自分を知るには?メリットや自己分析の方法・質問集を紹介
<本サイトはアフィリエイト広告を利用しています(Amazon、楽天)>
「自分のことを聞かれても、うまく質問に答えられずに毎回モヤモヤする」
「自己紹介や自己PRは苦手。そもそも自分って、どのような人間なのだろうか」
「自分の得意なことや才能ってあるのだろうか」
そのような悩みをお持ちの方は、いらっしゃいませんか。
そして、何をしたら解決するのかわからないから、なんとなくすっきりしない毎日を過ごしている……。
そのような悩みを抱えるあなたは、自分を知ると解決のヒントになるかもしれません。
自分を知ると、自分軸ができ、あなたらしい行動がとれるように変化します。
理由のわからないモヤモヤや迷いが晴れて、あなただけの人生の純度が高い「pure life」が送れるようになるのです。
そこで今回は、自分を知るための具体的な方法や質問集などを紹介します。
後半では自分を知るための自己分析で、つい陥りがちな注意点やポイントなどもお伝えしますので、ぜひ最後までご一読ください。
なお、当メディアを運営するfeppiness株式会社が開発した手帳『pure life diary』や、書籍『人生の純度が上がる手帳術』には、自分の価値観や才能を知るためのワークや質問集、考え方など、自分を知るヒントを提供しています。
これらのツールを利用して客観的に自分のことを理解できれば、身近な選択から進路や就職、転職など人生の節目の際に役立ち、「なりたい自分・ありたい自分」で幸福度高く生きていける近道になるでしょう。
目次
自分を知るとは?
「ん?自分を知るってどういうこと?自分のことなのだから、知っているのでは?」
そう感じる方もいらっしゃるかもしれません。しかし意外にも、私たちは自分で自分のことを知らないのです。
たとえば、「あなたの才能は?」とたずねられて即答できる人は少ないのではないでしょうか。
「自分を知る」とは「自分が何者かを知ること」です。本当の意味で自分を知ると、
- 自分の才能
- 自分の価値観
- 自分の好き・嫌い
- 自分の得意・不得意
が、明確になります。
明確になると、あなただけの選択基準ができます。
その基準に忠実にすべてを選択できるようになれば、自分の好きや得意を活かすチャンスが増えると思いませんか。
何より自己選択して生きている人は、幸福度が高まります。
自分を知り、あなただけの選択基準を作って行動していくことは、理想の自分と環境へ導いてくれます。
なお、幸福度を上げるためのヒントは、以下の記事でも解説していますので気になる方はあわせてご覧ください。
▶関連記事【幸福度を上げるには?具体的な7つの方法とウェルビーイング】
自分を知ることで得られる5つのメリット
自分を知ることで得られる最大のメリットは、「自分らしく生きられること」です。そのほか、以下のようなメリットもあります。
- 自分のことを受け入れられる
- 思考力がつくため重要な選択の場で適切な判断ができる
- 自分のことを他者に知ってもらう機会につながる
- 他者のことも理解できるため、人間関係が良好になる
- 自発的に行動できる自分になれる
具体的に見ていきましょう。
1.自分のことを受け入れられる
自分のことがわかると、自分の強みや弱み、得意・不得意が明確になります。そして、自分が心からやりたいことや興味があることへの感度も高まります。
自分の本当の望みがわかったら、自分にとってよい選択肢を選びやすくなると思いませんか。
また、自分が苦手とすることや弱みも知ることで、自分が失敗したりモヤモヤが発生したりする選択肢は避けられるのです。
自分の強みを基準に選択できると、自分自身のパフォーマンスが自然とあがり、人から評価されることも増えるしょう。結果として自信にもつながりよい循環が生まれます。
そうすると、よりありのままの自分が受け入れられるようになるのです。
なお、自分を受け入れるのは難しいと思う方は、以下の記事に自己受容のポイントを紹介しています。ぜひご覧くださいね。
▶関連記事【自己受容できない人の原因と対処法【人生を変えるコツも解説】】
2.思考力がつくため重要な選択の場で適切な判断ができる
自分を知るためには、いろいろな面から自分を見たり、内省したりすることが必要です。
問題を定義し解決する思考力や洞察力などを用いる機会が得られます。また、自分を知ると、どのような条件で自分のコンディションがどう変化するかのパターンも明確に。
自分の価値観もはっきり見えてくるので、自分にとって最良な判断がしやすくなるのです。
3.自分のことを他者に知ってもらう機会につながる
自分を知ることは、自分がどのような思考や価値観を持っているかの言語化を手伝ってくれます。
そのため、相手から何かをたずねられたときに、意見や考えをはっきり言葉にできるのです。
あなたがどのような人なのか、まわりの人に知ってもらえる可能性が高まります。
4.他者のことも理解できるため、人間関係が良好になる
「自分を知る」=「人を知る」とも言えるのではないでしょうか。
自分を知るために自分と向き合い続けると、いろいろな角度や深さから自分を観察することになります。その結果、人についてもいろいろな側面から理解できる可能性が高まるのです。
また人の感情にも敏感になるので、より深く他者が思いやれるようになります。すると、より相手との良好な人間関係を築ける機会が増えるのです。
なお、『pure life diary』を活用した法人研修で、チームメンバー各自が自分と向き合い、チームメンバー同士でシェアして相互理解をした結果、コミュニケーションが円滑になった企業さまの事例を以下の記事で紹介しています。自分を知ることは、ビジネスの場でも良い影響が与えます。
▶関連記事【ふりかえりの習慣で個人とチームが変容|一般財団法人 ウェルネスサポートLabさま【pure life diary 研修】】
5.自発的に行動できる自分になれる
自分を知ると、自然と自分だけのオリジナルの価値基準が明確になっていきます。
つまり、自分が心からやりたいことや、興味があることを認識しやすくなるのです。
同時に、自分にとってあまり重要ではない物事もわかるので、やらなくていいことも見え始めます。
そのうち、少しずつ自分がありたい姿もはっきりとし、行動を選択する指針ができあがります。行動の指針ができたら、自分にとって最良な行動の選択ができるのです。
何より、その指針は自分が本当に「やりたいこと」や「ありたい姿」を基準としているので、行動することが苦になりません。
自分を知るきっかけにつながる5つの方法
自分を知る最大のポイントは、「いろいろな自分に気づく」こと。自分の中にあるものに気づかなければ、ないことと同じです。
自分を知る方法にはどのような方法があるのか、見ていきましょう。
なお、以下の記事では、自分の個性や強みである「自分らしさ」の見つけ方や活かし方を解説しています。以下もご覧いただくことで、自分をより深く知るヒントになるでしょう。
▶関連記事【自分らしさとは?具体例と見つける4つの方法・活かすコツを解説】
1.日頃から今の自分の気持ちや五感を意識して見つめる
自分の五感を大切にすることは、非常に大切です。私たちは気づけば思考している動物です。そして、思考している間は、自分の心や体の状態に気づかないこともしばしば。
感情と体は、密接に関係しています。どのようなときに自分の心が反応しているのか、体の反応から知ることも可能です。
自分の心身の反応に気づくのに有効な手段として、「マインドフルネス」があげられます。
マインドフルネスを日常に取り入れるのは、簡単です。「今、ここ」に集中するだけです。
たとえば食事のときに、スマホやテレビを見ていませんか。「今、ここ」に集中するために、食事以外のことは、一度辞めて、食事に集中してみてください。
手にした器の感触、口の中に入れた食べ物の食感や味の変化、喉を通っていく感覚などをただ味わう。
このときの状態が、マインドフルネスです。マインドフルネスは、やろうと思ったときにいつでもできる手軽さもいいですね。
マインドフルネスをおこない目の前に意識を向けることで、自分の五感がみがかれ、自分を知ることにつながります。
なお、マインドフルネスは「書くこと」でも実践できます。以下の記事でくわしいやり方の手順を紹介していますのでぜひご覧くださいね。
▶関連記事【書くマインドフルネスとは?効果やメリットを解説!初心者でも5分で簡単にできるやり方】
2.思ったことや感じたことを日々紙に書き出して観察する
「ジャーナリング」も自分を知る方法としてあげられます。
ジャーナリングは「書く瞑想」とも言われます。やり方はいたってシンプル。準備するのは次の2つだけです。
- 紙
- ペン
あとはテーマと時間を決めて、ひたすら書き続けます。ずっと書いているうちに言葉が出てこなくなってしまうことがありますが、そのときは「何も思いつかない。ああ、手が疲れてきたな」など、あるがままを書きましょう。
「時間まで手を止めないこと」がポイントです。
また、誰かに見せるためではないため、きれいに書こうとしなくても大丈夫。文法的な間違いやスペルミスなども気にせず、ただ思いつくままに思考を紙の上に書き出してください。
すると、自分で思ってもみなかった言葉が出てきて、「自分はこんなことを感じて、考えていたんだ」という発見ができます。
ジャーナリングの効果や方法は、以下の記事でくわしく紹介していますので、実践したい方はぜひご覧くださいね。
▶関連記事【ジャーナリング(書く瞑想)とは?効果や書き方、継続のポイント】
書き出すことは思考の整理にもなるので、習慣化がおすすめです。
とはいえ、習慣化に苦手意識がある方や、ジャーナリングのテーマを決めるのが難しい……と感じられる方もいらっしゃるでしょう。
そのようなときは、自分と向き合うことを目的としたワークがあらかじめ提示されてある『pure life diary』などを活用するとよいかもしれません。
挫折しない習慣化のコツは、以下の記事でも紹介していますので、あわせてチェックしてみてください。
▶関連記事【習慣化のコツは?挫折しないポイントを紹介【人生を変化】】
3.診断ツールを活用する
自分の強みや性格などを知るには、自己診断ツールを使う方法もあります。質問に答えていくだけで、客観的に自分の資質や特徴を数値や項目で明確にしてくれるので、非常に便利です。
それぞれの強みや性格がどの職業に向いているのか、どうやったら活かせるのかなどを具体的に教えてくれるものもあります。
次の2つは、多くのページが英語です。そのため、診断するときは翻訳ツールとの併用をすると便利かもしれません。
また、feppiness株式会社が開発している手帳『pure life diary』と書籍『人生の純度が上がる手帳術』には、自分の価値観や才能を見つけられるワークや、自分の強みが見つけられる「強みリスト100」などがあります。
これらのツールを複数利用することで、より精度が高く自分の特徴や資質を客観的に知ることが可能でしょう。
4.自分の「want to」と「have to」を考えてみる
何か行動をするとき、
- 「~べき」
- 「~しなきゃ」
- 「みんなが……」
などと思うことはありませんか?
実は、自分の言葉がこうした「have to」(~しなければならない)な表現で飾られているときは、要注意です。
過去の自分の経験や受けてきた教育などから、「こうあらねば」と私たちが勝手に思い込んでいる行動基準の可能性があるからです。
つまり「have to」は、自分がやりたくてやっている行為ではありません。
子どものころを思い出してみてください。ゲームや遊び、マンガや小説を読む時間など、自分が好きでやっていたことは、人から何も言われなくても何時間でも没頭していられませんでしたか。
私たちは成長するにつれ、世間の常識や価値観に惑わされ、いつの間にか自分の「want to」(自分の純粋な欲求)に気づけなくなっていることがあります。
だからこそ、日常の中で自分が行っている行動があなたにとっての「want to」なのか「have to」なのかに気づくことが重要です。
そして「have to」を減らすことが、あなたにとって純度の高い人生を歩む助けとなります。
5.他者に自分のことを聞いてフィードバックを得る
自分を知るためには、人から自分がどう見えているかを知ることも大切です。
人の思考には多くの場合、無意識に思い込みが潜んでいます。そのため、自分のことを知るには限界があるのです。
まわりの人は、つねに自分が持っていない視点であなたのことを見ています。
だからこそ、自分以外の人から自分がどう見えているかを教えてもらうことで、意外な自分の姿が見えてきます。
とくに、どのようなあり方にもフラットに向き合う専門家のプロ・コーチから客観的な視点でフィードバックをもらうと、自分への解像度がより明確になるため、おすすめです。
自分を知るための質問集【自分の価値観や才能もわかる】
質問の答えを考えることで、思考が生まれます。
その思考の過程で新たな気づきが得られたり、自分が気づいていなかった部分をあぶり出したりできるのです。
ここでは、自分を知るのに効率的な質問を大きく分けて3つにまとめてみました。
- 自分の人生に求めているものがわかる質問
- 自分の価値観がわかる質問
- 自分の強み・才能がわかる質問
1.自分の人生に求めているものがわかる質問
長く現実を生きていると、私たちは知らぬ間に思い込みに囚われてしまっています。そうした思い込みを外したところに、自分が本当に求めているものの原石があるのです。
子どものころは、思い込みがほとんどないので、スーパーヒーローやお姫様になりたい、と純粋になりたい自分を口にしていますよね。
同じように今一度、思い込みを外した世界に、思いをはせて、以下の質問に答えてみましょう。
自分が人生に求めているもののヒントが得られます。
- どんなときにしあわせを感じますか?
- 何不自由なくお金があるとしたら、何をやりたいですか?
- 子どものころになりたかった職業や、将来やりたいと思っていたことは?
- 今手放したいものや習慣は?その理由は?
2.自分の価値観がわかる質問
自分の価値観がわかる質問を紹介します。
以下の質問の答えを考えると、自分が「他者に何を求めているのか?」がわかるでしょう
また、質問に答える過程で仕事の意味を定義したり、お金の使い方や理想のライフスタイルを明確にしたりすることで「あなたが人生において何を大切にしたいのか」という価値観がわかります。
- どんな人と長く一緒に時間を共にしたいですか?
- 自分にとっての仕事とは?
- 何に一番お金を使いたいですか?
- 自分にとって理想的なライフスタイルは?
自分の価値観の見つけ方については、以下の記事でもくわしく解説しています。
▶関連記事【自分の価値観の見つけ方とは?価値観がわかる質問と日常に活かすコツ】
3.自分の強みや才能がわかる質問
自分の得意なことや長所ともいえる「強み」や「才能」は、気づくのが難しいものです。なぜなら「自分は当たり前にやっていること」だから、自覚できないことが多いのです。
なお、当メディアを運営するfeppiness株式会社では、強みの定義を
- 自分の強み=後天的な強み
- 自分の才能=先天的な強み
という2つの強みに分けています。パッと頭に浮かんだ得意なことや長所が「どちらの強みか?」と考えることで、より自分ならではの個性や資質が理解できます。
以下の質問に答えると自分の強みや才能が見えてくるでしょう。
- 人からよく褒められることや頼まれることは?
- 人の行動や仕事を見て、つい腹が立ったことは?
- 時間を忘れて没頭していることは?
- 憧れの人は誰?
たとえば、まわりの視線を意識せずに集中できることは、自分の才能と考えられます。また、自分が無条件に誰かに憧れるとき、その憧れの要素は自分も本来持っているものだと言われています。
自分が持っているものに気づき、強みや才能をより発揮するきっかけにしてみませんか。
なお、自分の強みや才能の見つけ方やヒント、具体的な強みの一覧は、以下の記事でも解説しています。それぞれの強みの違いを知り、自己理解を深めたい方は、ぜひご覧くださいね。
▶関連記事【自分の才能の見つけ方は?分析方法と見つける4つの質問】
▶関連記事【自分の強みとは?見つけ方・カテゴリー別の強み一覧を紹介】
自分を知るときの注意点やポイント
自分を知るときに注意する点は以下です。
- 自己観察を続ける
- 自分を責めない
- ほかの人と比べない
自分を知ることは、あなただけのしあわせを感じられる人生への架け橋です。
日々、自分を観察し続け「本当に自分が望んでいること?」「この考えは『have to』なのでは?」と、確認・検証を繰り返すこと で見える世界があります。
ただし、ときに見たくない自分のネガティブな部分にも気づくことも。
「こんな自分は最低だ……」と責めてしまうこともあるかもしれません。
けれど、どんな自分も責めないでほしいのです。
「どんな自分でも大丈夫」と認めた先で、なりたい自分はあなたが決められます。
どうしても苦しいときは、コーチやカウンセラーといったプロに助けを求めてもよいでしょう。
そして、ほかの人と自分を比べないことも重要です。
あなたが望む自分は、あなたが決めていいのです。
どのような価値観も時代や場所、立場で変化します。正解はありません。
それぞれの得意・不得意や個性が異なる世界だからこそ、ひとりひとりの生き方が尊く、お互い助けあって生きているのではないでしょうか。
なお、つい自分を責めてしまうことが多い方は、以下の記事に原因や対処法や紹介していますので、ぜひチェックしてみてくださいね。
▶関連記事【【HSP】自己否定が強い原因は?やめたいときの対処法!自尊心を高める自分との向き合い方】
まとめ:自分を知ってしあわせを感じられる自分になろう
あなたはどのようなときに、しあわせを感じられますか。
もしかすると、今すぐ答えられないかもしれません。
けれど、その答えはあなたの中にあります。ひとりひとりが、自分だけの答えを持っているのです。
答えを見つけるには、自分を知ることが重要です。
自分を知ることは自分の思考力・行動力をアップさせるだけでなく、他者との関係も変化させる可能性などをお伝えしました。
本記事でご案内した自分を知るのに手軽にできる方法やツール、質問などをぜひ活用してみてくださいね。
もし自己を知る速度を速めたい方や精度をあげたい方は、コーチングも活用してみてください。100%あなたの味方で伴走してくれます。
また、手帳も手軽に日常で思考を客観視できるおすすめツールです。
feppiness株式会社でも、手帳『pure life diary』やコーチングなど自分を知るお手伝いやサービスを提供しております。
あなたは、しあわせを感じられる自分になれます。まずは、自分を知って、自分だけのしあわせの基準を決める一歩をふみ出しましょう。