HSS型HSPは変わってるのか。特徴や悩みとの向き合い方を解説
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「HSS型HSPは変わってるといわれるけど、どういうところが変わってるんだろう?」
「HSS型HSPってどんな人なんだろう?」
「HSS型HSPはどんなことに気をつけて生きていったらいいんだろう」
このように考えている方も多いのではないでしょうか。
そもそも、HSPは繊細で感受性が高い気質を持つ人のことを指します。
なかでも「変わってる」といわれがちなHSS型HSPの特徴や、悩みとの向き合い方について解説します。
なお、悩みと向き合い、よりよく生きていくためには自分の価値観を知ることが大切です。
当メディアを運営するfeppiness株式会社が開発した手帳『pure life diary』や、書籍『人生の純度が上がる手帳術』には、自分の価値観を知るワークが掲載されています。
自分の価値観を知り、HSS型HSPがより自分らしく生きていくために、こうした手帳や本も活用してみてくださいね。
目次
HSS型HSPが変わってるといわれる理由
HSPという気質の中で、HSS型という型に分類されるHSPさんがいます。
まわりからは「変わってる」といわれがちなHSS型HSP。どういった点が、変わってるといわれる原因なのでしょうか。
内向的で繊細でありながら社交的な部分があるから
HSPは、聴覚や視覚などの五感が人より敏感で、刺激を受けやすい特性を持っています。
その中でもHSS型というタイプがあり、HSSとは「High Sensation Seeking」の頭文字をとったものであり、「高刺激探求」の意味があります。
HSS型は、HSP特有の繊細さ・敏感さの性質を持ちながらも、新しいことへ挑戦したり物事を探求したりと、刺激を求めます。
そのため、たとえば新しいことを求めて新規コミュニティに飛び込んでみたはいいものの、繊細さゆえに人間関係で悩んだり、次の新しいことに興味が出てしまってすぐに辞めたりなどということが起こりやすい傾向にあります。
このように、HSS型HSPが持つ矛盾した特徴が「変わってる」といわれる理由の1つといえます。
HSPについてもっと知りたい方は下記の記事をご覧ください。
▶関連記事【HSP気質とは?特徴や心地よく過ごすための対処法【内向型コンサルタント監修】】
HSS型HSPの特徴
HSS型HSPの特徴は主に以下のとおりです。
- 好奇心が旺盛で刺激を求める
- やりたいことを次々と見つけるがすぐに飽きやすい
- 完璧主義で自分を責めやすい
それぞれ詳しく見ていきましょう。
好奇心が旺盛で刺激を求める
HSS型HSPは、繊細なのに、とにかく好奇心旺盛で刺激を求めるという最大の特徴があります。
たとえば以下のような行動を頻繁にしている方が多いのではないでしょうか。
- 新しいお店がオープンしたらすぐに足を運ぶ
- 行ったことがないところがあると行ってみる
- 食べたことがない食べ物を見つけたら食べてみる
新しいものが好きで気になったら飛びついたり、刺激を求めて外へ出かけていくが人混みで疲れて帰ってきてすぐに寝てしまったりなどということがよくあります。
やりたいことを次々と見つけるがすぐに飽きやすい
やりたいことが次々と出てくるのもHSS型HSPの特徴です。
習い事や資格、趣味や仕事など、何においてもやりたいことが見つかったらそこに興味を持ちます。
ただし、次々と興味が出てくるため、飽きやすいというところもあります。
完璧主義で自分を責めやすい
非常に繊細で、細かいところに気がつきやすいところがあるので、完璧主義だと思われることも少なくありません。
さまざまなところに気がつきやすいからこそ、「あれもやらないといけない」「これもやらないといけない」となってしまい、完璧主義に陥りやすくなります。
完璧主義自体は悪いことではありませんが、完璧を求めるあまり、できないことがあると自分を責めてしまいやすくなります。
HSS型HSPが抱える悩みや葛藤とは
HSS型HSPが抱える悩みや葛藤にはどのようなものがあるのでしょうか。主に以下のようなものがあります。
- ひとつの職場に長く勤められない
- アクティブに動き過ぎて疲れてしまう
- 生きがいや目的を見失うと苦痛を感じる
- やりたいことはあるのになかなか行動に移せない
ひとつの職場に長く勤められない
HSS型HSPは好奇心が旺盛なので、どんどん新しい仕事や職場を求めていく方が多く、ひとつの職場に長く勤められないことがあります。
ひとつの職場でずっと働くことに飽きてしまうことも多いため、長く勤められず、悩みの種となることも少なくありません。
以下の記事では、HSS型HSPに向いてる仕事についてくわしく解説しています。仕事で悩んでいる方はチェックしてみてくださいね。
▶関連記事【HSS型HSPに向いてる仕事は?適職の探し方と強みを活かして働くコツ】
アクティブに動き過ぎて疲れてしまう
新しいことにどんどん挑戦して行動を起こす反面、アクティブに動き過ぎて後からどっと疲れが来ることがあります。
周囲からはアクティブにどんどん動いていてエネルギッシュに見えるのに、実際の自分は疲れてしまうため、そのギャップに苦しむことがあります。
生きがいや目的を見失うと苦痛を感じる
やりたいことが多く、理想も高いHSS型HSP。生きがいや目的を見失うと、やる気がなくなってしまったり、活力を見いだせなくなったりしてしまいやすい傾向にあります。
自分の理想やなりたい姿を大切にする人が多いため、一度見失ってしまうと一気にやる気がなくなり、悩んだり苦痛を感じたりしやすくなります。
やりたいことはあるのになかなか行動に移せない
どんどんやりたいことが出てくることが多いですが、やりたいことはあるのになかなか行動に移せないという悩みを持つHSS型HSPの方は多いです。
HSPの方はもともと繊細で慎重で警戒心も強い傾向にあります。
しかし、HSS型HSPの方は、HSPが持つ慎重さや警戒心の強さを持ちつつ、そういった素質と相反する性質も合わせ持っています。
そのため、「やりたいけど、これってもしかして危ないかな?失敗したらどうしよう…」などといった気持ちが芽生えることも多く、相反する気持ちや性質の間で葛藤しやすいのです。
「いつも行動ができない……」と悩みがちな方は、以下の記事が参考になるかもしれません。
▶関連記事【頭ではわかってるけど行動できないのはなぜ?原因と対策を解説】
HSS型HSPが生きやすくなるために大切にしたいこと
HSS型HSPが生きやすくなるために大切なことは、主に以下の3つです。
- 自分の価値観を知る
- 自分の気持ちを書き出す
- ゆっくり休息する時間を大切にする
自分の価値観を知る
HSS型HSPの方は、自分の価値観はどういうものなのか、自分が何を大切に生きているのかなどを知っておくことで気持ちが楽になりやすいでしょう。
たとえば自分の大切にしていることの例は、以下のとおりです。
- 仕事が楽しくなければ人生が楽しくないのと同じ
- 仕事はつらくても平日の夜や週末で思い切りプライベートの時間をとれたらリフレッシュできるから問題なし
- 人がたくさんいるところで仕事をするのは苦痛だ
- お金がなくても愛があれば大丈夫
- 家で映画を見ながらお酒を飲む時間が自分にとってはいちばん大切な時間だ
また、自分が「HSS型HSPかも?」と思ったら、HSS型HSPの特徴を知っておくことで、「変わってると言われるけど、自分と同じような人もいるということだよね」と思えるのではないでしょうか。
自分の価値観を知るための方法は以下記事でも紹介していますので、価値観を知りたい方はチェックしてみてくださいね。
▶関連記事【自分の価値観の見つけ方とは?価値観がわかる質問と日常に活かすコツ】
自分の気持ちを書き出す
自分の気持ちを紙などに書き出すことで気持ちの整理がしやすくなります。
たとえば、手軽に取り組める方法として、今の気持ちを紙に書き出す「ジャーナリング」がおすすめです。
ジャーナリングのやり方は以下の記事で紹介していますので、参考にしてみてくださいね。
▶関連記事【ジャーナリング(書く瞑想)とは?効果や書き方、継続のポイント】
つらいことやしんどいことがあったとき、心のモヤモヤがとれないとき、うれしいことや楽しいことがあったときなどに紙に書きだすと、気持ちがすっきりとする感覚を味わうことができるでしょう。
定期的に日記を書いたり、紙になぐり書きしたり、自分自身の気持ちと向き合うことが大切です。
とはいえ、自分で「何を書き出せばいいのかわからないかも……」と感じる方は、書くことが決まっている手帳『pure life diary』をぜひご活用ください。自分の強みや価値観、感情と向き合うためのワークや質問集が豊富に掲載されています。
たとえば、『pure life diary』の「価値観を知るワーク」では、「趣味」「学び」「人間関係」など、8分野別に価値観を知るための質問集があります。
質問に1づつ答えるだけで、いつのまにか価値観の自覚ができ、自分を受け入れることにつながるはずです。
また、『pure life diary』を活用して自分自身の気持ちや強み、価値観と向き合うことをされている方の体験もぜひご覧ください。
▶関連記事【「強み」「感情」「成長」、自分を知る手帳です【pure life ストーリー13 ゆかさん】】
ゆっくり休息する時間を大切にする
あれこれやりたいことを追いかけがちで、気づいたら疲れが溜まっていることも多いHSS型HSP。
後から振り返ってみると、休む間もなく動き続けていた…なんてことも少なくありません。
積み重なった疲れが一気に爆発してからでは遅いので、定期的に休む時間を設けるなど、自分を労わる工夫が大切です。
なお、以下の記事では、自分をご機嫌な状態にするアイデア8つを紹介しているため、休息する際の参考になるかもしれません。
▶関連記事【自分の機嫌の取り方アイデア8選!自分の機嫌を取るメリットも解説】
HSS型HSPについて知り、自分を大切にしよう
HSS型HSPが変わってるといわれる理由は主に、内向的で繊細でありながら社交的な部分があるからです。
その相反する性質を同時に持ち合わせているのがHSS型HSPの特徴なのです。
周囲から見ると、「次から次とやりたいことが見つかって、どんどん次のことに手をつけていくわりに、疲れやすいんだな」と思うことがあるでしょう。
周囲や本人は特徴と悩みを理解し、受容することが大切です。
記事中にもご紹介しましたが、自分自身の気持ちや価値観、強みなどと向き合う際には、さまざまな質問が載っている手帳『pure life diary』をぜひお役立てくださいね。