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【HSP】面接が苦手で就活が辛い。緊張で話せない原因と乗り越えるコツ

【HSP】面接が苦手で就活が辛い。緊張で話せない原因と乗り越えるコツ

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就職活動で避けて通れないのが面接。1つの企業だけで何回も面接が行われたり、何社も受けたりと、心身にかかる負担も大きいですよね。

多くの就活生が面接に対して不安や緊張を感じていますが、特にHSPは面接が苦手だと感じるケースが多いようです。

HSPの方の気持ちが少しでもラクになり、安心して就職活動を続けられるように、この記事では

  • HSPが面接で話せなくなる原因
  • HSPが苦手な面接を乗り越えるコツ
  • HSPの心がラクになる就活面接の考え方

をお伝えします。

面接への不安や緊張を減らして、あなたの魅力を面接官に伝えられるようにしていきましょう。

また、就職活動のときに面接で辛い経験をして、転職活動に不安を抱く方にも参考になる内容となっています。ぜひ最後まで読んでみてくださいね。

なお「自己アピールが苦手」「自分の強みがわからない」という方は、弊社の手帳『pure life diary』や書籍『人生の純度が上がる手帳術』を活用するのもおすすめです。

価値観ワークや、強みがわかる「強みリスト100」などが掲載されているため、就活の自己分析に役立つでしょう。

▶関連記事【就活の軸って?作り方・自己分析の方法を紹介【就活生必見】】

 

HSPは面接が苦手?緊張で話せない原因

HSPが面接を苦手と感じやすい原因は、HSPが持つ次の気質が関係しています。

  • 場の空気感や相手の感情を敏感に感じ取る
  • 深く考えすぎる
  • 完璧主義
  • 人の評価を気にする

これらの気質が、面接とどのように関係するのかを説明しますね。

なお、HSPの基本的な気質や特徴を知りたい方は、以下の記事もチェックしてみてくださいね。

▶関連記事【HSP気質とは?特徴や心地よく過ごすための対処法【内向型コンサルタント監修】】

 

HSPは雰囲気にのまれやすい

面接会場は、ピリピリとした緊張感に包まれています。

場の空気やその場にいる人の感情を敏感に感じ取るHSPは、この面接会場の空気や他の就活生の不安感も感じ取ってしまいます。その結果、より緊張してしまうのです。

また、先に面接を終えた人が落ち込んだ表情をしていると「自分もそうなってしまうのではないか」と考えてしまい、不安も増してしまいます。

 

面接官の言動が気になり萎縮する

HSPは、相手の表情や言動から、その人の気持ちを感じ取ったり推測したりします。

面接官がずっと無表情だと「私の話が面白くないのかな」と気にしてしまいます。口調が強いと「何か失礼なことを言ってしまったのかも」と内心はパニック状態に。

このように面接官の言動からさまざまなことを考えてしまい、委縮してしまうことも。相手にとっての正解を出そうとしてしまうHSPは、委縮して正解がわからなくなると、何も言えなくなってしまうのです。

面接は、自分はどういう人間かを面接官に伝える場。しかしHSPにとっての面接は、自分をアピールすることより、自分の欠点をチェックされていると感じやすいもの。

それが、さらに緊張や萎縮を増し、面接で思ったように話せないという原因になります。

 

考えすぎて不安を感じやすい

先のことを考えすぎてしまうのも、HSPの特徴です。たとえば

  • 質問にうまく答えられるかな
  • 怖い面接官だったらどうしよう……
  • この自己PRの内容で大丈夫かな

と、次から次へと不安が出てきます。もちろん、事前に考えて対策を立てたり、イメージトレーニングをしたりするのは重要です。

しかし、面接官がどのような人か、どういった質問をされるかなどは、面接前に考えても答えがわかりません。ですがHSPは、この考えてもわからないことを延々と考えて不安になってしまうのです。

 

完璧主義でイレギュラーに戸惑う

完璧主義のHSPは、質問の回答も事前にしっかり考えて、できる限り覚えて面接に臨もうと努力します。徹底的に事前準備を行うのはHSPのよい特徴ですが、注意点があります。

それは、答えを用意していないイレギュラーな質問をされると、戸惑ってしまうこと。

HSPは深く考える特性があるので、じっくり考えてから答えるのが得意。しかし、想定外の質問に、即座にパッと答えるのは苦手なのです。

元々、突発的なアクシデントに弱いうえに「失礼のない言い方で、わかりやすく印象に残る話をしなければ」と、このような場面でも完璧主義が発動し、言葉が出てこなくなってしまいます。

 

人の評価を気にしすぎる

面接は「合格・不合格」を必ず出されるもの。不合格となってしまう要因は複数あり、企業の事情が要因であることも多々あります。

しかし、どうしても「不合格=自分は評価されなかったダメな人間だ」と考えてしまいますよね。

「相手にどう思われるか」を気にするHSPにとっては、面接で「自分をジャッジされている」ということが、不安と緊張を大きくする原因となります。

 

HSPが苦手な面接を乗り越えるコツ

面接にはHSPが苦手な要素が多くあり、辛いと感じている方も多いはず。しかし面接を乗り越えなければ、内定をもらうこともできません。

そこで、HSPが少しでも気をラクにして面接に臨めるよう、面接を乗り越えるコツを5つご紹介します。

 

緊張してしまう自分を責めない

面接会場では、ほかの就活生が落ち着いて見えますよね。

そのようななかで緊張している自分を「プレッシャーに弱くてダメだな」と感じてしまうかもしれません。しかし、緊張しているのは自分だけでしょうか?

面接会場のほかの就活生も、本当はみんな緊張しています。外からはそう見えなかったとしても、まったく緊張しない人はかなり少ないはずです。

緊張するのは悪いことではありません。適度に緊張していたほうが緊張感が増し、姿勢も整い、よい効果もあります。ですので、緊張してしまう自分を責めないでくださいね。

つい自分を責めて否定をしてしまう方は、以下の記事に対処法や自尊心を高める方法を紹介しています。HSPならではのおすすめの対処法や考え方を紹介していますので、自信をもって就活に挑みたい方は、ぜひご覧ください。

▶関連記事【【HSP】自己否定が強い原因は?やめたいときの対処法!自尊心を高める自分との向き合い方】

 

想定質問の答えを準備しておく

面接で質問されることは、ある程度決まった内容であることも多いもの。よく聞かれる質問への答えを、あらかじめ準備しておきましょう。

たとえば

  • 自己PRをしてください
  • 志望動機を教えてください
  • 学生時代にがんばったことは何ですか
  • 長所と短所を教えてください

などは、どの企業でも聞かれる可能性が高い質問です。このような質問に対する答えは、事前に準備しておくとよいでしょう。

 

具体的なエピソードを考えておく

さらに想定質問の答えと一緒に、その答えの根拠となる具体的なエピソードも考えておきましょう。

答えが抽象的だと、面接官が「どうしてそのように思うのですか?」と具体的な説明を求めてくることがあります。

本番の面接の場で、具体的なエピソードを思い出して話すのは難しいものです。思い出すだけで時間がかかってしまう可能性も大きいですよね。

ですので、ゼミやアルバイトでがんばったこと、仲間と一緒に困難を乗り越えた経験など、あなたの実体験を話せるように準備しておきましょう。

 

面接練習の場数を踏んで慣れる

質問への答えを準備したら、実際に面接の受け答えの練習も行いましょう。考えた文章をいざ話そうとしてみると、うまく言葉が出ないこともあります。

まずは家族や友人など、身近な人を相手に練習するのがおすすめです。気心の知れた間柄なので、練習もお願いしやすく、緊張しすぎずに取り組めるのではないでしょうか。

まずは「話すことに慣れる」という目的で練習してみるとよいでしょう。

話すことに慣れてきたら、学校で実施している模擬面接に参加してみたりするのもいいですね。初対面の人を相手にするので、より本番に近い状況で練習できます。

もし学校の先生や先輩、OB・OGなど、協力してくださる方がいらっしゃったら、ぜひ練習させてもらいましょう。数をこなして慣れることで不安が軽減します。

また、色々な人にフィードバックをもらうことで、自分では気づかないクセを指摘してもらえます。同時によい点も教えてもらえるので、自信にもつながりますよ。

 

企業の業界知識を学んでおく

面接では、あなた自身のことだけでなく、受ける企業の業界についての話題や質問が出る可能性もあります。

業界のことを何も知らないとパニックになってしまいますが、少しでも学んでいれば知っていることを話せますし、落ち着いて対応ができます。

企業に自分のことを知ってもらうことも大切ですが、相手である企業のことを知る努力も重要です。

 

HSPの面接対策における注意点

面接対策を進めるなかで、特にHSPが気をつけたい注意点を3つお伝えします。

この注意点は、HSPの完璧主義という特性が裏目に出てしまい、面接がうまくいかない要因になってしまう可能性があります。ぜひ参考にしてみてくださいね。

 

嘘は書かない

エントリーシートや履歴書には、嘘は書かないようにしましょう。

たとえば実績やエピソードを誇張して書いてしまうと、面接官に具体的に質問されたときに矛盾が生じて、嘘だと見破られてしまう可能性もあります。

面接中も「嘘がバレないだろうか」と気になってしまい、受け答えに集中できなくなってしまいます。

また「明るくて積極的な人が好まれるだろう」と、本来の自分とは違う長所を書いてしまうのも避けましょう。

嘘の自分を演じてしまうと、自分に合わない社風の企業や職種で内定をもらってしまい、後々苦しむことになるかもしれません。

今のありのままの自分を書きましょう。

 

丸暗記は避ける

一生懸命考えた回答は「一字一句漏れなく伝えたい」と思い、丸暗記してしまいがちです。

ですが丸暗記をしていると、途中で言葉が出てこなくなったり内容を忘れてしまったときにパニックになってしまいます。思い出そうとしても、頭が真っ白で何も言えなくなってしまうことも。

突然のトラブルやハプニングに対処するのが苦手なHSPは、より焦ってしまい、うまく対処できずに終わってしまいます。

また丸暗記した文章を話すと感情が入らず、機械的になります。それは面接官も感じ取ってしまうもの。

少し考えたり言い直したりしながらでも、あなたらしさがわかるように話すと面接官の印象にも残りますよ。

 

自分の言葉で伝える

今は本やネット上に、面接の模範解答例などがたくさん掲載されています。

これらを参考にするのはよいのですが、言い回しをそのまま真似するのではなく自分の言葉で伝えられると、よりあなたらしさが伝わります。

そのために

  • 自分の強みって何だろう?
  • よく人から「気が利くね」と褒めてもらえるけど、それはなぜだろう?
  • アルバイトが楽しいと感じるのはどうしてだろう?

というように、自分で自分のことを深掘りしてしてみましょう。

就活の本やサイトにある自己分析ワークを実践するのもいいですし、自分を知るワークができる手帳を活用する方法もあります。

feppiness株式会社の『pure life diary』は、自分を知って理解を深める手帳です。価値観を知るワークや強みを知るワークがついているので、これらのワークで自分を知り、自分の言葉で伝えられるようになります。

また『pure life diary』には、毎日「今日のきもち」を書く欄があります。その日感じたことを日々書いているうちに、自分にとって大切なことが明確になっていきます。

なお自分の価値観を知る方法は、以下の記事でもくわしく解説していますので、ぜひご覧ください。

▶関連記事【自分の価値観の見つけ方とは?価値観がわかる質問と日常に活かすコツ】

自分のことは、自己分析を1回やっただけで完璧にわかるものではありません。

就職活動のスケジュール管理と一緒に、手帳にその日感じたことを書き入れて、自分観察を続けてみましょう。

就活にも役立つ自己分析の方法は、以下の記事に紹介していますので、ぜひチェックしてみてくださいね。

▶関連記事【自分を知るには?メリットや自己分析の方法・質問集を紹介】

また実際に、『pure life diary』を使って自分と向き合った結果、自信をもって就活に挑めて内定をもらった就活生もいらっしゃいます。

以下の記事で、実際に手帳を使って内定をゲットするまでのストーリーをインタビューしていますので、就活生はぜひ参考にしてみてくださいね。

▶関連記事【就活は手帳で自己理解を深めて内定をもらった【pure life ストーリー7 宮口裕太郎さん】】

 

HSPの心がラクになる就活面接の考え方

面接は緊張するものですが、少しでもリラックスして臨みたいですよね。

そこで、HSPの心がラクになる就活面接の考え方を5つご紹介します。

 

面接官も同じ人間だと考える

実は面接官も、初めて会う人達ばかりで緊張しているかもしれません。面接官も、あなたと同じ人間ですので、言い間違いをしたりすることもあります。

もし「緊張していますか?」と聞かれたら、素直に「緊張しています」と答えてもいいのです。

笑顔がなくて怖いな、と思ったら「私の話を真剣に聞いてくださる人だな」と考えてみましょう。

 

面接官の目的を想像してみる

面接官がどのような人を採用したいかを考えてみると、質問にも答えやすくなります。

面接官の目的は、会社の社風や職種に適した人材を見つけて採用すること。

たくさん資格を持っている人や語学が堪能な人、リーダーシップが取れる人ばかりが優秀なわけではないのです。

たとえば

  • コツコツと地道な作業ができる人
  • 好奇心旺盛で新しいアイデアを出せる人
  • チームのフォローやサポートが得意な人
  • 新しい知識を学ぶことが好きな人

というように、企業によって求める人材はまったく違います。

面接を受ける企業の職種や業界などから、求められている人材はどのような人かを想像してみましょう。

それがわかれば、どんな質問がきてもどう答えればいいかが見えてきますよ。

また、説得力のある答えやアピールで面接を成功させるには、自分の得意なこと(才能や強み)を自覚しておくことも重要です。

企業が求める人物像と自分の強みが重なる部分があれば、自然に自信をもってアピールできるはずです。

以下の記事では、自分の才能や強みを知るヒントを紹介していますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

▶関連記事【自分の才能の見つけ方は?分析方法と見つける4つの質問】

▶関連記事【自分の強みとは?見つけ方・カテゴリー別の強み一覧を紹介】

 

自分もジャッジする意識を持つ

面接は企業側が就活生を見るだけでなく、就活生が企業を見る場でもあります。

あなたも「この会社は自分に合いそうかな」と判断する、という意識を持ちましょう。

面接を受けてみて「この会社で働くのは難しそう」と感じることもあるかもしれません。

合わない環境に飛び込んでしまうと、働き続けるのが難しくなる可能性があります。

ですので「自分もジャッジしている」という意識で面接をうけましょう。

 

話す内容より印象が9割

面接では「いいことを言わなければ」「説得力のあるエピソードを話さなければ」と、話す内容を重点的に考えてしまいますよね。

しかし実は、あなたが話した内容よりも、笑顔や声のトーン、清潔感などの方が、面接官の記憶に残りやすいといわれています。

これは1971年に、アルバート・メラビアンという心理学者が提唱した、メラビアンの法則に基づいています。

メラビアンの法則とは、人とのコミュニケーションにおいて相手に影響を与える割合が、言語情報が7%、聴覚情報が38%、視覚情報が55%であるという心理学上の法則の一つです。

面接の状況をメラビアンの法則に当てはめて考えてみると、言語情報は話の内容、聴覚情報は声のトーンや話し方、視覚情報は笑顔や外見の清潔感などです。つまり、話の内容が面接官に与える影響は7%程度しかない、ということ。

話す内容ももちろん大切ですが「笑顔でハキハキと話せるか」が重要なポイントで、これであなたの印象が決まってしまうわけです。

面接当日は、

  • 会場に着いたときから笑顔でいる
  • どのような質問がきても、相手に言葉が届くようにハキハキと話す

ということを意識してみましょう。

 

緊張や失敗はあって当然と考える

人間であれば誰しも、緊張したり失敗したりするものです。絶対に失敗しない人などいません。面接で話しているときに「途中で言葉に詰まる」などは、ほぼ全員が経験することではないでしょうか。

面接で大切なのは、今の自分を素直に伝えることです。言葉に詰まっても一生懸命伝えようとする姿から、あなたの良さを面接官は感じ取っています。すばらしい文章でなくても、あなたの人柄やがんばったことが伝われば大丈夫。

思わぬ失敗やハプニングから、面接官とのコミュニケーションが生まれることだってあるかもしれません。緊張や失敗は悪いものではない、緊張や失敗はあって当然と考えましょう。

なお、面接での失敗やうまくいかなかった出来事をふりかえり、ぐるぐると考え込んでしまう「ひとり反省会」をしがちな方は、以下の記事で対処法を紹介しています。

つい失敗を引きずり、落ち込むことが多い方は、次の就活に向けて気持ちの切り替え方を知るヒントになるでしょう。

▶関連記事【【HSP】ひとり反省会をやめたいときの対処法・心が軽くなる考え方のポイント】

 

HSPの強みに自信を持って就活しよう

緊張しすぎたり不安になって考えすぎたりして、就職活動がつらいと感じることもあるかもしれません。

しかし、起こるかもしれないリスクを考えて事前に対策を取ることも、不安だから何度も練習することも、HSPだからこその強みです。

仕事や組織のなかでは、リスクを考えて動ける人や事前にしっかり準備できる人は、大切な存在です。リーダーシップを取って、どんどん先を行く人ばかりがよいわけではありません。HSPの気質が強みとして活かされる場面や役割が必ずあります。

自分の強みや価値観を知りたいなと思ったときは、書籍『人生の純度が上がる手帳術』もおすすめです。記事内でご紹介した手帳『pure life diary』と同じように、価値観ワークや強みを知るワークが掲載されています。

自分の強みや価値観を知ることで、本当に自分がやりたい仕事や自分に合った会社を選ぶヒントにもなります。

HSPであることをネガティブに捉えすぎず、HSPの気質を強みと考えてみてくださいね。自信を持って就職活動していきましょう。

この記事の執筆者:一万田みゆき

起業家のマーケティングアシスタント、コミュニティマネージャー、webライター。モットーは「強みを活かして自分らしく働く」働き方に悩む人がいきいきと仕事ができるように、強みを見つけて活かす方法についての発信をしたり相談を受けたりしている。

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