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自分のやりたいことがわからないときの対処法・ヒント【仕事・人生】

自分のやりたいことがわからないときの対処法・ヒント【仕事・人生】

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「自分のやりたいことをして活躍している人を見ると、焦りを感じる」
「仕事をがんばっているけど、なんだか楽しくない」
「就活の時期だけど、自分がしたいことがわからない。モヤモヤする……」

このように悩んでしまう方は「自分のやりたいことがわからない・納得していないこと」が、1つの原因かもしれません。

また最近は「好きなことを仕事にしよう!」「やりたいことをして後悔のない人生を」というようなメッセージを見かけることが多々あります。

すると、やりたいことがわからない自分に対して、もどかしさや焦り、不安を感じる方もいるのではないでしょうか。

とはいえ、具体的に何をしたらいいのか、わからない方も多いでしょう。

実は、自覚できていないだけで、誰にでもやりたいことはあるのです。

やりたいことを見つけるには、考え方のコツやポイント、見極めるヒントがあります。

そこで、この記事では

  • やりたいことが見つからない原因
  • やりたいことを探すときの大切な考え方
  • やりたいことを見つける方法・ヒント
  • 本当にやりたいことかを見極めるポイント

をお伝えします。

やりたいことを見つけることで、楽しく仕事をしたり人生を前向きに過ごしたりするきっかけとなり、今抱えている悩みの解決策が見つけられるでしょう。

なお、弊社の手帳『pure life diary』や書籍『人生の純度が上がる手帳術』は、認知科学の視点から自分が心からやりたいことや価値観を知るための多種多様なワークが含まれています。

自分の心と向き合える習慣が、誰でも無理なく作れる機会を提供しています。

このような手帳や書籍を取り入れるのも、やりたいことを見つけるヒントになるでしょう。

▶関連記事【自分を知るには?メリットや自己分析の方法・質問集を紹介】

 

やりたいことがわからないって悪いこと?悩む人の特徴

SNSやインターネットなどの影響で、他人の考えや発言を目にする機会が日常的にあります。

イキイキした人の発信や活動を見ると、つい自分と比べてしまい劣等感を覚えることがあります。

やりたいことがわからないことは、けっして悪いことではありません。

しかし、自分の捉え方次第では、以下のようなマイナスの影響を与える可能性があります。

  • 他人と比べてしまい、自己肯定感が下がる
  • 人生に対するモチベーションが下がる
  • しあわせを感じられず、楽しくない
  • なんだか不安を感じたり焦ったりする

上記のように悩んでしまいがちな人の特徴としては、

  • 自分に自信がないため、人と比べる
  • 現在の自分に納得感や満足感が得られないため、不安になったり焦ったりする

など、本当は多くある自分の良い部分が見えにくくなっていたり、無意識に違和感を覚えていたりする傾向があると考えられます。

そのため、まずは現在の自分を受け入れて認め、やりたいことや価値観、得意・不得意などを知る「自己理解」を進めるのが近道です。

自分のやりたいことや得意なことなどを知り、気づくことで、現在の自分に納得感や安心感を得られます。

くり返し日常で意識することで、他人と比べずに自分に集中し、しあわせを感じられる瞬間が増えるきっかけになるでしょう。

▶関連記事【自己肯定感とは?低い人の特徴や無理しない5つの高め方】

また、就活でうまくいかずに悩む方や将来の「なりたい自分」がイメージできない方は、以下の記事も参考になるかもしれません。

▶関連記事【就活がわからなくなってきた…。就活迷子を脱却するコツとは】

▶︎関連記事【なりたい自分になるには?理想の自分になるために必要な考え方と行動】

 

自分のやりたいことがわからない原因

なぜ、やりたいことがわからないのでしょうか?考えるほど頭のなかで複雑に考えてしまい迷宮入りしてしまいますよね。

これから考えられる原因をいくつかあげますので、あなたの現状に当てはまっていないかチェックしてみてください。

 

やるべきことや時間に追われて体が疲弊している

やりたいことを考えても思いつかない方は、単純に体の疲れが溜まっている可能性があります。

体が疲れてしまっている状況では、人生を楽しむような心からの「やりたいこと」を理解する正しい判断ができません。

そのような状態で考えたとしても「やりたいこと=休みたい」「思いつかない=何もやりたいことがない」と感じてしまいがちです。

まずは十分な睡眠をとったり、気分をリフレッシュさせたりして休息を取ることが必要です。

心の余裕を取り戻してから、あらためて考えてみるとよいでしょう。

また、やるべきことや時間に追われている人には、なかなか物事がうまくいかないと慢性的に感じる方もいるかもしれません。

以下の記事では「何をやってもうまくいかない」と感じる時期から抜け出すヒントを解説していますので、ぜひご覧くださいね。

▶︎関連記事【何をやってもうまくいかない。疲れた状態から抜け出す方法・ヒント】

 

過去の経験や失敗にとらわれている

やりたいことを考えるときに、過去の経験や失敗が邪魔してしまう場合もあります。

過去に失敗したことが頭のなかに残っていると、「また失敗してしまうかもしれない」「うまくいかないかも」と考えてブレーキをかけてしまいがちです。

また、やりたいことを否定された経験が多いと、無意識のうちに「誰かに否定されるかも」と感じ、考えること自体を避けようとしてしまう可能性があります。

傷ついた自分を受け止めながらも、まずはハードルの低い小さな行動を起こしてみるとよいでしょう。

また「次は、うまくいくかもしれない」「今考えてもわからない。まだ何も起こっていないから大丈夫」など、くり返し自分に声かけしてみるとよいでしょう。

 

まじめ・完璧主義な性格で行動のハードルを高くしている

まじめで完璧主義な方は「きちんとしなければ」「やるなら完璧にしなければ」と考えてしまう可能性があります。

そのため、やりたいことがあったとしても、行動前から「自分には難しい」と感じてしまい、無意識に行動を制限してしまったり諦めたりする可能性が考えられます。

「自分で無意識にハードルを高くしてしまっていない?」「実はできるかも?やってみないとわからないよ」など、前向きな言葉を自分に問いかけてみましょう。

また、本当にできないのか、具体的な行動ステップを調べて確かめてみるのもおすすめです。

 

自分の「感じる・考える」の感性が鈍っている

これまでの人生経験のなかで「have to(〜しなければならない)」という、無意識の思い込みや固定概念によって、自分の感覚や感性が鈍っている可能性があります。

忙しい日常のなかで、どうしても私たちは「have to(〜しなければならない)」の思考になりがちです。

仕方ありませんし、悪いことではありません。

ただし、そのような「have to」な思考が存在していることに気づくことが重要です。

やりたいことを見つけるには、五感で物事を感じることや喜怒哀楽を感じることが大切です。

他人の目を気にして、五感で感じる瞬間や喜怒哀楽を我慢したり無視したりし続けている感覚はないでしょうか?

五感で感じたことや、あなたの喜怒哀楽に触れたものに目を向けてみてください。

あなたがどのように感じたかを意識的に観察し、感じたことを紙に記録するのもよいでしょう。

なお、手帳『pure life diary』は、そのような忙しい現代人のために向けて開発した、感性をみがくことを大切にしている手帳です。

日々感じたことを記録したり振り返ったりする欄があり、毎日書き込むことで感性を磨いていきます。

紙に書く習慣は、自分に手間暇をかけてじっくり向き合えるきっかけになるでしょう。

 

やりたいことを探す前に!見つけるために重要な3つの考え方

やりたいことが頭に思い浮かんでも、さまざまな思い込みから自分でブレーキをかけてしまい諦めてしまうことはありませんか?

この章では、そのように考えてしまう方には解決策となる、やりたいことを探すにあたって大切な3つの考え方をお伝えします。

やりたいことを見つける前に、ポイントとなる考え方を知っていただけると幸いです。

 

1.やりたいことは変わってもいい

「自分のやりたいことは変わってもいい」ことを知っておきましょう。

無意識に「やりたいことは、最後までやり遂げないといけない」と思っていないでしょうか?そのため、自分でハードルを高くしてしまっているのかもしれません。

さまざまな経験を体験することで、新たにやりたいことが見えることがあります。

「やってみたからこそ、違う」と気づくことは多々ありますし、それは悪いことではありません。

やりたいことが変わることは、むしろ自然なことであなたがチャレンジして前進している証だと言えます。

「やりたいことは、変わってもいいんだ」と気楽に考えてみると見つけやすくなるでしょう。

 

2.具体的な手段や道筋は見えていなくても大丈夫

やりたいことを叶える手段が思い浮かばない、道筋が見えないから「やりたくないこと」と決めてしまったり、諦めてしまったりすることはないでしょうか?

やり方や具体的な方法がわからなくても大丈夫です。

実は私たちの脳は、身の回りにある情報をすべて認識しているのではなく、本当に興味があることや自分にとって重要な情報を優先的にインプットする傾向にあります。

そのため、自分のやりたいことがあると、脳が勝手にやりたいことを叶えるための情報を身の回りのものから探してくれるのです。

たまたま見たチラシや本、SNSや誰かの言葉など、さまざまなものから「やりたいこと」に関する情報をインプットします。

たとえば学生時代、進路を決める際に希望校を意識した瞬間、その希望校の制服を着ている人を街中でよく見かけるようになった経験はありませんか?

そのような脳の働きが、自分のやりたいことに関しても起きるのです。

そのため、まずはやり方や具体的な方法に目を向けるのではなく、「自分のwant to(根源的な欲求・心からやりたいこと)」に目を向けることが大切です。

 

3.やりたいことをするプロセスや感情も楽しむ

やりたいことの実現に向けて行動すると、壁にぶつかったり問題が起こることもあります。

それを事前に予測してしまい「怖い」「自分には無理かも」とやりたいことを見つけるブロックになっているかもしません。

そのような出来事を、すべてネガティブに捉えてしまうと「やりたいことは、怖い」と思ってしまう可能性があります。

ポジティブに見ると、何かにぶつかったり課題が出てきたりするのは、挑戦して行動している証拠です。

壁を乗り越えて問題を解決する過程を楽しんだり、感情の変化を楽しんだりすることでポジティブに捉えられるのではないでしょうか。

ときに休んだり、そのような自分の感情を受け止めたりしながら「少しずつ進めば大丈夫」と安心して進めばいいのです。

やりたいことを見つけるブロックにしないように、意識してみましょう。

 

自分が本当にやりたいことを見つける5つの方法・ヒント

ここでは、自分が本当にやりたいことを見つけるための具体的な5つの方法・ヒントをお伝えします。

ぜひこのヒントをもとに、自分と向き合って考えてみてくださいね。

 

1.没頭して時間を忘れて取り組んだことを思い出す

今まで没頭したり夢中になったりしたことは、やりたいことを見つけるうえで大きなヒントになります。

幼少期も含め、これまでの人生を振り返ってみましょう。

なかなか思い出せないというときは、家族や友人に聞いてみるのもよいでしょう。

もし思い出せたら「どういうところに夢中になれたのか?」を深掘りしてみましょう。

たとえば、サッカーに夢中になったという場合「チームで連携して目標に向かうことが好き」という方もいれば「戦術を考えることが好き」という方もいます。

没頭したことや夢中になったことの「名詞」を思い出し、「何に夢中になったのか?なぜ夢中になったのか」の理由を「動詞」に掘り下げることで、あなたのやりたいことを見つけるヒントになるでしょう。

  • 名詞:「サッカー」
  • 動詞:「チームで連携して目標に向かう」「戦術を考える」「相手の攻撃を防ぐことに燃える」

このように、過去に夢中になったことの理由のなかに、あなたのやりたいことや好きなことのヒントが隠れている可能性があります。

 

2.自分の価値観を言語化する

自分の価値観を紙に書き出したり人と話したりして、言語化してみましょう。

価値観を理解していると、あなたが本当に歩みたい人生の方向性(土台)が見えてきます。

方向性が定まると、やりたいことが見つけやすくなります。

まずは自分の価値観を、「仕事」「人間関係」「趣味」など、分野別に考えてみましょう。

自分の価値観を見つける具体的な方法については、以下の記事を参考にしてみてください。

▶関連記事【自分の価値観の見つけ方とは?価値観がわかる質問と日常に活かすコツ】

また、手帳『pure life diary』や書籍『人生の純度が上がる手帳術』にも、価値観を見つけるためのワークや、分野別の質問集があります。

あらゆる角度からの質問に答えていくことで、自分の価値観が見えるでしょう。

 

3.日々思ったことや感じたことに目を向けアウトプットする

「楽しい」「嫌だ」「もっとこのようにすればいいのに」などと、感情が大きく動いたことや問題意識を感じていることには、やりたいことのヒントが隠されています。

それらは頭で考えるのではなく、ぜひ紙に書き出してみましょう。その際、ジャーナリングがおすすめです。

▶︎関連記事【ジャーナリング(書く瞑想)とは?効果や書き方、継続のポイント】

「日々感じることって?」「思いつかない」と思う方は、ワークがついている手帳を活用するのもおすすめです。

『pure life diary』では、「今日のきもち」を書く欄や、自分と向き合うためのさまざまな質問集を設けています。

自分に質問を投げかけて、実際に書き出して後から振り返ることで、やりたいことを見つける手がかりになるでしょう。

 

4.やりたくないこと・手放したいことを書き出す

「やりたくないことや、手放したいこと」と聞くと、ネガティブなことと感じて良く思わない方もいるのではないでしょうか。

実は、それらの自覚こそ、あなたの本心が求めていることを知るきっかけになるといえます。

書き出して言語化すると「自分の心が求めていること」を探しやすくなります。

おすすめなのが、やりたくないことや手放したいことを書き出したあとに、

  • どのようなことなら平気?
  • どのようなことなら、やってみたい?

と自分に問いかけて書き出すことです。くり返すことで、あなたのやりたいことを見つけるヒントとなることでしょう。

 

5.自分の得意なことや強みをふりかえる

仕事においてやりたいことを探すときは、自分の得意なことや強みに目を向けることも効果的です。

得意なことや強みを活かせた仕事は、無理せずに仕事ができるため、無理なく継続できたり成果が出やすかったりする可能性が高いといえます。

あなたが得意だと感じていること、強みだと感じていることをふりかえってみましょう。

このときに注意することが、「ほかに、もっと上手な人がいるから」と感じて、得意ではないことにカテゴリー分けしてしまうことです。

大事なのは「あなたが得意だと感じていること」なので、まわりの人のことは気にせず自分の得意や強みを振り返ってみましょう。

自分の才能や強みがわからない、という方は、以下の記事をご覧ください。

▶︎関連記事【自分の強みとは?見つけ方・カテゴリー別の強み一覧を紹介】

▶関連記事【自分の才能の見つけ方は?分析方法と見つける4つの質問】

また、手帳『pure life diary』や書籍『人生の純度が上がる手帳術』には、強みを知るためのワークや、強みをカテゴリー別に紹介した「強みリスト100」があります。

「ひとりでは見つけられないかも」という方は、参考にしてみてくださいね。

 

これって本物?本当にやりたいことが見つかったサイン

自分と向き合い、やりたいことを探すなかで、「本当にやりたいこと?」と疑問に感じることがあるかもしれません。

本当に自分がやりたいことと見極めるポイントは、「時間の使い方が変わること」です。

たとえば

  • 気になって、本で調べたり人に会って聞いたりして情報収集する
  • まずは簡単に始められることをスタートさせ、継続している

などの状態があげられます。

つまり、常に「やりたいこと」に意識が向いて、行動している状態です。

このようにあなたの生活のなかで時間をかけていることや、気持ちが向いていることに「本当にやりたいこと」のサインがあらわれます。

サインだと感じたことはメモをしておくとよいでしょう。

日々記録しておくことで「やりたいこと」の焦点がはっきりしていきます。

 

まとめ:本当にやりたいことを見つけ、自分を楽しもう

やりたいことをやっている人が輝いて見えて、焦ったり劣等感を覚えたりしてしまいますよね。

SNSが発達した現代では、他人の行動や考えが目に入ることが日常的にあります。

無意識に、自分の外側ばかりを意識してしまい、自分と向き合うことが少なくなってしまいがちです。

自分のやりたいことを見つけるためには、まわりの人にどう見られるかよりも、自分の心がどのように感じているかに注目することが最適です。

本記事で紹介した日々の感情を紙に書き出したり、自分の価値観や得意なことに目を向けたりする方法をおこない、自己理解を深めていくとよいでしょう。

手帳『pure life diary』を使って、自分と向き合う習慣づくりもおすすめです。

この記事が、あなたが「やりたいこと」を見つけるきっかけになれると幸いです。

本メディア「pure life is…」では、これからも「しあわせを感じられる毎日へ」をテーマに情報発信していきますので、ほかの記事もぜひ参考にしてみてくださいね。

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