイアリー カジュアル8
・『pure life diary
・ダイソー『2023年ダイアリー A6スリム

これらの手帳の使い方を簡単にご紹介します。

まずは、高橋書店の『デスクダイアリー カジュアル8』。私は、仕事のスケジュールやタスク管理で使っています。

続いてfeppiness株式会社の『pure life diary』は、その日の気持ちや、よかったこと・うれしかったことなどを書き出す手帳として使用中です。

3冊目のダイソー『2023年ダイアリー A6スリム』は、私の場合は子どもの予定を書きこむ専用の手帳です。学校行事や習い事など子どもの予定を決めるときに、外に持ち出す用として使っています。

そのほかに仕事中に思いついたことやアイデアを書くときには、小さなメモ帳や大学ノートを使っています。

2023年は初めて手帳を何冊も使ったり、仕事のアイデアをノートに書くスタイルにしてみたりしました。まずは、手に取りやすい手帳やノートを使用してみました。

手元の手帳やノートを並べてみるだけでも、自分の過ごし方や考え方が見えてきます。

 

【ステップ2】手帳に書いた内容を確認する

次に、手元の手帳やノートを見て「どのように使っていたか?」をふりかえっていきます。

また、ふりかえるときは、手帳に「どのような内容を書いていたか?」を書き出しておくと便利です。

もし手帳やノートを複数冊使っている場合は、ふせんに書き込んだ内容を書き、手帳の表紙に貼っていく方法がよいでしょう。ふせんを使うことで、どの手帳にどのような内容が書いてあるかが一目でわかりやすくなるからです。

手帳やノートを一冊しか使っていない場合は、紙に書きだしていくスタイルでもよいでしょう。

マンスリーページやデイリーページで書いている内容が違う場合は、それぞれ分けて書き出してみるとわかりやすいですよ。

ではここからは、私が3冊の手帳にそれぞれ書き込んだ内容や使ってみての感想や気づきを紹介しますね。

 

1.高橋書店『デスクダイアリー カジュアル8』の書いた内容・気づき

高橋書店『デスクダイアリー カジュアル』は、主に仕事のデスクに置いていて、仕事のスケジュール管理とタスク管理専用で使っています。

ページによって書き込む内容は分けています。マンスリーページには、仕事の打ち合わせを始めとするスケジュールを記入。

仕事のスケジュールを決めるときには、子どもたちの予定も関わってくるので、あわせて子どもたちの予定も書き込んでいます。

デイリーページには、毎日仕事のタスクを書いて、実行できたらチェックを入れています。ウィークリーページには、その週にやり遂げたいことや、締め切りがある作業などを書くことも可能です。一週間の作業のペース配分も考えられるので、大変気に入っています。

ふりかえってみてわかったのですが、この手帳には仕事のタスクだけじゃなく、子どもたちに関することも多く書きこんでいました。

たとえば、子どもと話したことや子どもの成長を感じたこと、学校行事の感想などです。仕事とはあまり関係のないことですね。

そのため「子どものこと」と書いたふせんも、この手帳に貼りつけておきます。

 

2.『pure life diary』に書いた内容・気づき

自分の気持ちと向き合うための手帳『pure life diary』は、自分の気持ちを書きこみ、目標へ向かって進むための指針として使っています。

この手帳は、自分自身と深く対話ができるのが大きな特徴です。

たとえば「価値観を知るワーク」では、自分が大切にしている価値観や考え方について自覚できる質問集があります。

「pure life サークル」では、「けんこう」「くらし」「人間関係」など、8分野別に「自分はこうありたい」という理想の自分を具体的に描くワークがあります。


※『pure life diary』の「pure life サークル」のページ

「ありたい自分」を見つけられると、やるべきことに追われる状況から、本当にやりたいことに取り組む自分へと少しずつ変化していきますよ。

私の場合、デイリーページは日記のような使い方で、その日の気持ちを書いています。今まで手帳はスケジュール管理としての役割でしか使いませんでした。

手帳を書けない日があると「書けなかった私はダメな人間だ」と自分を責めていたからです。空白のページが目に入るとやる気が失せ、次第に手帳を開かなくなるパターンに陥ってしまいました。

でも『pure life diary』のおかげで「書けない日があってもいい」と思えるようになり、手帳への考え方がガラッと変わりました。

『pure life diary』のデイリーページは枠が小さめで「その日の気持ちを一言だけ書こう」とハードルが低く取り組めるようになっています。特にこの手帳の好きなところが「書けない日があってもいい」というスタンスであることです。


※『pure life diary』のデイリーページ

毎日書けるのが理想ですが、忙しくて手帳を開くことすらできずに寝てしまう日だってある。「空白の日は、忙しくがんばっていたんだな」と思えるように。空白のページも、そのまま記録として捉えています。

『pure life diary』を開いているときは自分にやさしくなれるので、私にとって大切な時間だなと、あらためて手帳をふりかえって感じました。

 

3.ダイソー『2023年ダイアリー A6スリム』に書いた内容・気づき

ダイソーの『2023年ダイアリー A6スリム』は、持ち歩き用の手帳で、子どもたちの予定をマンスリーページにだけ書き込んでいます。

2023年が始まったとき、子どもたちの予定はスマホで管理しようと思っていたのですが、なかなかうまくいきませんでした。子ども2人の予定がパッと見てわからず、上の子の予定がある日に、下の子の予定を入れてしまうことがあり……。

特に年度末や年度初めなど、学校行事が多い時期は、スマホでの管理は混乱してしまいました。さらにほかのお母さん達と予定を決めるときは、話がどんどん進んでいくので、焦って予定の確認がうまくできませんでした。

「パッと開いてすぐ予定がわかる紙の手帳がいい」と苦い経験から感じて、3月くらいに急遽用意したのが、このダイソーの手帳だったのです。

▶関連記事【紙の手帳のメリットって?挫折せず日々や心を整えるおすすめの使い方】

 

以上が、私の手帳のふりかえりの内容です。

このように、手元のすべての手帳に書いている内容をふせんにピックアップして表紙に貼りつけたら、次のステップへ進みましょう。

 

【ステップ3】手帳やノートを使う目的を考える

最後に、今後これらの手帳をどのような目的で使っていくかを考えていきます。

なお、手帳の使い方を考えるにあたっては、書籍『人生の純度が上がる手帳術』が参考になりますよ。

ここからは、私が今後この3冊の手帳を「どのような目的で使うか?」を考えている様子を紹介します。

 

1.高橋書店『デスクダイアリー カジュアル8』の今後の使い方

高橋書店『デスクダイアリー カジュアル8』は、引き続き仕事用の手帳として使っていきます。この手帳自体の使い方に変更はありません。

ただ、一点だけ使い方で改善したいところがあります。

仕事のタスクと子どもたちの記録が一緒になっているので、それぞれ分けて書きたいと思っています。

子どもたちの成長の記録だけを記入して管理したいと考えたので、今後は新たに手帳を追加することにしました。

ここで私がノートではなく「手帳を追加しよう」と考えた理由は、以下の3つです。

  • 「〇年の〇月〇日に何をしていたか」がわかったほうがいいため、日付がほしいから
  • 日付が入っていると、1年間の行事をふりかえるのに便利だから
  • 『pure life diary』に出会い、空白のページがあっても楽しめそうと思えたから

出来事や気持ちなども全て同じページに書きたいので、デイリーページが大きい手帳がいいなと考えました。

そこで、以前使ってみたけどあまり使いこなせなかった『ほぼ日手帳』を追加することにしました。

ちょうど2023年の7月から12月まで使える『ほぼ日手帳avec後期』が6月から販売されましたので、下半期はこちらを試してみます。

「ほぼ日手帳」は、たっぷり書けるデイリーページや“日々の言葉”がお気に入りです。しかし以前、毎日書けずに空白のページが嫌になって挫折してしまったんです。

でもその後『pure life diary』に出会い、空白のページがあっても手帳を続けられるようになりました。今なら「空白のページも含めて楽しみながら書けそう!」と思えます。

 

2.『pure life diary』の今後の使い方

次に『pure life diary』。こちらも、下半期も引き続き同じように使っていきます。

ただし一つだけ使い方の変更点があり、「きもちや気づきを書くノート」を追加しようと考えています。

『pure life diary』で毎日のきもちを書き出すことに慣れて、さらに自分の気持ちを書きたいなと感じる日も増えたためです。

なお、手帳に自分の気持ちを書き出す日記のような使い方をしたい方は、以下の記事が参考になるかもしれません。

▶関連記事【挫折しない日記の書き方とは?7つのアイデアと習慣化のコツ】

 

3.ダイソー『2023年ダイアリー A6スリム』のこれからの使い方

そして、ダイソー『2023年ダイアリー A6スリム』。こちらも下半期も同じ使い方をしていく予定です。

以上の3ステップが、私の手帳会議の手順です。

 

私はこの手帳会議の結果、2023年下半期は下記の5冊の手帳を使っていくことに決めました。

・高橋書店『デスクダイアリー カジュアル8』:仕事のスケジュール管理やタスク管理用
・『pure life diary』:自分のきもちの整理や目標設定のための日記用
・『ほぼ日手帳avec後期』:子育て日記用
・ダイソー『2023年ダイアリー A6スリム』:子どもたちの予定管理用
・『MDノート A5横罫(よこけい)タイプ』:『pure life diary』に書ききれなかった気持ちを書き出す用のノート

新しく追加した手帳やノートがあると、新しい自分に出会える気がしてわくわくしますね。参考になればうれしいです!

なお、マンスリー手帳の書き方や使い方のコツは、こちらの記事でくわしく説明しています。手帳の書き方やアイデアが気になる方はご覧くださいね。

▶関連記事【マンスリーの書き方はどうする?月間手帳の書き方アイデア10選

 

【体験談】手帳会議は大切にしたいものに気づく機会になった

ここで、私が手帳会議をやってみて気づいたことを紹介します。

実は手帳会議をやるまで、私は子どもたちの記録をこれほど手帳に書いていることに気づいていませんでした。手帳会議をしてみて「私って、毎日こんなに細かく書いていたんだ!」と驚きました。

手帳とノートの使い分けに難しさを感じる方は、こちらの記事がヒントになりますよ。

▶関連記事【手帳とノートはどう使い分ける?アイデアとおすすめのノートサイズ

手帳のふりかえりをしたことで、ほかにも気づいたことが多くあります。

  • 「子どもたちのことも書いて残しておきたい」と自分が思っていたことに気づいた
  • 「書く時間がない」と思っていたけれど、実際は「手帳を書く時間があるということは、時間はある」と気づいた

手帳をふりかえることで「自分の大切なもの」を大切に扱う時間を取れるようになり、日々の生活のなかのしあわせがまた一つ増えました。

「子どもたちの記録は私にとって大切なものだから、子育て日記を文字にして残そう」
「手帳を書く時間が好きだから、1日のなかでほんの少しでいいから手帳時間を確保しよう」

このように思っています。今後も手帳の時間を楽しもうと思います。

 

手帳会議でこれからの手帳の使い方や来年の手帳を決めて、わくわくする時間を増やそう

今回は、手帳会議の具体的なやり方を紹介しました。

手帳会議は、これまでの手帳やノートの内容や使い方などをふりかえり、今後どのような使い方をするか一度立ち止まって考える時間です。

手帳会議には、これからの手帳の使い方や来年の手帳を決める際に役立つのはもちろん、新しい自分を発見したり将来を見つめたりできるメリットがあります。

今回紹介した記事の内容が、あなたの手帳会議の参考になればうれしいです。

※本記事の手帳会議の開催者:一万田みゆきさん

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