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【HSP】ひとり反省会をやめたいときの対処法・心が軽くなる考え方のポイント

【HSP】ひとり反省会をやめたいときの対処法・心が軽くなる考え方のポイント

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「今日、駅までの道を聞いてきたあの人、ちゃんとたどり着いたかな」
「もっとわかりやすく教えてあげたほうが良かったかな」
「どうしてあのとき、一緒に行きましょうと言えなかったんだろう」

HSP気質の方は「駅までの道を聞かれた」という出来事一つでも、このように後からひとりでグルグル考えてしまいます。

これが「ひとり反省会」です。

この例からもわかるように、HSPはひとり反省会の間ずっと反省したり自分を責めたりして、どんどん気分が落ち込んでしまう傾向があります。

この記事では、毎日のように「ひとり反省会」を開いては落ち込んでしまうHSPの方に、以下の内容をお伝えします。

  • ひとり反省会をしやすい原因
  • ひとり反省会をやめたいときの対処法
  • HSPの心が軽くなる考え方
  • ひとり反省会をやめたいHSPにおすすめの習慣

最後まで読んでいただくと、これまで自分を責めて傷つけるだけだった「ひとり反省会」が、心地よく過ごす方法を探すためのものに変わりますよ。

ぜひ最後までご覧くださいね。

なお、feppiness株式会社が開発した手帳pure life diaryや、書籍『人生の純度が上がる手帳術』には、自分の感情に向き合うためのワークや、心を整えるためのヒントが豊富に掲載されています。

ひとり反省会をやめたいけどやめられないという方は、手帳や本を使ってセルフケアしてみるのもおすすめです。

▶関連記事【【HSP】考えすぎて疲れたときの対処法・心を整える書く習慣を紹介】

 

ひとり反省会とは

自分で自分の言動をふりかえって「あの言動は良くなかった」とマイナスにばかり評価してしまうのが、ひとり反省会です。

「もっと〇〇すれば良かったのに」「なんでもっと上手にできなかったんだろう」と、ただひたすら自分で自分を責め続けてしまいます。

これでは気持ちが落ち込んでしまうのも当然ですよね。

さらにはその日接した人の言動や表情も思い出して「機嫌が悪かったのは自分が原因だったのでは?」ということも、グルグルと考えてしまいます。こちらもネガティブな方向にばかり考えて落ち込むのです。

しかもHSPは、ひとり反省会を無意識に始めてしまう傾向があります。ひとり反省会はつらいだけだからやめたいのに、なかなかやめられずに悩んでいるHSPの方も多いようです。

▶関連記事【HSP気質とは?特徴や心地よく過ごすための対処法【内向型コンサルタント監修】

 

HSPがひとり反省会をしやすい原因

なぜHSPは、ひとり反省会をしやすいのでしょうか?その原因には、HSPの気質が関係しています。

ひとり反省会の原因となりやすい、HSPの気質を3つご紹介しますね。

 

相手の感情に敏感

HSPは、声のトーンやちょっとした仕草、表情などから相手の感情を敏感に察知します。

たとえば、朝「おはよう」と言った声のトーンだけで「元気がないな、具合がわるいのかな」と感じ取ることも可能です。

このように相手の感情を察知して心配したり、自分の対応が相手を不快にさせていないかを気にしたりしてしまうのです。

 

やさしくて気遣いのレベルが高い

HSPは相手の感情を感じ取り、相手が不快にならないように配慮して対応します。

職場の同僚が疲れているなと感じたら、仕事を率先して手伝って早く帰れるようにしてあげることも、HSPには当たり前のこと。

相手が口に出して言わなくても、何を望んでいるのかやどうしてほしいのかを察知し、それを叶えてあげようとするのがHSPです。

ただこのときも、自分がやったことに相手がどう反応するか、もっとほかにできることがあるのでは、と次々と不安が出てきてしまいます。

 

完璧主義なところがある

HSPは、人に迷惑をかけてはいけないと考える傾向があります。また、相手をガッカリさせたくないとも思っています。そのため、自分のすることは常に完璧にしなければと考えてしまうのです。

HSPの完璧主義は「自分が納得するまでやる」というより、「相手が満足するものができあがるまでやる」というもの。

たとえば、頼まれた仕事で少しでもミスがあると、相手が気にしていなくても「迷惑をかけてしまった。ちゃんとできない自分はダメだ」と落ち込んでしまいます。

夕食の味付けが微妙だと思うと、子供たちが美味しいと言っていても「もう一度最初から作り直したい」と思うほど気にしてしまうのです。

完璧にできたかどうかの判断基準が相手であるため、十分できていても「この人が喜ぶよう、もっといいものにできるのではないか」といつまでも考えてしまいます。

 

【HSPあるある】ひとり反省会をやめたいときの5つの対処法

ひとり反省会は自分で自分を責め、答えの出ないことをずっと考え続けてしまうため、つらい時間だと感じるのです。

そこで今回は、ひとり反省会をやめたいときの対処法を5つご紹介します。

 

ひとり反省会の時間を決める

「ひとり反省会が始まったら、〇分で考えるのを終わりにする」と制限時間を決めましょう。

その制限時間内は、とことん考えてOK。でも時間がきたら考えるのをやめて、好きな動画を見たり本を読んだりと、違うことに意識を向けてください。

長い時間ひとり反省会をしたからといって、状況が変わるわけではありません。それどころか長時間自分を責めて、より落ち込むだけです。終わりの時間を決めて、自分を守ってあげてくださいね。

 

反省点と改善のためにできる行動を書き出す

頭の中だけで反省会をしていると、ネガティブな考えがどんどん広がってしまいます。そこでひとり反省会が始まったら、頭の中の考えを書き出してみましょう。

まずは

  • 失敗したなと思うこと
  • もっと〇〇すれば良かったと思うこと

など、今自分が反省している点を書き出します。

そして次に、その反省点を改善するためにはどうしたらいいかを書いていきます。具体的な行動を考えると「次からこうすれば大丈夫」と安心できますよね。

 

事実と解釈にズレがないか考えてみる

たとえば仕事の書類で表記ミスをしたとします。HSPは「自分のミスでたくさんの人に迷惑をかけてしまった」と思ってしまいます。その仕事の流れや先のことまで考えて、関連するすべての人に迷惑をかけたと想像するのです。

ですが実際には

  • 書類はまだ上司しか見ていない
  • 表記を訂正して上司に再度確認してもらえば大丈夫で、大きな問題ではない
  • 結果、誰にも迷惑をかけていない

ということも。

自分の想像で判断するのではなく、事実はどうなのかも考えてみましょう。

 

相手の気持ちは相手にしかわからないと開き直る

相手の表情や言動を見て「怒っているかも?」とHSPが感じ取ったとしても、本当に怒っているかは相手に聞かないとわかりませんよね。

実際に相手に確認すると「怒っていませんよ」という答えが返ってくることもあるはずです。

直接注意をうけるなど、自分が原因だと明らかにわかっているとき以外は、相手が「怒っているかも?」と感じても気にしないようにしましょう。

実際には怒っていないかもしれませんし、自分は無関係の可能性が高いからです。

確認しない限り相手の気持ちはわからない、と開き直りましょう。

 

自分の頑張りにも目を向けて褒めて認める

ひとり反省会のときは、自分のできなかった部分ばかりを思い出してしまいます。しかし1日をふりかえると、できたこともたくさんあるはずです。

・「1時間で資料を作って」と急に頼まれたけど、時間内に作れた
・今日も朝早く起きて3人分のお弁当を作った

など、自分ががんばったことにも目を向けて、がんばった自分を褒めましょう。

そうしているうちに、できなかったことだけではなく、がんばっている自分やできたことを思い出すことが多くなってきますよ。

なお、自分を認めて受け入れるのが苦手な方に向けて、自己受容のヒントや考え方を以下の記事で紹介していますので、あわせてご覧くださいね。

▶関連記事【自己受容できない人の原因と対処法【人生を変えるコツも解説】】

 

HSPの心が軽くなる考え方5つのポイント

HSPは自分を責めたり、ネガティブに考えすぎたりして心が沈みがち。そのようなHSPの心が軽くなる考え方のポイントを5つお伝えします。

 

自分を否定しないで受け入れる

ネガティブな感情を持っている自分はダメだと否定してしまうと、自分を責める原因になります。

「落ち込んだ」「つらい」と思っている自分を受け入れましょう。

「今、つらいんだね」と自分の気持ちを否定せず認めてあげるだけで大丈夫です。

気持ちを受け入れるだけで、それ以上ネガティブに考えすぎるのを防げますよ。

 

完璧な人はいないと開き直る

絶対に失敗をしない人を見たことがあるでしょうか?どんなにしっかりした人でも、多少のミスをしているのを見たことがあると思います。この世に絶対に失敗をしない完璧な人はいません。

完璧な人なんていないのだから失敗するのは当たり前、と開き直って考えてみましょう。

 

そういうときもあると自分を許してあげる

うまくいかないことがあったときは「そういうときもあるよね」と、自分を許してあげてください。

たとえば、毎日英語を勉強すると決めていたのに、疲れて寝てしまった日があったとします。HSPは「毎日やると決めていたのに、できなかった私はダメな人間だ」と自分を責めてしまいます。

でもこういうときは「疲れて寝ちゃう日もあるよね」と、自分を許してあげましょう。

1日英語を勉強しなくても、学習の進み具合に大きな影響はないはず。自分を許すことで、気持ちが安定しますよ。

 

人間なので気分や体調によることもあると考える

職場の人や家族の機嫌が悪いとき、自分に原因があるのかもとHSPは考えてしまいます。

でも実際は、ただ気分がイライラしているだけかもしれませんし、体調が悪いだけかもしれません。自分も体調が悪いときは気持ちに余裕がなくて、不機嫌になってしまうことがありませんか?

相手も自分も人間なのだから同じだと考えると、気持ちがラクになりますよ。

 

しあわせや感謝を感じる時間をつくる

マイナスの部分を見るだけでなく、自分のしあわせや感謝を感じる時間もつくりましょう。

1日をふりかえって、その日の良かったことやできたこと、感謝を感じたことを思い出します。

これを実践していると、そのうち日常生活のなかでも、しあわせや感謝を感じることが多くなり、気持ちが前向きになります。

 

ひとり反省会をやめたいHSPにおすすめの書く習慣

HSPの思考と心の整理におすすめなのが「書く習慣」です。頭の中の考えや気持ちを書き出すことで、自分の気持ちを客観的に見れるようになり、心が落ち着きます。

頭の中でその日あったことを考え始めると、HSPはどうしてもネガティブなことに目が向いて、気持ちが落ち込みます。こうしたひとり反省会をやめるために、毎日考えていることや気持ちを紙に書き出してみましょう。

書き出すことで「私は今こう感じているんだな」「これは私がひとりで考えても解決しないことだ」と客観的に判断できるようになります。

失敗したことについても、ただ自分を責めるだけでなく、解決策を考えられるようになり、気持ちが前を向くようになります。

これを日々の生活の中に取り入れて、自分の考えや気持ちを書き出すことを習慣にしましょう。毎日書き出すことで、頭の中で延々と自分を責めるだけのひとり反省会を減らしていけますよ。

気持ちを書き出すのは手持ちのノートなどでも良いですが、習慣化するには手帳を活用するのも一つの手です。

手帳は毎日開く習慣がすでにできている方も多いですし、日付や書く枠が用意されているので、スムーズに書き始められます。

気になる方は、こうした手帳や本を使いながら、心身のセルフケア習慣をつくることもおすすめです。

feppiness株式会社の『pure life diary』は、HSPと相性のいい手帳です。なぜなら『pure life diary』にはHSPの心を軽くする、以下のようなページがあるからです。

  • その日の「よかったこと・今日のありがとう」を書く項目
  • 「今日のきもち」を書く項目
  • 自分の価値観を知るワーク
  • モヤモヤした感情を書き出すページ
  • 自分のしあわせを書き出すページ

『pure life diary』に気持ちを書き出し、心を整えることで、自分を責めてつらくなることも減っていくことでしょう。

▶関連記事【繊細さんのための手帳の使い方【HSP】】

 

まとめ:自分を許してラクに生きよう

「他人に迷惑をかけないようにしよう」「相手に喜んでもらえるよう最善を尽くそう」と考えるHSPは、まじめでがんばり屋さんです。

もう十分がんばっているのに、「これではまだダメだ」と自分を追い込んでしまいます。

毎日がんばっている自分を認めてあげましょう。うまくいかないときでも、その自分を許してあげましょう。ほかの人が言ってくれた「ありがとう」も、素直に受け入れてくださいね。

まずはこうして自分を認めて許すだけで、心がラクになります。

そして記事内で紹介した手帳『pure life diary』や、書籍人生の純度が上がる手帳術を使って、気持ちを整理する習慣をつけましょう。

そうしているうちに、自分を責めるだけだった、ひとり反省会から卒業していることでしょう。

自分にやさしくなり、心をラクにして「ありたい自分」で生きていきましょう。

この記事の執筆者:一万田みゆき

起業家のマーケティングアシスタント、コミュニティマネージャー、webライター。モットーは「強みを活かして自分らしく働く」働き方に悩む人がいきいきと仕事ができるように、強みを見つけて活かす方法についての発信をしたり相談を受けたりしている。

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