HSPの現実的な適職とは?繊細さんに向いてる相性の良い仕事の見つけ方
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「オフィスにいるだけで疲れる」「ほかの人と同じように仕事をこなせない」
このように感じて、働くことが「つらい」と思うことはありませんか?
HSPは特にストレスや疲れを感じやすく、仕事が続かず、転職を繰り返してしまうことも少なくありません。
「今度こそ長く働きたい」と思って転職しても、職場の人間関係に悩んだり、仕事内容が苦痛だったりして、結局辞めてしまうこともあります。
このような経験が重なると「私は、まともに仕事ができないダメな人間だ……」と自分を責めてしまい、ますます仕事に対してネガティブになってしまいます。
しかし、HSPは適切な環境と仕事内容を選べば、HSPの良さを活かした仕事ができます。
この記事では、HSPに向いている仕事を見つけるために
- HSPが働きやすい仕事の特徴
- HSPがストレスを感じやすい仕事の特徴
- HSPに向いている、相性の良い仕事の見つけ方のポイント3つ
をお伝えします。
自分が仕事の何にストレスを感じるのか、どのような条件なら働きやすいのかを知れば、楽しく働くことも可能です。
記事の後半では、HSPに向いている現実的な適職5つもご紹介しています。ぜひ最後までご覧ください。
現在feppiness株式会社では、サポート気質なHSPや内向型の方にはぴったりな、サポーター向けのビジネスコミュニティ「Swing」を運営しています。「自分らしい働き方を実現する方法を知りたい」という方は、このようなコミュニティを活用するのもよいでしょう。
また、feppiness株式会社が開発した手帳『pure life diary』や、書籍『人生の純度が上がる手帳術』には、自分の価値観を知るワークが豊富に掲載されています。
自分が抱えているストレスや感情、そして自分の強みなどを知るために、こうした手帳や本を活用してみるのもおすすめです。
目次
HSPの現実的な適職は?繊細さんが働きやすい仕事の特徴
音や気温、におい。同じ場にいる人の感情など、さまざまな刺激を感じ取るHSPにとって、働く環境や仕事内容はとても重要です。
まずは、HSPが働きやすいと感じる仕事や職場環境の特徴を見ていきましょう。
なお、HSPの特徴や傾向、過ごし方のアドバイスは以下の記事でくわしく解説していますので、HSPの基本的な特徴をあらためて知りたい方は、ぜひ確認してみてくださいね。
▶︎関連記事【HSP気質とは?特徴や心地よく過ごすための対処法【内向型コンサルタント監修】】
プレッシャーが少ない
売り上げノルマなどのプレッシャーは、ストレスの原因となります。ノルマのことが頭から離れず、休日もゆっくり休めずに、心身ともにつらくなってしまいます。
他人から常に見られているような状況も、プレッシャーです。たとえば飲食店で食事などを運ぶ仕事も、自分の立ち居振る舞いを常にお客様に見られているような気がして、窮屈さを感じてしまいます。
ですので、このようなプレッシャーが少ない環境や仕事内容を選ぶようにしましょう。
自分のペースで働ける
HSPには、在宅ワークも向いています。その場の空気やほかの人の感情まで感じ取ってしまうHSP。そのため、会社にいると
- ほかの人に話しかけられて、集中して作業ができない
- 上司の怒る声で気分が落ち込む
- 休憩したいけど、まわりが作業していると休憩を取りづらい
という悩みを抱えてしまいます。仕事中にほかの人との関わりが少ない在宅ワークなら、自分のペースで働けるので、ストレスなく続けられるでしょう。
またHSPは疲れやすいので、自分のペースで休憩を取れたり、気兼ねなく休みが取れるということも、働いていくうえで重要なポイントです。
人間関係が良好で質問しやすい環境
確認したいことや相談したいことがあっても「今話しかけても大丈夫かな?」「こんなことを聞いても良いかな?」と気にしてしまうHSP。
人間関係が良好で、質問しても快く答えてくれる職場かどうかが大切です。
たとえば、いつもピリピリした雰囲気だったり、声をかけたときに「今忙しいんだけど!」と言われてしまったりすると、HSPは委縮してしまいます。
このような環境では、窮屈で息が詰まる感覚になり、仕事に行くのがつらくなってしまいます。
逆に、上司や同僚と話がしやすい環境であれば、働きやすいと感じるでしょう。
職場から帰宅後、職場の人とのやり取りをふりかえり、つい後悔したり悩んだりする「ひとり反省会」が多い方は、以下の記事も参考になるかもしれません。
▶関連記事【【HSP】ひとり反省会をやめたいときの対処法・心が軽くなる考え方のポイント】
HSPがストレスを感じやすい仕事の特徴
HSPの特性が活かされず、ストレスになってしまう仕事の特徴を見ていきましょう。
今、仕事がつらいなと感じている方は、これらの特徴に当てはまっていないかを確認してみてくださいね。
なお、「自分はHSPだと思うけど、あてはまらないかも」「繊細気質だけれど、アクティブに活動しがち」と感じる方は、もしかすると「HSS型HSP」なのかもしれません。
以下で「HSS型HSP」の特徴を詳しく解説していますので、気になる方はチェックしてみてくださいね。
▶関連記事【HSS型HSPに向いてる仕事は?適職の探し方と強みを活かして働くコツ】
ノルマやスピード重視の仕事
売り上げノルマがある仕事は、HSPはストレスを感じてしまいます。
ノルマを達成するために無理して働いたり、プレッシャーをかけられたりして、心身ともに疲れ切ってしまいます。また、同僚や他社と競い合う環境も負担が大きく、精神的に参ってしまう要因に。
HSPは仕事にじっくり取り組み、細かい部分まで気を配り丁寧に進めます。スピードは速くありませんが、ミスも少なく正確な仕事が得意です。
そのため、得意ではないスピードが重要な仕事は、やりづらさを感じてしまいます。
向いていない仕事やうまくいかないことが続くと、前向きになれずに自分を責めたり、自信を無くしてしまったりしがち。そんな方は、以下の記事に対処法を紹介しています。
▶関連記事【【HSP】自己否定が強い原因は?やめたいときの対処法!自尊心を高める自分との向き合い方】
人との関わりが多い仕事
相手の感情を感じ取ったり、気持ちを考えてしまうHSPは、人との関わりが多い仕事も苦手です。
関わる人が多くなると、その分感じ取ったり考えたりする量が増え、負担が大きくなるからです。
特に接客業のように不特定多数の人と関わる仕事は、苦痛を感じやすいので注意が必要です。
お客様が発した何気ない言葉に傷ついたり、深く考えてしまったりして、気分が晴れない日が多くなってしまいます。
そんなふうに、日々考えすぎて疲れてしまうときの対処法は、以下の記事で紹介しています。悩む方はこちらもチェックしてみてくださいね。
▶関連記事【【HSP】考えすぎて疲れたときの対処法・心を整える書く習慣を紹介】
上下関係が厳しい職場環境
体育会系で上下関係が厳しい職場も、HSPには不向きです。口調が強い人や、上下関係のルールが厳しいと、委縮して気疲れしてしまいます。
- 上司に飲みに誘われたら断れない
- 休日にも職場のイベントがあり、参加を強制される
このような職場は、仕事以外でも気が休まることがなく、HSPは心身ともに疲れ切ってしまいます。
上司が部下を強く叱責しているのを聞いているだけで、自分も怒られているような気持ちになってしまうので、このような職場は避けたほうが良いでしょう。
人間関係や職場環境が合わず、仕事が続かないと悩む方は、以下の記事もヒントになるかもしれません。
▶関連記事【【HSP】仕事が続かない原因は?続けやすい仕事探し3つのポイントと無理なく働くコツ】
HSPの現実的な適職5選!繊細さんに向いてる相性の良い仕事
ここでは、HSPの特性を活かせる適職を5つご紹介します。
既に就活中の方や、自分のやりたい仕事・勤務したい会社が決まっている方は、以下に採用面接の乗り越え方やヒントを紹介しています。ぜひ参考にしてみてくださいね。
▶関連記事【【HSP】面接が苦手で就活が辛い。緊張で話せない原因と乗り越えるコツ】
感性を活かせるクリエイティブな仕事
HSPは感受性や創造力が豊かで、美しさなどを感じ取る能力も高いという特徴があります。
自分が感じたことやアイデアを表現するクリエイティブな仕事は、相性の良い仕事です。
たとえば
- webデザイナー
- 動画クリエイター
- コピーライター
- webライター
- イラストレーター
- ハンドメイド作家
のように、映像・画像や文章で表現する仕事は、HSPの感性を活かせる仕事です。
人と違った感性で、独創性の高い作品を生み出す可能性があります。
動物や植物に関わる仕事
共感力が高く、ちょっとした変化にも敏感に気づけるHSPは、動物や植物に関わる仕事にも向いています。
言葉を発しない動物や植物でも、HSPはそばに寄り添って気持ちを感じ取ったり、いつもと違う様子を察知して、すぐに対処できるからです。
動物や植物に関わる仕事には、
- トリマー
- ペットシッター
- フラワーコーディネーター
- 造園士
のようなものがあります。
また、自然や動物と触れ合うと癒されるので、心穏やかに仕事に取り組めるのも良い点です。
在宅ワークできるweb系職種
自宅でひとり、黙々と取り組めるweb系職種もおすすめ。一つのことをじっくりコツコツと進められるHSPには、自分のペースで取り組む在宅ワークはピッタリです。
自宅でひとりで作業することも苦ではなく、むしろ自分のペースでのびのびと仕事ができます。
web系職種の例としては
- ネットショップ運営
- データ入力
- webディレクター
- エンジニア
- プログラミング
などがあります。
HSPが苦手な「人と関わること(対面)」も避けられるので、働きやすい仕事と言えるでしょう。
心身の悩みを癒す仕事
共感力が高く相手の気持ちに敏感で、細やかな心配りができるHSPは、人に寄り添う仕事との相性も良いです。
悩みを抱えた人の話をじっくり聞いて共感できる。相手の気持ちを考えたうえで、その人に合った声かけができるというHSPの特性を活かせる仕事です。
- カウンセラー
- セラピスト
- 相談業務
- 整体師
心の悩みだけでなく、体の不調などの相談にも丁寧に対応できるので、整体師のような体のケアをする仕事もおすすめです。
不特定多数の人を相手にするのではなく、ひとりの人とじっくり向き合う仕事なので、HSPの良さが活かされます。
なお、こうしたHSPの資質を受け入れて自己理解を進めた結果、OLから「ヨガ講師&ライフコーチ」という自分らしい働き方を実現した方の体験談を以下で紹介しています。
▶関連記事【HSPのわたしが自己理解を深めてフリーランスの道を選んだ理由【pure life ストーリー4 Yukikoさん】】
また以下の記事では、仕事などさまざまな悩みから体調を崩し、「人生がつらい」と悩んでいた内向気質の方が、自分の本心や「ときめき」と向き合い、自分らしく働ける道にふみ出した方の体験談を紹介しています。
▶関連記事【人生がつらいとき、こんまりさんの片づけと手帳『pure life diary』に救われた【pure life ストーリー11 yuukaさん】】
特にHSP・内向型の気質の方には、自分らしい働き方の見つける際のヒントになるかもしれません。
正確さ丁寧さが求められる経理や研究職
HSPは書類の中の小さな間違いなどにも敏感に気づきます。また、1つ1つの作業を丁寧に行うため、正確さや丁寧さが求められる仕事にピッタリです。
- 経理
- 検品作業
- 資料作成
- データ入力
一例ですが、このような仕事でHSPの良さが発揮されます。
人との関わりも少なく、自分のペースで作業を進められるのも、HSPと相性が良いポイントです。
以上、HSPに向いている仕事の種類をお伝えしました。
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自己理解を重視したコンテンツやイベントを提供していますので、自分の強みを活かした働きたい方や、そのような仲間を作りたい方は、コミュニティを活用するのもよいでしょう。
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HSPの現実的な適職の見つけ方3つのポイント
HSPとひとことで言っても、好きなものや興味があるもの、得意なことは人それぞれ違います。
自分に合う、現実的な適職の見つけ方のポイントを3つお伝えします。
ストレスを感じやすい職場環境を把握する
HSPでも、何の刺激がストレスになるかは人それぞれ。音が気になる人、人と関わるのが苦痛な人、職場の雰囲気がつらい人と違いがあります。
ですので、自分が仕事や職場環境の何にストレスを感じるのかを把握することが重要です。
- 上司がすぐに感情的に怒って、職場の空気が重くなるのが苦痛
- 1つのタスクを確実に進めたいのに、マルチタスクを求められてつらい
- 作業に集中したいのに、同僚が頻繁に話しかけてくるのがストレス
このように、自分が何に対して嫌だなと感じているかを洗い出してみます。ストレスの原因が把握できたら、その原因がない職場・仕事を探すようにしましょう。
HSPの長所や強みを明確化する
HSPの気質はネガティブに捉えられがちですが、仕事に活かせる長所や強みもあります。そして、その長所や強みも人によって違います。
人に寄り添うことが得意な人もいれば、正確にミスなく資料を作ることが得意な人もいます。
自分の長所や強みが明確にわかっていれば、それを活かした仕事を選べます。
相手の気持ちに寄り添い、話を聞くことが強みの人が、ひとりで黙々とデータ入力をする仕事を選んでも、結局はつらさを感じてしまう可能性もあるわけです。
「HSPだから」とひとくくりにせず「私の長所は何だろう」と考えることが大切です。
なお、気分の長所や強み、才能の具体的な見つけ方や分析方法や、以下の記事が参考になるでしょう。新しい働き方や解決策が見えてくるはずです。
▶関連記事【自分の才能の見つけ方は?分析方法と見つける4つの質問】
▶関連記事【自分の強みとは?見つけ方・カテゴリー別の強み一覧を紹介】
正社員以外の働き方も視野に入れてみる
「働くなら正社員でなければならない」という思い込みを持っていませんか?真面目でがんばりやさんのHSPは「正社員で働くべきだ」と考えているかもしれません。
ですが、長時間会社に拘束される正社員は、HSPにとっては過酷な労働環境です。HSPは人より疲れやすいので、休憩や休暇を取りやすい職場や仕事が向いています。
「正社員でなければ」という思い込みを捨てて、たとえば「フリーランスでweb系職種の仕事」など、正社員以外の働き方も考えてみると、適職の幅が広がりますよ。
なお、「自分にとって最適な働き方はどのような形なのか?」「どのような仕事が自分はしあわせなのか?」を知るには、自分と向き合い価値観を知ることが重要です。
feppiness株式会社が提供する自分と向き合う手帳『pure life diary』や書籍『人生の純度が上がる手帳術』にも、自分を知るためのワークや望む生き方を知る方法、手放したいことを手放すためのヒントを認知科学の視点から紹介しています。
このような手帳や書籍をヒントにして、自分の働き方や仕事と向き合うのもよいでしょう。
以下の記事でも、自分との向き合い方や価値観を知る方法やヒントを紹介しています。
▶関連記事【自分の価値観の見つけ方とは?価値観がわかる質問と日常に活かすコツ】
▶関連記事【自分を知るには?メリットや自己分析の方法・質問集を紹介】
HSPに向いてる現実的な適職で無理のない働き方をしよう
どこか人と違うなと感じながら生きているHSP。ほかの人のようにうまく仕事を進められず落ち込んだり、職場に溶け込めずに窮屈な思いをしているかもしれませんね。
しかし、人とは違う感性や、ほかの人は気づかない部分に気づく特性は、上手に活かすことでHSPだからこそできる仕事につながります。
ストレスとなる要因を避けて、HSPの特性を活かしながら無理のない働き方をしていきましょう。
そのために「自分は何が嫌なのか」「何が楽しいのか」と自分自身に向き合うことが大切です。
手帳『pure life diary』や、書籍『人生の純度が上がる手帳術』のワークに取り組んでみるのもおすすめです。
自分の価値観を知るワークや強みを知るワークで、まずは自分の価値観や強みを明確にし、適職を見つけていきましょう。
またfeppinessでは、事業主向けのオンラインコミュニティ「for you」や、起業家を支えるサポーター向けのビジネスコミュニティ「Swing」も運営しています。
どちらも「自己理解」をベースにしているため、無理せず自分に向いている仕事や事業の広げ方を学べますよ。
「フリーランスで働きたい」「自分らしい働き方を実現する方法を学びたい」という方は、このようなコミュニティもおすすめです。自分だけでは挫折してしまうことが、同じような仲間と出会うことで実現できるはずです。
「HSPだから仕事がつらくても仕方がない」ではなく「HSPだからこそ、私らしく楽しく仕事ができる」にしていけたらいいですね。
サポート気質の人向けの働き方が知りたい人や働き方に悩むフリーランスの人は、以下動画に自分の強みを見つけて疲弊しないで働くヒントを解説しています。