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【HSP】仕事が続かない原因は?続けやすい仕事探し3つのポイントと無理なく働くコツ

【HSP】仕事が続かない原因は?続けやすい仕事探し3つのポイントと無理なく働くコツ

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「今度こそは長く働くぞ!」と思って転職したのに、結局長く続かない。

「私って、どうしてこんなにダメな人間なんだろう……」

このように感じているHSPは多いかもしれません。

このように悩むHSPに向けて、この記事では

  • HSPで仕事が続かない原因5選
  • HSPが続けやすい仕事探し3つのポイント
  • HSPが無理なく働くコツ

をお伝えします。

HSPにとっては、外に出て仕事をすること自体が大変なこと。

会社に行って仕事をすることが、大多数の人にとっては大丈夫でも、HSPにとっては堪えがたいストレスを抱えることも。

原因と対策を知って、自分に合う仕事を見つけていくヒントをご紹介しています。ぜひ最後までご覧ください。

なお、自分に合う仕事を見つけるためには、自分の価値観を知ることが大切です。

当メディアを運営するfeppiness株式会社が開発した手帳pure life diaryや、書籍『人生の純度が上がる手帳術』には、自分の価値観を知るワークが掲載されています。

仕事が続かない原因を解明し、自分の価値観を知るために、こうした手帳や本も活用してみてくださいね。

HSPの仕事が続かない悩みを解決する考え方

まじめでがんばり屋さんなHSPは、仕事が続かない自分を自分で責めてしまいがち。自分を責めてしまうと自信もなくなっていきますよね。

「~であるべき」「~するべき」という思い込みが強い傾向もあり、世間一般の常識から外れてしまうと、自分がダメな人間だと思ってしまいます。

実はこの考え方を少し変えるだけでも、気持ちがラクになります。

 

仕事が続かないのは悪いことではない

そもそも、仕事が続かないのは悪いことではありません。転職を繰り返してしまうのは、自分に合う仕事や環境を前向きに探しているからです。

合わない仕事や職場で我慢をし続けて、心と体が壊れてしまっては元も子もありません。壊れる前にそこを離れるのは大切なことです。

「仕事が続かない」と自分を責めるのではなく「私は自分を守った」と考えてみてくださいね。

 

無理して1つの仕事を続けなくてもいい

「石の上にも三年」という言葉があるように、あなたも、一つのことを長く続けることがすばらしいと思っているかもしれません。

まじめでがんばりやさんなHSPは「簡単に仕事をやめてはいけない」という思いがより強い傾向にあります。

これぐらいで弱音を言ってはいけない、自分の努力が足りないのだと、限界までがんばってしまうのです。

しかし仕事や職場環境は、誰でも合う合わないがあります。合わない環境で無理し続ける必要はありません。自分に合う仕事や職場を探してみたり、働き方を変えてみましょう。

色々な仕事をして経験を積むことも、あなたの素敵な強みになります。

「1つのことを長く続けなきゃ」と囚われずに、何が自分に合っているかを知るために挑戦していると考えてみるのもよいですよ。

 

HSPだからこそ向いてる仕事もある

HSPは感性が豊かで創造性が高いと言われています。そのため、デザイナーやライターのようなクリエイティブな仕事は、HSPの特性を活かせる仕事です。

また、間違いがないように1つ1つ丁寧に仕事を進めるのも得意。経理や資料作成など、丁寧さや正確さが求められる仕事も、HSPには向いています。

ほかにも、共感力が高く、相手の気持ちに合わせた対応が得意なHSPは、カウンセラーやセラピストなど、人に寄り添う仕事にも適しています。

このように、HSPの特性を活かせる仕事は色々あります。「自分は仕事ができない」と悲観せず「自分に向いている仕事は何だろう?」と考えてみましょう。

HSPに向いている仕事については以下の記事で詳しくご紹介しています。ぜひ参考にしてみてくださいね。

▶関連記事【HSPの現実的な適職とは?繊細さんに向いている相性の良い仕事の見つけ方】

 

HSPで仕事が続かない原因5選

HSPが仕事が続かない原因は、HSPの特性がマイナスに働いてしまうからです。

今回は、HSPが仕事が続かない原因を5つご紹介します。

同じHSPでも、つらさを感じる要因は人によって違うもの。自分はどの原因がつらいかを考えるヒントにしてみてください。

HSPの特性については、以下の記事で詳しく解説していますので、あわせてご覧ください。

▶関連記事【HSP気質とは?特徴や心地よく過ごすための対処法【内向型コンサルタント監修】】

また、HSPには「HSS型HSP」という種類があります。以下で「HSS型HSP」に向いている仕事をくわしく解説していますので、気になる方は見てみてくださいね。

▶関連記事【HSS型HSPに向いてる仕事は?適職の探し方と強みを活かして働くコツ】

 

人に相談できず抱え込んでしまう

完璧主義で責任感の強いHSPは、自分が頼まれた仕事は自分1人でやり遂げなければと思ってしまうことも。

苦手な業務や、もうこれ以上仕事を抱えることができない状態でも、断れずに仕事を引き受けてしまうことも多くあります。

  • 納期に間に合うか不安だから、誰か手伝ってほしい
  • 自分が抱える業務量はもう限界だとわかってほしい
  • 苦手な業務は仕事の進みが遅いので、受け持ちたくない

このように色々な思いを抱えていても、それを外に出せないのがHSPです。

それは、次のように考えているから。

  • 「できません」と言ったら、仕事ができない人間だと思われる
  • 自分が断ったら、みんなが困る
  • 自分が引き受けた仕事は、最後まで自分の力でやり遂げなければと思う

自分の言動で相手が嫌な気持ちになるかもしれないと思うと、気持ちをまわりの人に言えなくなってしまうのです。また自分の状況を相談することも苦手です。

さらにつらい状態でも、まわりに迷惑をかけたくなくて平気なフリをしてしまい、ほかの人につらい状態であることを気づいてもらえません。こうして苦しい状況に追い込まれていき、ついには仕事をやめてしまうのです。

職場がピリピリしていて、聞きたいことがあっても声をかけにくい環境だと、余計に相談できなくなるため、より仕事が続かない原因となってしまいます。

 

上司の些細な言動で落ち込みやすい

相手の気持ちを敏感に感じとるHSPですが、些細な言動をマイナスに受け取ってしまう傾向があります。

たとえば上司の機嫌が悪いと「私、何か怒らせるようなことをしちゃったのかな……」と気にしてしまうのです。

仕事のミスを上司に指摘されると、自分を否定されたように感じてしまいます。

上司としては「ここをミスしてるよ。次からは気をつけてね」と軽く注意しているだけ。ですが、HSPは「こんなミスをしてしまって、信頼を失ってしまった」と考えてしまうのです。

「どうしてあんなミスをしてしまったんだろう」といつまでも落ち込み「みんなに迷惑をかけるから、もう仕事を辞めたほうがいいかも」とさらにネガティブに考えてしまう。

こうしてマイナスに捉えることが続いて、会社に行くのが怖くなり、辞めてしまうこともあります。

このように頭のなかで考えすぎるのもHSPの特徴です。考えすぎて疲れてしまった場合は、以下の記事で紹介している対処法を参考にしてみてくださいね。

▶関連記事【【HSP】考えすぎて疲れたときの対処法・心を整える書く習慣を紹介】

 

ノルマやプレッシャーが厳しい

ノルマがあるとがんばれる人もいますが、HSPにとってはプレッシャーでしかありません。達成できなかったときのことを考えると、不安でいっぱいになります。

他人と競争するのも苦手なので、誰が一番営業成績が良いかを同僚と競うのも苦痛です。

さらに取引先に行っても「営業されて嫌だと思ってるんだろうな」と、相手の気持ちを想像してしまい、商談もうまくまとまりません。商談がうまくいかないと成果が出ないので、さらに上司からのプレッシャーが厳しくなります。

取引先に行くのも憂鬱、でも売上が上がらず職場にいるのもつらいという状態になり、仕事を続けられなくなってしまうのです。

 

音や光が大きく職場環境がせわしない

HSPは、五感が受ける刺激にも敏感です。

たとえば、音や光が大きい職場も苦手。隣の人のタイピングの音が大きくて気になったり、狭いオフィス内でおしゃべりする人の話し声が気になったり。音が気になって集中できないHSPも多いと言われています。

ほかにも、職場の蛍光灯が明るすぎて気になったり、西日が眩しいのが気になったり。

電話が頻繁になるオフィスや、常に人が忙しく動き回っている環境も気持ちが落ち着かず、仕事に集中できません。

忙しく動き回る人が多い職場では、自分も急いで仕事をしなければと焦ってしまいます。しかし焦るとミスが増え「私はみんなのように仕事をこなせない」とまわりと自分を比べて落ち込む原因になり、仕事をやめてしまうことも。

落ち着いた空間でじっくり仕事に取り組めるのがHSPの理想の環境。しかし気持ちが焦ってしまう環境では、仕事を続けるのも難しいですよね。

 

臨機応変な対応が求められる

1つのことを深く考えて、じっくりと取り組むのが得意なHSP。その逆で、次々とその場に合わせた素早い判断を迫られる状況は苦手。

毎日イレギュラーな出来事が起きて対応が必要な仕事や、お客様に合わせてどう対応するかを判断して行動する必要がある仕事はストレスがたまります。

HSPは突発的なことに対応しようとすると、焦って頭のなかがパニックに。なんとか対応できても、後から「あの判断で良かったのかな」「この対応で大丈夫だったのかな」と、いつまでも考えこんでしまいます。

臨機応変な対応がたまにあるぐらいならよいのですが、頻繁に求められる仕事や職場は、苦痛が大きく続きません。

 

HSPが続けやすい仕事探し3つのポイント

HSPが仕事を探すときに大切にしてほしい3つのポイントをご紹介します。

このポイントを軸に探してみると、続けやすい仕事が見つかりやすくなります。

 

現状の不満やストレスから逆算してみる

今の仕事がつらくて悩んでいる方は、今抱えている不満やストレスを書き出してみましょう。

仕事の何が嫌なのか。職場環境のどんなところにストレスを感じるのか。今感じていることを書き出してみます。

今まで続かなかった仕事や職場についても、同じように嫌だったことを書いてみましょう。

すると「仕事が変わっても、ストレスを感じる部分は同じだな」「絶対にやりたくないことは〇〇だな」と気づく部分が出てきます。

人によって感じるストレスもさまざまです。たとえば

  • 電話に出るのが嫌
  • 体育会系の雰囲気に馴染めない
  • 残業が多くて疲れる
  • 内容よりスピードを重視される
  • たくさんの人と接する仕事はつらい

など、自分が嫌だなと思うことを把握しましょう。そして次からは、その嫌なことを避けて仕事を探すと、ストレスを抱える可能性が減り、仕事が続けやすくなるはずです。

 

自分の強みや苦手なことを明確化する

HSPと一言に言いますが、強みや苦手なことは人によって違います。

HSPでも、コツコツ作業することが得意な人もいれば、苦手な人もいます。ひとりで黙々と仕事をしたいHSPもいれば、会社で人と関わりながら仕事をしたいHSPもいます。

「HSPは〇〇だから」という情報だけを鵜吞みにしてしまうのは要注意。HSPの特性を強みとして活かそうとしても、あなたには当てはまらない可能性もあります。

HSPは多くの人と関わることが苦手で、接客業は向いていないと言われます。しかし、相手の気持ちを敏感に感じとる特性を強みにして、じっくりお客様と接するセラピストやエステティシャンなどの仕事をしているHSPもいます。

大切なのは「自分の」強みや苦手なことがわかっているかどうかです。

具体的な強みの見つけ方は、以下の記事で解説していますので、読んでみてくださいね。

▶関連記事【自分の強みとは?見つけ方・カテゴリー別の強み一覧を紹介】

▶関連記事【自分の才能の見つけ方は?分析方法と見つける4つの質問】

 

世間体ではなく自分の価値観を基準に選ぶ

私たちは、世間一般で良いと言われていることが正しいと思ってしまいがちです。

  • 正社員で働いてこそ一人前
  • 給料は高いほうが良い
  • 勤めるなら大企業や公務員が安心

このような世間が良しとすることに囚われていると、自分に合う仕事は見つかりません。

HSPはストレスを抱えやすく、体も疲れやすいので、週に5日も働くのがつらいことも。それであれば、働き方をアルバイトに変更して、週に4日だけ働くのもよいですよね。
もしくは、正社員でも時間短縮勤務やフレックスタイム制を導入している会社を探してみるのも一つの手です。

フリーランスになり、自宅でオンラインでできる仕事をするのもよいでしょう。

お給料が高くても、毎日残業で疲れが取れず、業績へのプレッシャーと常に戦っている状態が、本当にしあわせでしょうか?

自分が生活できるだけの収入を得て、リラックスして穏やかに生活できるほうがしあわせかもしれませんよね。

世間の声やまわりからどう見られるかではなく、自分の価値観を基準にして仕事や働き方を選びましょう。

価値観の見つけ方やポイントは、以下の記事で紹介しています。

▶関連記事【自分の価値観の見つけ方とは?価値観がわかる質問と日常に活かすコツ】

またfeppiness株式会社では、HSPや内向型の方におすすめの、サポーター向けビジネスコミュニティ『Swing』を運営しています。さまざまな働き方・仕事をしている方が多く在籍しており、仕事選びのヒントが得られます。

自分の強みや苦手なことも明確にしていけるコミュニティなので、こちらを活用してみるのもおすすめです。

コミュニティSwing

Swing

Swing(スイング)は
人のサポートするのが好きで得意な人が
自分の強みを活かしながら
副業で月収20万を目指すコミュニティです

 

HSPが無理なく働くコツ

HSPが無理なく働くために大切なコツがあります。今回は

  • 職場選び
  • 働き方
  • 仕事以外の時間の使い方

の3つのコツをご紹介します。

 

サポート体制が整っている職場を探す

HSPにとって、職場選びで一番重要なのは人間関係です。質問がしやすく、同僚や上司とコミュニケーションが取りやすい職場であれば、ストレスを抱えることなく仕事ができます。

また、みんなで協力して仕事をすることが当たり前の職場であれば、仕事の分担も自然と行われるので、無理な作業量を受け持つ心配も減ります。体調不良の人が出たときも、みんなでカバーし合える環境であれば、休むことを躊躇することもなく、安心して体を休められますよね。

特にHSPは、人に迷惑をかけることを気にするので、サポート体制が整っている職場であることは、仕事を続ける大切なポイントです。

 

リモートワークなど働き方が柔軟な仕事を選ぶ

毎朝、通勤するだけでグッタリ疲れてしまう。ひとりで黙々と作業するほうが集中して仕事ができる。刺激に敏感なHSPは、刺激を避けて、リモートワークのように自宅でできる仕事を選ぶと、無理なく働けます。

リモートワークを取り入れている会社を探してもよいですし、フリーランスになって、オンラインで完結する仕事を選ぶのもよいでしょう。

webデザイナーやwebライターなど、フリーランスで活躍している方も最近では珍しくありません。

また、朝の通勤ラッシュを避けるだけでもストレスが減るので、フレックス勤務が可能な仕事や会社を選ぶのも効果的です。

自分がストレスを抱える部分を理解して、そこに柔軟に合わせられる仕事や働き方を探してみましょう。

 

リラックスできる時間を確保する

仕事ばかりの毎日だと、心身ともに疲れ切ってしまいます。趣味を楽しむ、ボーっとするなど、リラックスする時間を取るようにしましょう。

散歩をして、外の風に当たって季節を感じる。夕焼けの空をボーっと眺める。心地の良い音楽を流して、好きな本を読む。コーヒーを、香りを楽しみながらゆっくり飲む。

このように、自分が心地よいと感じる時間を過ごすと気持ちもスッキリして、仕事に取り組む意欲もわいてきます。

毎日夜に、少しでもリラックスタイムを取るのもよいですし、休日は好きなことをすると決めておくのもよいですね。

仕事をがんばっている自分を褒めて、自分をいたわる時間を取りましょう。

自分の機嫌を自分で取り、ストレスを解消する具体例を以下の記事でご紹介しています。ぜひ参考にしてみてください。

▶関連記事【自分の機嫌の取り方アイデア8選!自分の機嫌を取るメリットも解説】

 

HSPの特性を活かして無理しない働き方を選ぼう

HSPだから仕事が続かないわけではありません。HSPの特性を活かせる仕事はありますし、HSPが楽しく働ける職場や仕事もあります。

ただそのような仕事や職場に出会うには、まず自分のことを知ることが必要です。

「私はHSPだから仕方がない」と諦めず、自分の得意なことや嫌なことは何だろう、と自分と向き合ってみましょう。

feppiness株式会社が開発した手帳『pure life diary』や、書籍『人生の純度が上がる手帳術』は、自分の価値観や強みを知るために役立ちます。

自分の価値観を基準にして選んだ仕事であれば、楽しく無理なく続けられる可能性も高くなります。

あなたがやりがいを感じて楽しくできる仕事が見つかるまで、焦らずじっくり探してみましょう。

この記事の執筆者:一万田みゆき

起業家のマーケティングアシスタント、コミュニティマネージャー、webライター。モットーは「強みを活かして自分らしく働く」働き方に悩む人がいきいきと仕事ができるように、強みを見つけて活かす方法についての発信をしたり相談を受けたりしている。

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