紙の手帳のメリットって?挫折せず日々や心を整えるおすすめの使い方
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書店や文具店の店頭に手帳が並んでいるのを見ると「手帳を使ってみようかな」と思う方もいるのではないでしょうか。
しかし、これまでに手帳をうまく使いこなせなかったことを思い出し「せっかく買っても、また途中でやめてしまうかも……」「手帳を使いこなせる自信がない」と購入に踏み切れない方も多いかもしれません。
また「手帳を使うメリットって何?」「使ってみたいけど、自分に必要なのかな」と疑問を抱く方もいるでしょう。
そこで今回は紙の手帳のメリット・デメリットや、挫折せずに手帳を使いこなすためのポイントをご紹介します。
さらに、予定管理以外の手帳の使い方としておすすめの「心が整う手帳術」もお伝えします。
ぜひ最後までご一読ください。
目次
スマホにはない、紙の手帳を使う5つのメリット
スマホアプリで予定管理を行っている方もいるでしょう。
どこに行くにも持ち歩くスマホであれば、いつでもスケジュールを入力したり確認できたりして便利ですよね。
ただ、スマホより紙の手帳のほうが得意なこともあります。
ここでは、紙の手帳を使うメリットを5つご紹介します。
1.紙に書くため予定が記憶に定着しやすい
2.データが消える心配がない
3.仕事の場面でも使いやすい
4.集中して自分と向き合える時間になる
5.愛着がわき、自分の楽しみにつながる
1.紙に書くため予定が記憶に定着しやすい
予定を手書きすると、記憶に残りやすいというメリットがあります。
また、その予定を書いたときの感情やまわりの環境なども一緒に記憶されやすくなります。
たとえば「この会議大変そうだな」「友達と久しぶりにお出かけで楽しみ」という気持ち。
このような感情も手帳に書き込むとき、一緒に記憶に残り忘れにくくなります。
また、自分の字を目で見るため視覚の情報も入り、より印象が強く残るのです。
2.データが消える心配がない
スマホを落として壊したり、突然電源が入らなくなったりした経験はありませんか?
スマホが壊れると予定データを見られなくなってしまいます。
またアプリが突然サービスの提供を終了させて、データが消えてしまう可能性もあります。
その点、紙の手帳はデータが突然消える心配はありません。
3.仕事の場面でも使いやすい
手帳は、仕事中でも使いやすいというメリットがあります。
スマホの場合、取引先との重要な商談中に、相手の目の前でスマホアプリを開くと、失礼な印象を与える可能性があります。
予定の確認をしているだけなのに、相手には遊んでいるように見えてしまう。
でも手帳であれば、「手帳を見て予定を確認している」「メモをとっている」と相手に明確にわかるので、失礼な印象は与えません。
また、スマホアプリは電話中に使えませんが、手帳は電話をしながら使えます。
仕事中は電話で相手と予定を合わせることが多いため、手帳のほうが便利ですね。
4.集中して自分と向き合える時間になる
手帳に予定を書きこんでいるときは、「楽しみ」「緊張する」という自分の感情とじっくり向き合えます。
その感情から、自分がどんなことにワクワクするのか、嫌なことは何なのかを知ることにつながります。
スマホアプリの場合、スマホを見たときにほかのアプリの通知が気になってしまったり、ついゲームを始めてしまったりすることも多いですよね。
そのような環境では、集中して自分と向き合うことは難しいかもしれません。
5.愛着がわき自分の楽しみにつながる
日々手帳を手に取り、予定や自分の気持ちや出来事を書きこんでいくと、次第に手帳に愛着がわいてきます。
予定によってペンの色を変えたり、シールを貼ったり……。
また、マスキングテープでデコレーションして、手帳のアレンジを楽しむ方もいらっしゃいます。
このように、自由にお気に入りの手帳に仕上げていくと愛着がわき、さらに手帳に書き込むことが楽しくなるでしょう。
予定管理以外にも使える!心が整う3つの手帳の使い方
予定管理以外の手帳の使い方をご存知でしょうか。日記を書いたり趣味やダイエットなどの記録を書いたり……。
予定ではなく、今日やった仕事や勉強を記録するなどの使い方です。
実は、このような手帳の使い方は「心を整えること」にもつながるのです。
ここでは、心が整う手帳の使い方を3つ紹介します。
1.日々の感情やできごとを書く
2.目標やなりたい自分を書く
3.よかったことや感謝を書く
1.日々の感情やできごとを書く
1つ目は、手帳にその日のできごとや感情を書く使い方です。日々の感情は、良い感情やポジティブな感情ばかりを書く必要はありません。
落ち込んだことやイライラしたことなど、ネガティブな感情も書きましょう。
たとえばイライラしたことは、書き出すことで次第に気持ちが落ち着き冷静に自分と向き合えます。
「なぜイライラしたんだろう?」と考えることで、自分の価値観を知ることにもつながります。
「自分の感情や感性を大事にする」ことを意識しましょう。
2.目標やなりたい自分を書く
2つ目は、目標やなりたい自分を手帳に書く使い方です。
どのようにしたら「なりたい自分」になれるかを考えて、目標を決めます。
誰かに発表するわけではありませんので、自分の気持ちに向き合い「なりたい自分」をじっくりと考え、目標を決めましょう。
「なりたい自分」や目標が決まったら、それを手帳に書きこみましょう。
手帳に書くことで、目標を常に意識できます。目標を日々目にすることが重要なのです。
それは、頭の中で思い描いただけの目標はすぐに忘れてしまうものだからです。
たとえば年始に立てた目標を、2月にはもう思い出せないという経験がありませんか?
目標自体を忘れてしまっては、当然目標達成は叶えることができません。
手帳に書いて日々目標を確認しましょう。
3.よかったことや感謝を書く
3つ目は、その日あった「よかったこと」や「感謝すること」を書く使い方です。
これらを書くことで、日常生活の中にある「よかったこと」や「感謝すること」にどんどん気づけるようになります。
1日を振り返るとき、ついつい「〇〇ができなかった」と、できなかった自分ばかりに目がいってしまいがち。
つまり自分を減点評価している状態なため、自己肯定感が下がっていく一方です。
そこで手帳によかったことや感謝を書き「よいこと」に目を向けることで、自分を加点評価できます。
「〇〇ができてよかった」と振り返る習慣を作ることで、自己肯定感がアップしていきますよ。
なお『pure life diary』では、上記でおすすめした3つを書く欄があり、毎日書き込むだけで心が整うしくみを叶えています。
感性をみがいて心が満たされる手帳の具体的な使い方は、ぜひ以下の記事もご覧ください。
手帳を使うときによくある悩み
次は手帳のデメリットについてお話しします。
手帳を使うことを躊躇する理由として、特に多く聞かれるお悩みを3つ挙げます。
持ち運ぶ必要がある
手帳は持ち運ぶ必要があるため、どうしても荷物になってしまいますよね。
また、外出先に持って行くのを忘れてしまった場合は、予定の確認ができないというリスクがあります。
書くスペースが限られているため追記や変更がしにくい
予定が多く入っている日は、手帳を書き込むスペースが足りなくなることもあります。
最初に書きこんだ文字が大きくて、後から追記したいと思ってもスペースが空いていないことも。
さらに予定が変更になった場合は、修正がしにくいデメリットもあります。
上から線を引いて訂正すると、ごちゃごちゃとして見にくい手帳になってしまう可能性もあります。
続けられずに挫折したり自己肯定感が下がったりする
手帳を使い始めても、途中で何も書けなかった日が出てくると、真っ白のページが気になってしまい、書く気力が無くなってしまう人もいらっしゃるかもしれません。
最後まで使いきれなかった手帳を見て「私は手帳を続けられない、ダメな人間だ」と思ってしまいます。
毎日書こうと決めたのに、書けなかった自分を責めて自己肯定感が下がってしまう。
こうしたネガティブな記憶がいつまでも残り、新しい手帳に興味があっても「どうせまた続かないだろう」と、さらに自己肯定感を下げてしまう負のループに陥ってしまうのです。
なお、手帳が続かずに挫折しがちな方に向けて、挫折せずに自己肯定感を高める手帳の使い方を以下の記事にまとめています。
よかったらご一読くださいね。
挫折せずに手帳を使いこなすための3つのポイント
ここまで読み「今度こそ手帳を使いこなしてみたい」と思っている方へ、挫折せずに手帳を使いこなす3つのポイントをお伝えします。
1.手帳を使う目的を考えて、必要ならスマホやほかの手帳と使い分ける
2.自分が使いやすい手帳の大きさや種類を選ぶ
3.ペンやシール、ふせんなどをうまく活用する
楽しみながら手帳を続けるヒントにしてみてくださいね。
なお、働く女性がどのように手帳を活用しているのか?が気になる方は、以下の記事がヒントになるかもしれません。
▶関連記事【仕事ができる女性の手帳の中身は?おすすめ活用術【プライベートも両立】】
1.手帳を使う目的を考えて、必要ならスマホやほかの手帳と使い分ける
スマホと手帳は、それぞれ得意なことが違います。まずはその違いを理解しましょう。
スマホが得意なことは以下の3つです。
・予定管理
・他者との予定共有
・持ち歩きやすい
スマホは予定の追加や変更が簡単にできます。予定を入力するスペースも自由自在なので、文字の大きさを気にする必要もありません。
「毎週水曜日に定例会議がある」といったルーティンの予定は、一度入力すれば自動的に毎週スケジュールに反映できます。
またスマホやクラウドは、ほかの人とのスケジュールの共有が簡単です。
仕事のメンバーや家族とスケジュールを共有したいときには、便利ですよね。
そして今すでに持ち歩いているものなので、荷物が増えることもありません。
外出先に持って行くのを忘れてしまうことも、少ないのではないでしょうか。
一方、紙の手帳が得意なのは記録です。
その日あったことや感じたことを書きたい場合は、じっくりと書きこめる手帳が最適です。
1日を振り返りながら、自分の感情や価値観と向き合えます。
たとえばダイエットや勉強の記録を書きたい場合も、手帳に書き込むことで自分の成長を感じられたり、シールなどを活用してやる気アップにつなげたりできますよ。
▶関連記事【手帳を使い分ける理由とメリットとは?複数冊使い分ける方法を紹介】
2.自分が使いやすい手帳の大きさや種類を選ぶ
人気の手帳も気になりますが手帳を使いこなすには自分が使いやすい手帳を選ぶことが大切です。
たとえば目的で考えた場合、
- 予定管理が目的だから、持ち運びがしやすいようにコンパクトなものがいい
- 記録や日記が目的だから、たくさん書きこめるように大きいタイプがいい
と、求める手帳の大きさや種類が違います。
また予定管理が目的の場合は「1ヶ月の予定を管理したいのか、1日の予定を管理したいのか」でも、選ぶ手帳が変わるでしょう。
- 1ヶ月の予定が見やすいように、マンスリーページが大きいタイプ
- 時間軸で予定を管理するタイプ
など、自分に合う手帳を決めていきましょう。
また日記や記録が目的で、毎日手に取って手帳と向き合う時間を大切にしたい人にとっては、
- 紙の書き心地
- 手帳のデザイン
- 手帳に触れる感触
が重要なポイントになるかもしれませんね。
3.ペンやシール、ふせんなどをうまく活用する
手帳のデメリットとして、予定の追記や変更がしにくいという点があります。
解決策としてはペンやシール、ふせんなどの小物をうまく活用することで解決しましょう。
- まだ変更があるかもしれない予定の場合は、ふせんに書いて貼る
- 予定が確定してから手帳に書き込む
- 繰り返し出てくるルーティンの予定は、シールを貼ることで書く手間を省く
- 予定の重要度によってペンの色を変えて書く
- 予定が変更になった場合は、マスキングテープに書いて上から貼る
さらに、マスキングテープは好きな長さに切って貼れるので、長期の予定の記入に役立ちます。
たとえば楽しみな旅行の予定があるときは、お気に入りのマスキングテープに旅行の予定を書いて手帳に貼ってみましょう。
テンションが上がってウキウキしますよ。
小物を使って工夫をすることで、手帳でも追記や予定変更がしやすくなり、予定管理が楽しくできます。
まとめ:アナログな手帳も使いこなして丁寧に日々を過ごそう
手帳は毎日書く欄があるため、つい「毎日書かなければ」と思ってしまいますよね。
しかし、その思いこそが手帳が続かない原因の1つかもしれません。
空白のページがあってもいいんです。空白のページを見て、自分を責めないでください。
たとえばお仕事の予定も、毎日はありませんよね。必ずお休みの日があります。
それと同じで、手帳をお休みする日があってもいい。書けなかった日は、疲れて寝てしまうほど忙しくてがんばった日だったり、体調を崩していた日だったり。
その空白こそがあなたの状況を表してくれるので、大切な記録です。
feppiness株式会社が作った『pure life diary』は、まさにこの「自分を責めない」を大切にしている手帳です。
『pure life diary』は、「まじめでがんばり屋さんが感性をみがいて自分にやさしくなれる手帳」。
1日3分だけ手帳を広げてその日をふりかえり、自分の感情や感性を書き出せるように作られています。
無理なく続けられて、「ありたい自分」に自然と変化する手帳です。心と向き合いたい方にはピッタリの手帳でしょう。
また、書籍『人生の純度が上がる手帳術』でも、『pure life diary』メソッドの内容や自分を強みや価値観を知るための方法をくわしく解説しています。
今回紹介した心が整う手帳の使い方や手帳を使いこなすポイントを参考にして、自分に合った手帳で丁寧な日々を過ごしてみてくださいね。