挫折しない目標の立て方!コツや注意点、人生を変えるポイント
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人生を変化させるためには「目標を立てることは大事」と、言われたことがあるかもしれません。たとえば、学生時代の部活や勉強、入社時や年末年始など、身近な場面から人生における節目などに目標を立てることが多いものです。
しかし、いざ目標を立てたものの
- 結局目標を達成できずに終わってしまう
- いつの間にか目標を忘れてしまっている
- 目標を立てると縛られる感じがして苦しい
などと感じる方も多いのではないでしょうか。
このように挫折してしまう原因は、「承認欲求」や「義務感」などから目標設定しているためです。本心から望んでいる目標ではないため、途中で苦しくなったり諦めたりする可能性が高まります。
挫折を防ぐには、自分が本心から望んでいる欲求に沿った「なりたい自分・ありたい自分」から目標を立てることが重要です。
本記事では、挫折せず人生を変化させる目標の立て方・注意点などを解説します。自分に最適な目標の立てたい方は、ぜひ記事を読み進めてみてくださいね。
なお、feppiness株式会社では認知科学(脳と心のしくみ)の視点から、挫折しない目標を立て「なりたい自分・ありたい自分」を自然に叶えるための手帳『pure life diary』や、書籍『人生の純度が上がる手帳術』を提供しています。
挫折しない目標設定の方法をくわしく知り、人生を変えていきたい方は、合わせてチェックしてみてくださいね。
目次
「なりたい自分・ありたい自分」から目標を立てる重要性
人生を変化させるには、「なりたい自分・ありたい自分」をベースにして目標を立てることが重要です。
当メディアを運営するfeppiness株式会社では、このように「なりたい自分・ありたい自分」の視点から考えることを「TO BE思考」と呼んでいます。
「TO BE思考」に対して、やるべきこと(TO DO)から考えることを「TO DO思考」と呼びます。よくある目標の立て方でもあるでしょう。
もちろん「TO DO思考」は、ビジネスの場面では大切で効果的な目標の立て方でもありますが、人生を変化させる目標設定時に取り入れるのは、挫折する原因になり得るのです。
こうしなければならない(have to)な義務感のような気持ちをベースに目標を立てると、気持ちが続かずに挫折しやすくなります。
そのため、TO DO思考の反対でもある「TO BE思考(やりたいことや、ありたい姿から考える)」が有効なのです。
TO BE思考の特徴は「自分の感性を大事にできたかどうか」を評価基準にしている点です。挫折を防ぎ、無理なく自然に変化をうながす思考といえます。
人生を変えるための目標を立てる際は、「なりたい自分・ありたい自分」から考えることを意識してみましょう。
目標を立てる前にやっておきたい3つのこと
やみくもに目標を立ててしまうと、まわりの目を意識したものや義務感をベースにしたものになりやすく、挫折や自己肯定感の低下につながることがあります。
それらを防ぐためには、以下の3つのことを考えてみてください。
- 自分の価値観を理解する
- 自分の根源的な欲求(want to)を知っておく
- 自分の才能や強みを自覚する
1.自分の価値観を理解する
自分の価値観を理解していないと、無意識にまわりの言動を意識した目標や「こうしなければならない」と思い込んだ目標になってしまいがち。
本心から遠ざかった目標を立ててしまう可能性があります。
自分の価値観を自覚することで、自分軸のある目標を立てられます。挫折を防ぎ、まわりの目も必要以上に意識せず自分の目標に集中できるでしょう。
自分の価値観がわからない方は、以下の記事に
- 価値観の見つけ方
- 分野別に価値観を見つけられる質問集
- 価値観を見つける際に注意すること
などをくわしく解説しています。ぜひ参考にしてみてください。
▶関連記事【自分の価値観の見つけ方とは?価値観がわかる質問と日常に活かすコツ】
2.自分の根源的な欲求(want to)を知っておく
自分の根源的な欲求である「want to」を知ることも重要です。
「want to」とは、あなたの心が純粋に「したい」と思う欲求です。反対の考え方で「have to(〜しなければならない)」があります。
目標を立てるときに「have to」をベースに無意識の義務感から考えてしまうと、途中で苦しくなったり、目標を達成できなかったときに自分を責めたりする傾向にあります。
そのため、自分が心から願うことや「~したい」という「want to」をベースに目標を考えてみましょう。
自分の「want to」で目標を立てる際のポイントは「目標達成までのプロセス」に注目したとき、あなたが「どのように感じるか?」です。
「目標を達成した・できなかった」などの結果で一喜一憂するのではなく、目標達成までの行動のプロセス自体も価値を感じるのであれば、自分の「want to」に従っている目標と言えるでしょう。
なお、「そもそも、自分のやりたいことがよくわからない」という方は、以下の記事を参考にしてみてください。
▶関連記事【自分のやりたいことがわからないときの対処法・ヒント【仕事・人生】】
3.自分の才能や強みを自覚する
自分の才能や強みを自覚することも、自分らしい生きかたに沿った目標を立てやすくなります。
もしあなたが今の仕事で「なかなか成果が出ない」「苦しい、つらい」などと強く感じているのであれば、強みや才能ではないことに力を注いでいる可能性も。
そのような状態や仕事で「こうあるべき」「達成しなければ」などと義務感から無理して目標を立てると、余計に苦しく感じたりつらくなったりして挫折する可能性があります。
自己肯定感を下げる原因にもなりかねません。
逆に、自分の才能や強みを自覚しエネルギーを注ぐところを見極めることができれば、あなたは「がんばる」という感覚がなく仕事を飛躍させられるでしょう。
自分の才能や強みの見つけ方は、以下の記事で紹介しています。
- 自分の才能が見つけにくい理由
- 才能を見つける自己分析方法
- 応えるだけで才能がわかる質問集
などをくわしく紹介していますので、目標を立てる際はぜひ参考にしてみてくださいね。
▶関連記事【自分の才能の見つけ方は?分析方法と見つける4つの質問】
自己肯定感を下げない目標の立て方【5ステップ】
目標を立てる重要性や、目標を立てる前にやることはわかったけど「どうやって目標を立てたらいいの?」と思った方もいらっしゃるかもしれません。
いきなり目標を決めようとすると、考えることに時間がかかりすぎて「考えるだけで終わってしまった」となる可能性があります。
そこでこの章では、目標の立て方を以下の5ステップ形式で紹介します。
- ステップ1.ありたい自分・なりたい自分を考える
- ステップ2.目標を分野別に書き出す
- ステップ3.目標を達成するために必要なタスクを具体的に書き出す
- ステップ4.手放すことを決める
- ステップ5.タスクの実行計画を考える
ステップ1.ありたい自分・なりたい自分を考える
「ありたい自分・なりたい自分」を考えることは、目標を立てるときのベースになり非常に大切です。
まずは、「ありたい自分・なりたい自分」の大まかな方向性を見いだし、叶えるための方法を少しずつ考えていきましょう。
たとえば、以下のように
- どんな人に囲まれているか
- どんなくらしをしているか
- どんな気持ちで仕事をしているか
など、さまざまな方面から「ありたい自分・なりたい自分」をイメージしてみてください。
ここで注意したいのが「誰にどう思われるか」は考えないことです。自己中心でいいのです。
あなただけの人生のなかで「どうありたい・どうなりたいか」を考えてみましょう。
ステップ2.目標を分野別に書き出す
「目標を立てる」と聞いて、なんとなく「目標はひとつだけ」だとイメージする方もいるのではないでしょうか。
とはいえ、やみくもに目標を立てると「どれかを忘れてしまうのでは?」と感じたり、実際に忘れてしまったりした経験があるかもしれません。
そのため、分野別に目標を立てるとイメージしやすいでしょう。
人生に重要な8つの分野をピックアップしてお伝えしますので、目標を立てる際の参考にしてみてください。
- くらし:どのようなくらしをしていたいか・どんなところに住みたいか
- 健康・美容:健康にくらすためにどんなことをするのか
- 趣味:どんな趣味を持っているのか
- 学び:どんなことを学びたいか
- パートナー・家族:パートナーや家族との接し方・どんな関係性がいいのか
- 仕事:どのような仕事をしていたいか
- 人間関係:どんな人に囲まれていたいか・どんな人間関係が心地いいか
- お金:どんなことにお金を使いたいか
「ありたい自分・なりたい自分」を意識しながら、このように自分に問いかけて目標を考えてみましょう。
ステップ3.目標を達成するために必要なタスクを具体的に書き出す
ステップ1とステップ2をやってみると、少しずつ自分の目標が定まってきたのではないでしょうか?
次は、掲げた目標を実行するために「何をすればいいのか?」をふまえて、目標を達成するために必要な、行動(タスク)を具体的に書き出してみましょう。
たとえば「英語を話せるようになる」という目標があるのであれば「単語を覚える」や「英語の発音の練習をする」など、具体的な行動を書き出してみましょう。
ステップ4.手放すことを決める
目標に到達するために必要な行動は思いつきやすいですが、タスクの詰め込み過ぎには注意が必要です。
タスクを詰め込むと、次第に「have to(〜しなければならない)」になってしまう可能性があります。そのため、目標を達成するために「手放すこと」もセットで考えてみましょう。
手放すことは、「コト」「モノ」「ココロ」の視点から考えると決めやすいです。
- コト:なんとなく見る動画やSNS、付き合いの飲み会、長い通勤時間 など
- モノ:時間を消費してしまうテレビ、スマホアプリ、雑誌 など
- ココロ:思い込み、承認欲求、見栄、一般常識 など
手放すことを決め、スケジュールや心に余白をあけるように日課を考えることもおすすめです。
目標を立てて新しいことに取り組む際は、負荷やストレスもかかるもの。意識的にゆとりを持つといいでしょう。
ステップ5.タスクの実行計画を考える
目標を達成するために「やること」や「手放すこと」を決めたら、どのように実行するかの計画を考えてみましょう。
たとえば「英語を話せるようになる」という目標があれば「1日10分、英語の発音を練習する」など、具体的な数字に落とし込んで実行する日時や作業量を決めます。
決めたら、紙や手帳に書き込んで言語化して、やることが自然に目に入るようにすると実行しやすくなるため、おすすめです。
立てた目標のための行動を実行・継続するコツ
ここまでで目標と達成のための行動を考えてきました。
「ありたい自分・なりたい自分」を想像し、生活のなかの分野ごとに目標を立てて具体的な行動目標を考えるなど、多くの時間を費やしたのではないでしょうか?
せっかく時間をかけて目標を考えたのですから、行動を実行し、継続させて人生の純度を上げたいですよね。
以下では、立てた目標に向かって行動を継続させるコツをお伝えします。
タスクは細分化して小さくして実行する
タスクは細かく設定して、少しずつ実行することが重要です。
たとえば「英語を話せるようになる」という目標を立てたときに「毎日1時間は英語の勉強をする」というタスクは負担になりやすく、途中で挫折する可能性があります。
タスクを細分化して小さく実行して負担を軽減することで、無理なく継続させられます。
「YouTubeで英語系の動画を検索する」や「英語の本を手に取ってパラパラめくる」など、負担を感じないくらい細分化するといいでしょう。
またタスクとは別に、「pure life ピン」を日々設定することも大切です。
「pure life ピン」とは「『ありたい自分・なりたい自分』を叶えるために意識したい行動、緊急でないけど重要なこと」です。
小さなことでも大丈夫なので、ぜひ1日の始まりに「pure life」ピンを考える習慣を取り入れてみてください。
なお、習慣化を成功させるコツを知りたい方は、以下の記事で
- 習慣化ができない人の特徴や理由
- 習慣化するメリット
- 習慣化を成功させる方法やポイント
などを解説しています。ぜひ参考にしてみてくださいね。
▶関連記事【習慣化のコツは?挫折しないポイントを紹介【人生を変化】】
SMARTの法則を意識して設定する
目標を立てる際に実現不可能なことがあれば、せっかく目標を立てても達成できずに自信を失い、自己肯定感の低下に繋がります。
そこでご紹介したいのが「SMARTの法則」です。目標を達成するための効果的な考えだと言われています。
SMARTの法則とは
- Specific:「具体的、わかりやすい」を意味
- Measurable:「計測可能、数字になっている」を意味
- Achievable:「同意して、達成可能な」を意味
- Relevant:「関連性」を意味
- Time-bound:「期限が明確、今日やる」を意味
この5つの頭文字を並べたものです。ぜひこの5つの項目を意識して、目標と向き合ってみてください。
日々行動をふりかえり、目標に近づいているかを確認する
よくありがちなのが、「目標を立てて紙に書いただけで満足してしまうこと」です。
そのような状態を防ぐために、目標設定した後は日々の行動をふり返りましょう。
日々の行動が目標に近づいているのか、現在地はどこなのかを定期的に確認することで、常に目標を意識できます。
そのため、普段よく目に入る場所に目標を貼ったり、毎日使う手帳などに目標を書き込んだりしておくと、目に入りやすいためよいでしょう。
なお、feppiness株式会社の手帳『pure life diary』では、日々の「pure life ピン(ありたい自分・なりたい自分のために緊急でないけど重要なこと)」を書く項目があります。
1日の始まりに「pure lifeピン」を考えることで自然と目標を意識します。
また1ヶ月ごとにふりかえりの項目もあるので、目標に向かってどれくらい進んだのかを確認することも可能です。
過去の「pure life ピン」を振り返ることで、目標への進捗が目に見えてわかるのが自己肯定感の向上にもつながるでしょう。
人生を変化させる目標を考えるときのポイント
この記事を読んでくださっている方は、目標を立てることで「人生を変化させたい」と感じているのではないでしょうか?
ここでは、あなたが人生を変化させる目標を考えるときのポイントをお伝えします。
夢や理想を叶える具体的な方法は、わからなくてもOK
「具体的な方法が思いつかないけど夢や理想として掲げてもいいのかな?」と不安になる方もいるかもしれませんが、具体的な方法がわからなくても大丈夫です。
人間の脳は、夢や理想をしっかり定めると無意識に関係する情報を集めます。
夢や理想への想いが強いほど、脳が勝手に方法を探してくれるので、最初から具体的な方法はわからなくても大丈夫です。
「理想の未来の自分の視点」を意識して考える
人生を変化させるための目標を考えるときにやりがちなのが、「今の自分にできるかな?」といった「今の自分」を中心に考えてしまうことです。
今の自分の視点で考えてしまうと、今の自分ができることの範囲内で目標を考えてしまいます。
そうすると、あなたは「今の自分」からは変化できない目標になってしまいます。
大切なのは「未来の自分の視点」で考えることです。未来の自分の視点から見て、必要な目標を考えてみましょう。
なぜ決まらない?目標を立てるときの注意点と対策
目標を立てる大切さはわかったものの、なかなか目標が決まらずに時間だけが過ぎてしまう方もいらっしゃるかもしれません。
人はどんなに未来の自分をイメージして、なりたい自分を考えても無意識のうちに変化することを恐れてしまいます。
「コンフォートゾーン」という言葉を知っていますか?
コンフォートゾーンとは「安心感があり居心地がいいと感じる心理領域のこと」を指します。たとえば「いつものメンバーに囲まれている」「今の自分の能力でやりくりできている」など、ほとんどストレスがかからないゾーンです。
「コンフォートゾーンに居続けたい」と無意識に感じてしまうことは、人間が本能的に現状維持を望んでしまうひとつの側面なのです。
また「ネガティブセルフトーク」といって、「自分はできない」「どうせ自分は何をやってもダメだ」など、自分へのネガティブな言葉を無意識に考えてしまうこともあります。これは、目標を設定しても無駄・難しいなどとイメージしてしまい、人生への変化を妨げる原因になるのです。
もし目標がなかなか決められないときは、この2つの存在を思い出し、自分へのネガティブな言葉は手放しましょう。
また、これらの存在を知っておけば、目標設定やその先の行動へのハードルを乗り越えられる可能性が高まるでしょう。
それでも動けないときは、目標を振り返ってみて「have to(〜しなければならない)」な目標になっていないか?も考えてみてください。「have to」な目標は、挫折や目標達成後の燃え尽きの原因となってしまいます。
「行動できない」と悩む方は、以下の記事もヒントになるでしょう。
▶関連記事【頭ではわかってるけど行動できないのはなぜ?原因と対策を解説】
自己肯定感を下げない目標を立てて人生を変化させよう
本記事では、人生を変化させるための目標の立て方やポイント、注意点などを紹介しました。
人生を変化させる目標は、なかなかすぐには思いつかないかもしれません。
しかし少しでも「自分の人生をより良く変化させたい」と思っている方は、今回の記事を参考にして「ありたい自分・なりたい自分」「理想のくらし」などから考えて、目標を考えてみてください。
なお、記事内でも少し紹介しましたが、手帳『pure life diary』では目標を立てる前の段階である自分と向き合うワークが豊富です。
ぜひワークを活用し自分の価値観、強みや才能を自覚して目標を考えてみてください。
また『pure life diary』を最大限に活用するための方法や、考え方をまとめた書籍『人生の純度が上がる手帳術』もあります。この書籍にも自分と向き合うワークが豊富に掲載されているため、さらに自分と向き合い適切な目標設定ができるでしょう。
今の自分を変化させて、なりたい自分に向かう人が少しでも増えればうれしいです。