全然頑張ってないのにしんどい原因と対処法を解説!自己嫌悪から抜け出す方法
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まだまだ頑張りたいのに、頑張れない。
まわりほど頑張っていないのにやる気が出ない。
そんなに頑張っているつもりはないのに、何となくだるい。
そんなもどかしさ、感じることはないでしょうか。
そして、「頑張りたい」のに「頑張れない」自分を責めてしまって、ますます落ち込んだり、自信を失ってしまったり。
けれど、「頑張れない」にも、何か理由が隠れているかもしれません。
こちらの記事では、その「頑張れない」理由や、自分を責めてしまうときに参考となる考え方などについて、お伝えします。
なお、当メディアを運営するfeppiness株式会社の手帳『pure life diary』や、書籍『人生の純度が上がる手帳術』には、認知科学の視点から、自分の心や価値観を知るための多種多様なワークが含まれています。
このような手帳や書籍を活用することで、つらい状況から抜け出すためのヒントが見つかるかもしれません。
「全然頑張ってないのにしんどい」と焦りやモヤモヤを感じている時こそ、一度立ち止まって思考整理してみるのはおすすめです。
全然頑張ってないのにしんどい5つの原因
頑張ろうとするのに気持ちがついていかない。やらなければならないのに、どうしても行動するのがつらい。
そんなときには、何が起こっているのでしょうか。ここでは、考えられる5つの理由を取り上げています。
すでに頑張りすぎている
あなたは自分が頑張れていないと感じていても、まわりには、あなたがすごく頑張っているように見えているかもしれません。
人は自分のことはわからないものです。自分は、
「このぐらいのこと」
と考えていることも、他者から見ると十分に
「すごい!」
と感じられる場合があります。
つまり、自分は頑張っていないと思っていたとしても、実はすでに十分頑張っている可能性があるのです。
すでに頑張って疲労やストレスがある上に、さらに頑張ろうとするのは、苦しいですよね。
人と比べる必要もありません。自分が疲れていると感じるときには、それがあなたにとっての事実です。そんなときには、しっかりと自分にやさしい時間を作ってみましょう。
理想の基準が高く自分に厳しい
自分が「良い」と感じている基準と、ほかの方が「良い」と感じる基準が違うことってありませんか。
たとえば掃除にしても、「きれい」の度合いは人によって異なるのではないでしょうか。
部屋の隅にほこりひとつない状態を「きれい」という方もいれば、少しぐらいほこりがあっても大丈夫、という方もいます。
人によって、どの部分をこだわりたいかも異なります。
結果として、自分の基準がまわりの人が求めている基準以上に高く、頑張りすぎていることもあるのです。
環境が合っていない
自分が居心地が良い環境で業務を行うのと、自分が居心地が悪い環境で業務を行うのと、どちらのほうが無理がいらないでしょうか。
自分が居心地が良い環境のほうが、リラックスして仕事が進められますよね。
自分に合わない環境にいると、それだけで緊張して疲れてしまいます。また、ストレスが溜まっていることもあるでしょう。
結果として、頑張ろうとしても、思うように頑張れない状態に陥ってしまっているかもしれません。
気付かないうちにエネルギー消耗してる
体力ではなくメンタル的に弱っているために気力が失われているのかもしれません。
人は、時として無意識に自分の感情にフタをしていることがあります。
本当は不満があるのに、不満を持っていることに罪悪感があって我慢してしまう。
本当は嫌だと感じているのに、嫌だと感じていることをダメだと思って感じていないふりをする。
違和感があることには気がついても、自分ではその原因に気がつかずに我慢している状態。無意識に我慢していて、知らず知らずにエネルギーを消耗していることがあるのです。
たまっている疲れがとれていない
しっかり休みは、取れているでしょうか。
自分でも気がつかない間に、疲れが溜まってしまっている場合もあります。
人は、ある一定の目標を達成するために休憩も挟まず集中するとき、疲労を抑制することがあるそうです。
仕事をしている時にはいいですが、仕事が終わった後、ドッと疲れが押し寄せてくるような経験はありませんか。
私たちが疲労を感じるのは、働きすぎにより、体を壊さないようにするため。結果、疲れがたまると、やる気が下がってしまうことがあります。
全然頑張ってないのにしんどいときの対処法7つ
全然頑張っていないのにしんどいと感じている状態は、苦しいですよね。
そんなときに、できること。それをここでは7つ、取り上げてみました。
自分を労わる時間を作る
「私、頑張れていない」
と、感じるときには、自分にやさしくしてみてはいかがでしょうか。
しんどさを感じているのは、自分では気がついていないだけで、すでに頑張りすぎているからかもしれません。
また、ストレスがあるからかもしれません。まずは、ゆっくりと自分の状態に耳を傾ける時間をとってみてください。
お風呂に入って体がリラックスしているときに、セルフハグなどをしてみてもよいかもしれません。
セルフハグをすることで、オキシトシンというホルモンが出ることがわかっています。オキシトシンが上がると恐怖・不安、ストレスを軽減すると言われています。
なお、以下の記事では自分を満たすためのアイデアを紹介していますので、自分を労わるヒントになるかもしれません。
▶︎関連記事【自分の機嫌の取り方アイデア8選!自分の機嫌を取るメリットも解説】
自分の頑張りを認める
今まで、自分がやってきたことを、数えてみてください。
自分がやって当たり前、と感じていることは、まわりから見るとすごいことって、結構あります。
ただ、自分では「やることが当たり前」と感じてやっているため、「頑張った」と認識していません。
また、まわりが当たり前にやっているから、「頑張っているわけではない」でもありません。人と比べて、できる、できない、ではないんです。
数えるのは、「自分が何をやったか」です。
振り返ってみてください。数えてみると、自分がやっていることってたくさんあるのではないでしょうか。
たとえば、お父さんやお母さん。自分の仕事をしながら、お子さんの食事や学校の準備などしていませんか。
仕事でも、コピーひとつとっても、誰かがやってくれることで、会議やプレゼンテーションが行えるんです。
朝起きてから自分がやっていること、ひとつずつ書き出してみませんか。
できなかったことではなく「できたこと」に目を向けることで自信がつき、頑張る気力も湧いてくるかもしれません。
ついつい自分の頑張りを認められず自己否定してしまいがち方は、以下の記事もぜひ確認してみてくださいね。
▶︎関連記事【【HSP】自己否定が強い原因は?やめたいときの対処法!自尊心を高める自分との向き合い方】
焦りや不安を書き出して整理する
気持ちが焦ってばかりで頑張れない。
不安が出てきて、集中するのが難しい。
それ以外にも、何か心がモヤモヤする、心がスッキリしない……。
そんなときには「何に」焦っているのか。「何が」不安なのか。と、そこに目を向けてみるのがおすすめです。
「焦り」や「不安」の原因は、「今」現実に起こっていることではありません。
「焦り」や「不安」は、これから起こるかもしれない最悪の未来や、過去の出来事が悪い結果につながるかもしれないという想像から出てくる感情です。
書き出すことで、心がスッキリしない原因が特定できると、それだけでも心は落ち着きます。
「ジャーナリング」と呼ばれる手法を使ってみるのもおすすめです。「ジャーナリング」について詳しく知りたい方は、次の記事も参考にしてみてください。
▶︎関連記事【ジャーナリング(書く瞑想)とは?効果や書き方、継続のポイント】
あえて何も頑張らない時間を過ごしてみる
心の底から、「休んだー!」と最後に思ったのは、いつですか?
もしも、まったく思い出せないのなら、もしかすると頑張りすぎているのかもしれません。
そして、「頑張る」ことが当たり前になっているから、自分で自分が頑張っていることに気がつけていないのかもしれません。
「ああ、私、頑張っているなー」
という感覚が実感できるのは、「私、しっかり休んだ!」という経験があるからこそではないでしょうか。
けれど、「頑張る」が当たり前になっていたら、自分が頑張っているかどうかがわからなくなってしまいます。
だからこそ、頑張ることに苦しさを感じたり、どうしても前進する気持ちになれなかったりするときには、しっかりと休む時間をとってみてはいかがでしょうか。
なお、こちらの記事では自分を大切にするのが難しい理由や、自分を大事にする方法を解説しています。つい頑張ってしまう人は参考になるかもしれません。
▶︎関連記事【自分を大切にする方法と難しいと言われる理由!具体的にどうすれば自分を大事にできる?】
頑張る目的を見直してみる
あなたは何のために、頑張りたいのでしょうか?それを見つめ直してみるのもよいかもしれません。
頑張りたいのに頑張れないのは、自分が本当に望むことと行動がズレている可能性があります。
その「ズレ」を解消するのにおすすめなのが、「目的」を明確にすること。
たとえば、
「3キロ痩せる」
と目標を立てたときと、
「ウェディングドレスを着るために3キロ痩せる」
と目標を立てたときと、どちらが頑張れそうですか。
ただ「何をする」だけを決めるのではなく、その行動をした結果、自分が何を欲しいと感じているのか。
その「want to」に気がつくと、スムーズに動けるようになっていきます。そして、行動できないとき、「目的」が明確だったら、より自分がやっていて心地よい行動目標に変更することも可能です。
たとえば、「痩せる」目的が、「モテるために」だったとしましょう。
だったら、「痩せる」以外にもできることはありそうです。たとえば、「ファッションセンスをみがく」や「トーク術を学ぶ」でもいいかもしれません。
より自分がやっていて心地よい行動を選択し直して、別のアプローチから目的を達成してもよいですよね。
そのためにも、日頃から、自分が「何をやる」と心地よさを感じるのか自分で集めておくと便利です。
とくに、日記を書くといった「自分を知る」習慣をつけるのがおすすめです。
feppinessの手帳『pure life diary』には、自分の「want to」に気づくためのワークやしくみがたくさん詰まっています。
日頃から自分の「好き」を集める練習、ぜひ始めてみてください。
頑張ることに優先順位をつけてみる
頑張りたいのに頑張れない。そんなときには、自分が大切にしたいものが見えなくなってしまっていることがあります。
そのため、「あれもこれも頑張らなきゃ」と、「have to」思考になってしまい、自分で「やる」ことを選択していません。
「have to」とは、「こうしなきゃ」「こうあらねば」といった自分の「want to」から出ていない行動です。
つまり、自分の心の底からの欲求に従っていないため、「やる」ことが苦しくなるんですね。
自分が今「やりたい」と感じているかどうかに気づく練習から始めてみましょう。そして、何から「頑張る」かを決めてみてはいかがでしょうか。
日常的に、自分の「want to」に気づき、「have to」を手放すには自分の気持ちなどを定期的に書き出してみるのがおすすめです。
『人生の純度が上がる手帳術』には、自分だけの優先順位を見つけるヒントがたくさん書かれています。もしよければ、参考にしてみてください。
目標を細分化して頑張りのハードルを下げる
目標をできるだけ細かくタスク化してみるのもよいでしょう。
「ダイエットしよう!」
となったとき、次のどちらのほうが行動に移しやすいでしょうか。
1ヶ月後に3キロ痩せる!
毎日、30分歩く。
目標が大きすぎると、何をしたらいいかがわからないため、どう頑張ったらいいかがわからなくなってしまうことがあります。
そのため、何か行動したいのに行動できない場合、
「どうする?」
ではなく、
「何をする?」
とより具体的なアクションを想定できる質問をしてみてください。
何をすればいいかを細かく具体的に設定することで、行動への負担が軽くなります。
なお、挫折しない目標の立て方やコツは、こちらの記事でも解説していますので、参考にしてみてはいかがでしょうか。
▶︎関連記事【挫折しない目標の立て方!コツや注意点、人生を変えるポイント】
全然頑張ってないのにしんどいのは甘えではない
「人に迷惑をかけてはいけない」と、体調が悪くても仕事を休まなかったり、人にお願いできなかったり。そんなこと、ありませんか?
「我慢する」「耐える」ことが必要で大切なことだと、つい無理をしすぎてしまう、頑張りすぎてしまう、そんな方いらっしゃらないでしょうか。
そうやって頑張り続けることで、もしかすると、体はとても疲れてしまっているかもしれません。
どうしても頑張れないのは、体から「ちょっと休もうよ」というサインが出ている可能性があります。だから、「しんどい」は決して甘えではないんです。
人によって、そのときにできることの量は違います。まわりがやっていることと、自分がやっていることを比較する必要もありません。
「頑張れないな」
「思うように行動できないな」
そんなときには、思い切って休んでもいいんです。
なんとなく、頑張れないな、とスッキリしないなら、「休む」と決めて、休み切ってください。
頑張れないときがあってもいい
人生、ずーっと「最高!」というときばかりではありません。
時として、「つらい」「苦しい」、そんな気持ちを抱えて、頑張れないタイミングだってあります。
頑張りすぎて、体が動かなくなってしまうときだってあるかもしれません。
それって、生きているからこそ、なんですよね。一生懸命、生きているからこそ、なんじゃないでしょうか。
「頑張れない」って感じられるのは、「頑張って生きているからこそ」味わえるもの。「頑張れない」時期があってもいいんです。
全然頑張ってないのにしんどいと感じるときは、あなたの心と体が、
「頑張っているんだから、ちょっと休んでいいよ」
って教えてくれているのかもしれません。
「頑張れないとき」こそ、「休むチャンス」と捉えて、いつも頑張っている自分を労わってみるのはいかがでしょうか。