長年悩んだ「うまく話さなければ」を手放してみた【pure life ストーリー3 本橋へいすけ】
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こんにちは!『pure life diary』開発者のうちのひとり、本橋へいすけです。
『pure life diary』では、大切にしていることの1つに「手放す」があります。
今回は手放す実例として、手帳開発者である、ぼくの話をシェアしたいと思います。
手放すことはなぜ大事なのか?
多くの人がやりたいことを叶えるための方法として、目標達成の実現や時間管理、タスク管理などに悩んでいます。
世のなかには、それらを解決する「How to」が書籍やブログ、YouTubeなどで、多く紹介されています。
しかし、多くの人は「目の前のものごとに追われる」の問題は解決していないのではないでしょうか?
現代人はあまりにも忙しいです。
- 残業するなと言われても、仕事は減らない……
- スマホやパソコンから常に情報が入ってくる……
私たちはタスク管理や、やりたいことやる前に、そもそもの原因である「忙しい」を減らす必要があります。
その答えが「手放すこと」。
手放すことでは忙しさから解放されるだけでなく、本質的にはその先にある「しあわせ」につながっていきます。
何をどうやって手放せばいいの?
私たちは、何を手放すといいのか?どのように手放せばいいのでしょうか?
「モノ」「コト」「ココロ」に分けて手放す
手放すには「モノ」「コト」「ココロ」に分けて、手放すとよいです。
「モノ」を手放すとは?
部屋や机がゴチャゴチャしていると、何をやるにしても効率が落ちていきます。
反対に、モノが少なくスッキリしていると、効率も気分も上がります。
「コト」を手放すとは?
TVやスマホ、YouTubeを見ている時間、付き合いの飲み会やお茶会など「本当は自分にとって大事ではないコト」を手放します。
忙しいと言われている現代人も「何に時間を使っているか?」1つ1つ検証していくと、意外にも手放せることが多いでしょう。
「ココロ」を手放すとは?
自分のココロを縛っている思い込み、外部評価、承認欲求、社会の一般常識など。
今回は、この「ココロ」を手放した話です。
このあたりの話は、書籍『人生の純度が上がる手帳術』にくわしく書いてありますので、気になる方はぜひ読んでくださいね。
ぼくのココロを長年縛っていたこと
ぼくは、人前で話すときは常に
「わかりやすく伝えなきゃ」
「聞いている人に役立つことを言わなきゃ」
が脳内をめぐっていましたし、わりと息を吐くようにできることでもあります。
ぼくは会社員時代、保険業界で働いていました。
保険はカタチがないもの。
しかも、今すぐ必要なものではなく、将来の万が一に備えるものです。
そのような性質もあってか、非常にわかりにくい商品です。
保険を販売するには「わかりくいことをわかりやすく説明するスキル」が特に求められます。
会社では顧客対応だけでなく、マネジメント職として朝礼や研修を行う機会も多かったため、わかりやすく話すスキルはさらに磨かれました。
その後、フリーランスのwebコンサルタントとして独立。
SNSの活用方法を教えるセミナーや研修、コンサルティングを行っていました。
また個人事業主や会社を経営している方向けに、発信のコツやマーケティング、習慣術を伝えるYouTubeを運営していて、チャンネル登録者は1.4万人以上。
このような経歴もあり、ぼくの話はよく人から「わかりやすい」と言われます。
だけど話すときは、いつも頭で「わかりやすく」「役に立たないと」で考えていたので、ぼくは「ぼく自身の話」に没入していることはなく、一歩引いた感じで話していました。
だから、いつもぼくは「自分自身の話はつまらないし、熱量が少ない」と思っていました。
おもしろく、引き込まれるような話し方をする人に憧れも持っています。
そう、ぼくの話は「わかりやすい」けど「おもんない」。
長年培ってきたコト、ココロを勇気を出して手放してみた
最近いろいろな学びを深めたり、人との出会いも影響したりして、もっと自分の感覚的な部分を素直に信じて使おうと思い始めていました。
趣味でやり始めたフリーダイビング(素潜り)のおかげもあって、身体感覚も敏感になっていましたし。
そんな折に、インスタグラムで対談のライブ配信をすることになりました。
そのライブで話すとき、自分に対して決めたこと。
「頭で考えて話すのをやめよう……」
「感じたままに話そう」
今まで10年以上やってきたことを手放すので、正直怖かったです。
でも、ここで手放さないと一生このまま。
一生「おもんない自分」はイヤ。
そう思い、自分の感覚に委ねて話すことに決めました。
そうして迎えた本番。
話を聞きながら「次に何を話そうかなとか、どんな順番で話そうかな」と考えながら話すのは、今回一切辞めました。
たまにちょっと頭によぎるけど、そんな気持ちも追い払って。
そしたら……話していて楽しい!!
「あれ?なんかいつもより自分の話す熱量が高いんじゃないかな?」と感じました。
何も考えないのは怖いと思っていたけど、話したいことや話すべきことは身体の感覚を研ぎ澄ませば降りてくる。
見ている人からすれば、もしかしたらいつもとあまり変わらなかったかもしれません。
でもぼくのなかでは、「話す」が新しく生まれ変わった記念日となりました。
手放すことで新しい何かが入ってくる。
あらためて、そう感じました。
自分を縛っていたココロを手放し、自分の感性に身をゆだねる。
まさに『pure life diary』でやりたいことでした。
手帳を作っているぼくたちも、みなさんと同じように日々悩んだり、壁に当たったりもしています。
そして、みなさんと同じように手帳のメソッドを取り入れながら「人生の純度」を上げています。
等身大の開発者の話、誰かの参考や力になれば、うれしく思います。